今日は風が強かった。最大風速20.2M/sだった。これでは仕事にならないと切り替えたりしていた。
目の前で木が倒れた。10メーターは先だったので無事だったが、なんとも恐ろしい風だった。
仕事は大体にして泳ぎにゆく。風が少し弱くなってから向かったのだが、プールは西側にあるので恐ろしい向かい風だった。そして帰るときには風向きが変わって横殴りの強風になった。えらいことになった。
フランスの大統領選が終わってマクロン氏が大統領になった。中道派ということでEUの分裂は避けられそうだ。だが中道ではあるがかなり内向きなところがある。EUの老練な政治家たちに対して貫けられるかは不安なところがある。
不安というつむじ風の中での選挙なのだが、韓国は変に偏りそうで怖い。
久しぶりにフデリンドウを見た。タネを拾って培養したい。だが共生菌が必要とか、色々言われていて今のところ難しいようだ。
河野太郎氏がBloombergのインタビューで、日銀の金融緩和批判をしている。
で、ニューズウイークで野口旭氏が反論している。その中で反論の前提を引用する。
「日銀は通常の状況では、保有資産の利子などから収益(剰余金)を得ており、それを法定準備金、配当金、国庫納付金などに充当している。しかし、異次元緩和の出口局面では、国債等の保有資産のキャピタル・ロスや、負債である日銀当座預金に対する付利(利子支払い)の増加などから、この剰余金の減少が予想される。日銀債務超過論は、この状況を問題視し、「異次元緩和の出口局面において、日銀の剰余金はマイナスとなり、そのバランスシートは債務超過に陥り、円の信認が毀損される」といった主張を展開する。」
これはね、国家を理解していない人が言う発言だ。そしてそもそも日銀当座預金に付利があってはいけないと言う、その前提を忘れている。当然日銀当座預金のマイナス金利はあってはいけないことなのだ。それを前提に言えば、そもそも日銀は破綻を望まないと言うことだ。政治的な名目を持って今回のスキームがある。政治が圧力をかければスキームが破綻してしまうかもしれない。そういった話なのだ。
野口旭氏の意見が正しいのだが、なぜ河野太郎氏がそういった話をしてしまうのかは理解しがたい。自由経済化での金利政策というのは複雑なスキームを伴う。その破綻を危惧するのはわかるが、出口政策を話せというのは、政治家とは言えないだろう。
小さい話だが、知り合いが「ドトールとかスタバでコーヒは飲まない」そういった。なんでもこういったコーヒーショップはモンサントとつながっており、問題があるというのだ。だがその問題点が全くわからない。遺伝子組換えはコーヒーに関しては知らない。あったとしても現在の産地で大量生産されていない。農薬問題かと言えばそうでもない。
そもそもコーヒ農園はできれば農薬などのコストをかけたくない。そもそも山奥なのだ。経費はかけたくない。これが基本だ。病気で農園全滅を防ぐための農薬は使う可能性はある。それなら耐病性がある品種を使いたい。そしてできるだけ多収がいい。
たぶん自然交配でできたアラビカとロブスタのハイブリット種からの品湯改良を、遺伝子組み換えなんじゃないのかと字面で判断した人が拡散して、モンサントのグリホサートと混同したのだと思う。ひどい誤解だと思う。
経済ネタでも変なことを言う人がいる時代だから、コーヒーは最悪だね。