風邪はかなり良くなった。とはいえ平熱よりやや高い水準が続いている。
なぜかプラズマイオンクラスター付きの加湿器が家にある。思い出して部屋を加湿したら、風邪が少しおさまってきた。確かに気象台での湿度30%とかが続いていたのだ。風邪をひきやすい条件が全て揃っていたわけだ。
ところがだ、このところ最高気温27度とかが続いている。正直なところこれだけでもかなり具合が悪くなる。とにかく頭が動かない。人ごみに入るとさらにボーっとしてくる。
風邪がぶり返してきたのかと思うほどだ。
季節の花もよくわからない状況になっている。ウチのイチゴは、まあ例年並みだが最低気温が高めなせいか花の発色が悪い。
シャガが咲いた。例年より2週間は早い。
「春の祭典」を聞きすぎたためだろうか。
村上春樹の「1Q84』を読み終わった。天吾が柔道出身で内気で繊細という描写が良かった。なんで体が大きいだけで乱暴者で大雑把というイメージがあるのだろうか。大体の男は大雑把で適当だ。確かに対人関係では小柄なひとの方が細やかに見えるが、天才的な人たちというのを思い浮かべれば体格とはあまり関係がない。まあそれだけでこの小説は素晴らしい。
なお巨漢たちに多いパターンには、体がでかいからなんでもできるだろうとやりたくないことばかり押し付けられて、もう嫌になっている奴らが多い。消極的なひとが多くなっていると、私は感じている。
読み始めてからすぐに大体の筋は読めた。そして結末までわかってしまったが、最期まで面白かった。
かなり苦しい筋だから、政治色がとか言われたのだろう。
春なのだろう。
ただ頭だけが重い。突発的に体温が上がってゆく感覚がある。
ハンカチの木が満開になっている。季節がすっかりおかしくなっていた。
ツツジも咲き始めた。早咲きも遅咲きも一気にきた。サツキもじきに咲くだろう。
昨年乗れなかった列車が通過した。
こいのぼりで、まだゴールデンウイークが開けていないことがわかった。