どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日もまた世界はカオスだな

2017-05-16 21:59:42 | 日記

 

家庭菜園の種まきをした。小松菜とほうれん草と遅いのだが落花生を蒔いてみた。落花生はポットで育成予定だったのだが気温が低いようで全然発芽しないのをぶちまけたら、根っこが出ていたのでそのまま植えた。

植えた後には不織布をかけてクリップで止めた。実はこの不織布を使いたくて、あぜ止め用の板を買ったのだ。高さと丈夫さがが欲しかったのだ。これで初期生育は万全だ。

ということで今話題のランサムウエアというコンピューターウイルスの話。CNNでも13日にイギリスの病院がハッキングにあったという記事が出た。日本でも被害が出た14日に報道が出たのは、土日であったというのはあるがそれにしても対応が遅かった。おかげで今日も被害にあった企業が報道されている。

これについてアメリカの諜報機関が把握していたものが流出して、それをどうも素人っぽいハッカーがウイルスに仕立て上げたもののようだ。これに対してのマイクロソフトの言い訳はうんざりするものだ。政府が悪い。だが彼らの本音は、XPを使っているユーザーが最も悪い、多分そうだろう。

OSには必ずバグがある。それは読み込み時のエラーだったり、そもそもコードに問題があったりそれでも動いていることに驚異を感じるべきだ。インベーダーゲームではバグがあった。それを利用してのゲームの魅力があった。なのでゲームではバグを残すとかそう言った偶然性がゲームなのではないのかとなっている。だがたった数キロバイトでもあるバグを、ギガにたどりそうなOSにないわけがない。

特にXPはデーターベース用のウインドウズと融合させた、最も安定して安全なOSとして世の中の出てきた。だが市場評価は最悪だった。重いし使いにくい、これが問題だったのでXPはすぐに廃れた。なおMeというOSはもう誰も覚えていないだろう。

だがXPはその安定性と廉価だったことで爆発的に、基幹システムに入り込んだ。問題はここだ。病院や工場のシステムは一旦入り込んだらそうそう変えられない。そしてバージョンアップすると、アプリケーションのシステムとOSのシステムに齟齬が出やすかった。それは場合によってはメモリー管理等でお行儀の悪いアプリケーションがあったためだ。アップルが昔発表したのは、25%不正メモリー占拠するソフトがあったという。つまりOSを落っことす作業をソフトがするのだ。

業を煮やしたアップルが決断したのは、過去から決別した今のマックOSだ。UNIXに移行したのだ。だがマイクロソフトのOS刷新は、そのシェアの高さ、そして高性能が災いして不可能になっていた。

とはいえ北朝鮮説が出ているので、まあ一筋縄ではいかん事件だな。もしもそうなら、イギリスの弱者への攻撃になるからだ。

 

 

真面目に、XPを使うシステムなら完全にスタンドアロンにしなければいけないのに、なんでインターネットに接続してしまったのかな。

ということで、情報というのはどうやって漏れるのかといういい例が登場した。トランプさんだよ、まったく。

実はトランプさんの流した情報は、そう新しいものではないだろう。ノートパソコンのバッテリーにプラスティック爆弾を仕込むというものだ。だが対処法はある。簡単だ。税関で格闘ノーパソをで30分以上8K動画を見せることだ。結構いけると思うがな。行き先の宣伝からなんやかんやを入れ混ぜてホスピタリティ豊かにすればいい。結局バッテリーがただしく入っていればいいかどうなのかだ。強負荷でバッテリーが消耗されてしまって、爆弾かどうかは簡単にわかるだろう。

それではロシアの外相に自慢した情報というのは何か。それは最初にイギリスがテロ対策で限定的に行ったことだ。情報機器の航空機の持ち込み禁止だ。そしてアメリカがそれに追随した。そして今拡大している。

で、イギリスは今解除していたと思うのだが記憶違いだろうか。

つまりイギリスからの情報を漏らしてしまったと考えている。しかも仔細にしゃべてしまったようだ。

 

 

何を喋ったのかは誰もわからない。だが周辺が一気に泡立ったのは間違いがない。

報道されていた内容なら平凡なことだ。イギリスから来た情報でアメリカは警戒した。どうも周知の事実だけではなかったようだ。トランプさんはそれを自慢してしまったのが問題なのだ。

個人的に国家情報を漏らしたというより、ロシアもわかっていることを自慢した方が問題なのだが、日本にも教えない情報をロシアに漏らしたとなれば、特にイギリスはどうしようもなくなる。

ただね、強国連盟というSF世界を作りたかったのならそれでいいのかもしれない。だが足元は支持率が40%を切りそうな勢いだ。

 

 

我々儒教に影響された人たちがよくわかるのは、偉い人が黙ってしまった瞬間が怖い、ということだ。メンツやら人間関係から色々考えている瞬間だ。そこでいかに自分は大人かと振る舞おうとするために黙るのだ。

そして黙るのが、大人である。偉くなればえらくなれば黙る。でも我慢できなければ将棋の歩を指すように子分に話させる。怒れば怒るほどその時間がかかる。

そして北朝鮮は、今回のミサイル実験はペキンも標的にできると言い放った。

その北京は今でも黙っている。これは怖いことだ。

 

 

世界はミクロでもマクロでも単純なのかな。今ある世界は熱力学第三法則に落ち着きつつある。

 

 

まだないのは、平等だ。


大雨に戸川純

2017-05-16 00:59:11 | 日記

 

今日は大雨だった。1日の雨量が33.5ミリ、10分間の最大が5.5ミリだった。それでも晴れ間もあったので買い物とかはできた。ただ困ったことに、というか御誂え向きでもあったのだが、中古で注文していた戸川純のベストアルバム「TOGAWA LEGEND」が届いた。雨なので仕事もない。いや正確にはいっぱいあるのだが、これをかけると全く仕事にならない。

我が家にあるのは「新世紀の運河」だけで、過去には「玉姫様」と「裏玉姫」と「スキスキ大好き」があったと思ったのだが、いつの間にかなくなっていた。多分カセットテープだったのだろう。でもなぜかCDでも聞いた記憶がある。

ファンというほどでもないが、一度聞いたら忘れられない歌手でもある。そのレインボーボイスの絶唱は凄まじい。おまけに歌詞が凄まじい。女の生臭さをあからさまに歌った曲は今でもあるが、その最初といえばもしかすると戸川純かもしれない。先行するのは中島みゆきと山崎ハコかもしれないと、そう思っていたところに大竹しのぶの「みかん」を聞いてしまったものだから、ミカンは阿久悠の作詞だからある意味除外になるが、それでもやっぱり確認しなければいけない。

 

 

リミックスされて音が変わったのが多くて、ビックリした。以前は歌手を前面に出す感じだったが、音楽全体が一体化するように変わっている。なので昔のパワフルなボイスより少し薄い。だがどちらがいいのかといえば、多分こっちのリミックスの方がいい。全体中域の音が薄くなってしまったが、それでもバックが何をしているのかというのがとんでもなくクリアなので、ええ、戸川純に群がった人たちにの恐ろしい音楽センスに驚きますな。

なおその意味でアルファのメンバーがらみの曲はリミックスされて世界が広がった。そういいつつ仙波清彦とハニワオールスターズの「リボンの騎士」がすごい。何やってんだ仙波師匠。

そしてなのだが、今まで戸川純の作詞は作詞先行だと思っていたが、逆でほとんど曲先行というのがわかった。なので曲を聴いたイメージで歌詞を当てはめる場合に、かなりな苦労がある。だけど彼女はそれは得意だという。でもそれって逆にいえば曖昧な言葉を使わないから、できることなのかなと思った。簡単な言葉を重ねて説明するのではなく、直接的な漢字とか造語を駆使してメタファーで当てはめてしまう。

ここはアニメソングと近いのだが全く違う。アニソンは直接的だ。メタファーは物語上のものであって伝わりやすくできている。戸川純の場合、彼女の肉体から出ている。ただそれは過去に天然ちゃんとか言われていたものだが、もう少し厳しいものだったようだ。

今でいえば行動障害なのだ。コンプレックスとかではなく、そもそもの言葉がおかしいのだ。それは私もそうだが、あの普通の人に伝える言葉がないのだ。今ある考えを正確に人に伝えるためにはよく使われているボキャブラリーを駆使しつつ、言葉以外の身体表現を使いつつ、歴史的経緯から全部を含めて、という会話ができない。彼女の考えを正確に書くには、人とずれていてもあの言葉でしかなかった。

で、面白いのは彼女はそれを知っていた。だからあえてそれをギャグにした。そして自由になろうとした。笑い飛ばすことによってだ。

今聞いて新鮮に感じるのはリミックスのせいだけではない。息苦しさは今ではさらに大きくなっている。理解されるということと、SNSのコミュニケーションの濃密さに関係がないように、理解される前に自虐なり笑いに持ってゆくコミュニケーション方が、まだ楽な時代があるのは確かだぞ。

あの頃は女優の黒木香とか漫画家の原律子がいたなぁ。女が一番きつい時代だったのかもしれない。

そう「レーダーマン」は痺れた。発表された当時は、事故かなんかで病院に担ぎ込まれた人物がみる幻影なのだが、今では引きこもりだよ。人がぶっ壊れたのか社会がぶっ壊れているのか、わかんない描写は今スリリングだ。

 

 

ということで、最近派手なリップの女の子を見るのだが、バブルリバイバルかいなと思っていたら、単純な答えがあった。ナチュラルな、つまりカジュアルの洗練された、しかもジーパンでという一見とっつきやすいのだが超高度なファッションに飽きたのが原因という。まあそれではよほどでない限り個性は出ませんな。当たり前の結論です。

でもな、ファッションは小出しにしない方がいいと思うぞ。

 

 

動乱のベネゼエラで無茶苦茶な兵器が使用された。デモ隊が使ったのだ。政府は「生物化学兵器」と言っている。確かにその言葉は正しいが、国際条約で規定されているものではない。デモ隊が催涙弾に対して使用したその兵器とは?

大便を水に溶かしてぶちまけるのだ。ガラス瓶に入れて火炎瓶のように投げつけるのだ。

とても有効だと思う。多分世界にはびこるだろう。できればタマネギとニンニクと肉と卵いっぱいの料理を食べ続けた糞尿がいいだろう。

ないとは思うが、最悪この兵器を使おう。ベネゼエラには公衆衛生の概念すらも無くなってしまった。だがあるかもしれない可能性に対して、記憶しよう。必死の条件での抗議として最高だと思う。まるでかつての移動動物園のゴリラが客に糞尿を投げつけたように、最後の武器がある。

でも今のベネゼエラ国民の糞尿ってそんなに臭いのかな。乳児死亡率30%になってしまったのだ。絶望を感じる。