どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ダナス・そんだなす

2013-10-09 03:21:43 | お天気
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台風三連星ジェットストリームアタックなのだが、最後のダナスが本気の攻撃を仕掛けている。


台風と言うのは因果なものだ。どこにでもある低気圧の下が、あったかい海だった時に、吸い上げた蒸気が上空で冷却され雲になり、その時に発散された潜熱が上昇気流を更に強くして、台風になる。
ただどこか末っ子のように身の置き所が無く、風に任せて動くしかない。ダナスもちょっとした高気圧の隙間に入って来た。


しかし日本に近づいただけで、どんどん縮小して勢力が弱まってゆく。季節も季節。北からの風がダナスの熱を奪ってゆくのだ。9日の18時には熱帯低気圧に変わり、真夜中に岩手を通過する。
今でもダナスの姿ははっきりしない、乱れた姿になってしまった。


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ただずっと天気が悪い。十月に入ってからはっきりと晴れた日は一日だけだろうか。ここ4日は常に曇っている。少し気分が悪い。これもまた台風の影響だ。おまけに前線と気圧の谷もある。

今日は湿度も高い。最大95%最低90%と、汗が引かない。この時期としてはかなり暖かい最低気温19度だ。


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今日工事現場で発見した謎の掲示板。ソーラパネルで電力供給、そして温度や湿度、そして「ご迷惑をおかけしています」と言うメッセージ。何をしたいのだか解らないが、もしかするとこれは面白いシステムだ。メッセージを変える事も出来るはずだからだ(2013年においてそれすらも出来ないシステムはありえない)。もしかすると、「今枠組み完了」「休憩ナウ」とかも出来る。工事現場と周辺をつなぐ事は可能だと思う。

さてここで見てもらいたいのは、実はこのイラスト。ポイントはヘルメットだ。海外ではこの形が多かったと思う。40年前以上からこうなっていた。多分頭の前頭葉保護と、安い材料で最大の効果を出すためのデザインだと思う。炭坑夫から始まったデザインなのかもしれない。ライトを固定しやすいメリットもある。

実は、このデザインあんまり普及していないんです。変な所で林業系はこのヘルメットです。建設現場では未だかつて丸ヘルでしょうか。あの全共闘時代の。多分良い現場では、このメットでしょう。


イラストに出ているのに、現場の人がかぶっていないのはおかしいですね。理由は簡単で、現場の人はメットが嫌いだから、と言うのがあります。もう首に掛けるヒモをダランとさせているのなんかいくらでも見れます。斜めがけもありますね。

そういった気概は好きですが、なにかがズレまくっています。


ダナスなのですが、前は07年の9月6日に生まれました。最低気圧は990hPaで、日本には上陸出来ませんでした。
経験する事、ダナスの意味ですが、今回は何を経験出来るのか楽しみです。




ホイッパー・道具ってすごい

2013-10-09 01:30:08 | インポート
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もうそろそろ涼しくなったのでメレンゲクッキーを作ってみた。しかしだ、今まで使っていたホイッパーが壊れてしまった。どうも金属疲労があったようでワイヤーが一本破断してしまった。


そこで似たようなものをホームセンターで買ったのだが、なにかイマイチ違う。メレンゲを作る最終段階になると、どうもホイッパーの腰が弱く感じる。そして中指の皮が剥けた。そう言えば以前使っていたのは、業務用を安く買ったものだった。何かがちょっと違うのだった。

そこで製菓問屋に行って、製菓用のホイッパーを買った。なんとお値段1200円。ホームセンターのは300円、4倍の価格差がある。どこに価格差があるかと言えば、ワイヤーの太さ。ほんのちょっと太い。あと付け根の所がプラスチックで柔そうに見えるが、柄の内部に水が入らない。ここが大きく違う。丸そうな柄も、わずかに面取りがしてある。ただ私にとっても少し柄が太い。筆を持つようににぎるのではなく、はっきりとにぎる事が前提なのだろうか。


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結果と言えば、最終段階までガシガシと力を入れれるので、あっという間に出来上がる。ただ今度は腰がとっても固い。もう少し使うとしなやかさが出てくるのだろうか。

当ブログでは100円ショップのホイッパーから、安物の電動ホイッパーまで使って来たが、結局手に戻って来た。だが手でも道具でここまで違うとは思いもよらなかった。しかもサイズが14種類もある。果たしてこのサイズで良いのかどうかも怪しくなって来た。

とはいえ300円も悪い訳ではない。多分生クリームだと問題がないだろう。しかしカスタードクリームや、バタークリームになるとちょっと違うかもしれない。メレンゲでもワイヤーが細い分、初期の撹拌は早い。多目的だとも言える。


ただこのほんのチョイチョイで、ここまで変わると言うのに驚いた。


こうなれば裏ごし器も、馬毛の網を使った裏ごしなんて最高なんだろうな。現在絶賛絶滅危惧種の道具だ。国内では小さな工房が作っている。なお馬毛の網を作れるのは国内でたった二人だけになってしまった。料理や製菓用の最高の道具でもあり、日本画の道具でもあるのだが、使い方が解らない人が増えているとも聞いている。


こういった道具は、本当に奥深い。