で、一気に桜が咲き始めました。どれも早咲き種のものばかりなのですが、もっとも早咲きと言われる近所のカワツサクラはまだ咲いていない。
左から、オオヤマザクラ。ピンクのきれいな花。葉っぱが開くのと花が咲くのがほぼ同じ品種。
次がジュガツザクラ。10月というが、11月初めに少し花をつける。この樹はやや枝垂れ性。
そして、エドヒガン。あとで言い訳するけど、正確にはエドヒガン系。ほぼ白の花から、オオヤマザクラ並みに濃いピンクの花まである。寿命の長い樹で、岩手には伝1200年の樹がある(実際は600年以上かも?)
最後は不明種。桜は交雑しやすいのでなにがなんだかよくわからない樹がある。個人的にはマメザクラの系統だろうと思うが、うかつな事は言わない方がいい。それぐらい桜はワケがワから無い。先のジュガツザクラもホントかよ、という所がある。20年前はもっと花が大きかったと思う。何らかの原因がありそうだ。
個人的に桜の名前を調べるのはムダだと思う事が多い。特にエドヒガンとマメザクラは訳が分からない。オオヤマザクラも、自然にある品種と今ある選抜された品種とは樹形が違うものがあったりする。
あまり考えずに、いろんな桜を楽しむのがいいんじゃないのかな。
でも名前を求めてしまうのが、人の性なのかな。
岩手の陸前高田市で、井戸を掘る人が増えているようだ。とは言ってもボーリングでだが。初めニュースで聞いたときには、まさか手彫りじゃないだろうなと思った。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110427/k10015574591000.html
飲料可かどうかは、保健所の審査を通らなければいけないが風呂や洗濯には使える。でも震災から47日間経っても、まだ水道は通っていない。水源が津波をかぶったせいだが、水源の一つが処理を終わり、もうすぐ水道も通るようになると思う。
だが井戸を掘る発想は、私には無かった。
そもそもどの程度掘れば水が出るか大体解っていたのに違いない。そんな人がいっぱいいるのだろう。
うちも確か10m掘れば水が出るはずだ。でも水脈が高松の池の伏流水がメインだからなー。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110427/k10015574591000.html
飲料可かどうかは、保健所の審査を通らなければいけないが風呂や洗濯には使える。でも震災から47日間経っても、まだ水道は通っていない。水源が津波をかぶったせいだが、水源の一つが処理を終わり、もうすぐ水道も通るようになると思う。
だが井戸を掘る発想は、私には無かった。
そもそもどの程度掘れば水が出るか大体解っていたのに違いない。そんな人がいっぱいいるのだろう。
うちも確か10m掘れば水が出るはずだ。でも水脈が高松の池の伏流水がメインだからなー。
フィナンシャルタイムの社説がすごい。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5938
原発はまだまだ必要だという論説だ。確かにそうだ。だがいつかは止めなければいけない技術でもある。少なくとも使用済み燃料を300年間冷却しながら保管する。それから大深度の岩盤に捨てるが、それを管理しなければいけない。
すごいコストなのだ。最近それを勘案して計算した学者がいるらしい。すると太陽電池とどっこいのコストになった。だがこれはずっと前から知られていた事だ。ようやく発表出来るようになったという事か。
太陽電池は設置場所の問題がある。例えば今回震災にあった東北沿岸は、春秋にやませという霧が立ちこめる。日本海側ほどではないが、1年の日照時間はそんなに期待出来ない。風力の方が有力だろうが、どっちにしても不安定だ。コンパクトシティとして復興し、地域発電と給湯とを組み合わせてという考えもあるが、みんな一軒家にこだわるんじゃないのかな?結局コンパクトにはならないと思う。
次世代の発電技術は進んできているが、トリウム原子炉(トリウムを燃料にする原子炉。かなり安全)は実用まで後10年はかかるだろうし、核融合は実証炉の建設中だ。実用まで20年はかかると思う。
問題なのは、経済だ。世界は全体で右肩上がりであるという条件で今まで動いてきた。これをまわしてきたのは石油や電気だが、これが使えないとなれば長期的に経済がダウンする可能性が大きい。実は省エネというのはこのためにある。少ないエネルギーで大きく経済を動かす技術なのだが、人間の欲望の方が大きすぎてどうも追いつかない。
例えば、現在の株式決済システムがそうだ。証券会社は各ファンドにそった売買を大きなコンピューターで行い、取引所ではそのスピードに合わせるため巨大なコンピューターをおく。処理能力の増大に合わせて証券会社は…いたちごっことなる。またエコポイントを使ってテレビを買い替えた人たちの多くが、一回り以上大きなテレビに買い替えた。結果省エネな液晶テレビでも、結果省エネ効果が薄かった。
フィナンシャルタイムだからこそ、この辺りを考えているのだろう。
福島原発は、放射性物質をまき散らした以上に、このあたりの影響が大きそうだ。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5938
原発はまだまだ必要だという論説だ。確かにそうだ。だがいつかは止めなければいけない技術でもある。少なくとも使用済み燃料を300年間冷却しながら保管する。それから大深度の岩盤に捨てるが、それを管理しなければいけない。
すごいコストなのだ。最近それを勘案して計算した学者がいるらしい。すると太陽電池とどっこいのコストになった。だがこれはずっと前から知られていた事だ。ようやく発表出来るようになったという事か。
太陽電池は設置場所の問題がある。例えば今回震災にあった東北沿岸は、春秋にやませという霧が立ちこめる。日本海側ほどではないが、1年の日照時間はそんなに期待出来ない。風力の方が有力だろうが、どっちにしても不安定だ。コンパクトシティとして復興し、地域発電と給湯とを組み合わせてという考えもあるが、みんな一軒家にこだわるんじゃないのかな?結局コンパクトにはならないと思う。
次世代の発電技術は進んできているが、トリウム原子炉(トリウムを燃料にする原子炉。かなり安全)は実用まで後10年はかかるだろうし、核融合は実証炉の建設中だ。実用まで20年はかかると思う。
問題なのは、経済だ。世界は全体で右肩上がりであるという条件で今まで動いてきた。これをまわしてきたのは石油や電気だが、これが使えないとなれば長期的に経済がダウンする可能性が大きい。実は省エネというのはこのためにある。少ないエネルギーで大きく経済を動かす技術なのだが、人間の欲望の方が大きすぎてどうも追いつかない。
例えば、現在の株式決済システムがそうだ。証券会社は各ファンドにそった売買を大きなコンピューターで行い、取引所ではそのスピードに合わせるため巨大なコンピューターをおく。処理能力の増大に合わせて証券会社は…いたちごっことなる。またエコポイントを使ってテレビを買い替えた人たちの多くが、一回り以上大きなテレビに買い替えた。結果省エネな液晶テレビでも、結果省エネ効果が薄かった。
フィナンシャルタイムだからこそ、この辺りを考えているのだろう。
福島原発は、放射性物質をまき散らした以上に、このあたりの影響が大きそうだ。