花から

牛乳なんかの話題のときに、後ろで咲いていたキンセンカ。咲き終わった花柄をそのまんまにしていたら、なんかニューっと出てきました。つぼみのようです。買ってきた３本のうち２本で同じ現象が起きました。
これは福島の…と騒ぎたい所ですが、関係はありません。花芽が形成されるとき、何らかの原因で花芽の中に花芽が形成される事があります。それが起きてしまったのはもう何ヶ月か前の事。
ちょっと珍しいので、出してみました。
にしても、このキンセンカの生産農家どんなミスをしたんだろう。

有識者は

復興会議などで話し合っている内容が漏れ伝わってきている。
危機管理が専門になるだろう議長がのっけから増税をいい出して混乱している。
被災地の中心に公園を作るとの意見も聞こえてきた。
何を考えているのだろうか。きれいな清純な大地を作りたいのか？
なぜ沿岸のパチンコ屋が繁盛しているのか解らない人たちが、よくわからない事を言っている。
それぞれはすばらしい人たちだが、話している意見は、どうしてここまで日常なんだろう。
今だからこそ、娯楽の再構築を！

雨

今日は一日雨だった。
盛岡の材木町では、毎週土曜日よ市という歩行者天国兼産直市が立つ。ここに地ビールを飲みに行くのだが、今日はお休み。
昨年まで、三陸の山田町の牡蛎を売りに若いのが保冷車で来ていた。おいしいのと安いのとで大人気だった。私もビールと岩カキを楽しみにしていた。売れ残りを安く買ったりしてるうち、仲良くなっていた。
その若いのは、今年からくる事は無い。
よ市が休みで、ほっとしている自分がいる。
今日も比較的大きな余震が２度ばかりあった。沿岸に降る雨は、せつない。

小沢一郎

どうも岩手にいるとよくわからないが、小沢一郎は日本でも有名な悪人となっている。おかげで、小沢を選挙で勝たせる岩手県人は、小悪人扱いされているようだ。でも果たしてそうだろうか。
簡単な事だ。岩手２区で小沢一郎に勝てる候補者が出ないからだ。しかも中選挙区の時代にはあり得ないほど清廉すぎる椎名素夫を、岩手２区は出していたのだ。岩手２区の有権者が小悪人だからじゃない。
実際岩手県での小沢一郎の権勢は凄まじい。自民党王国だった岩手県が、小沢が政党を立ち上げたら一気に変わり、今では民主党王国である。前回の衆議院選挙で鈴木善幸の息子、俊一が何期も務めたのに、自民党だから落選。
正直な所、選べないから、が正しい。
そういった意味では、東京都都知事選はあれだけいっぱい候補がいるのに、石原慎太郎を選んでしまった。しかも昨年の非存在青少年問題、最近の神罰発言、花見自粛、電気問題で自動販売機を槍玉に挙げて、パチンコ屋まで言い出す始末。最近は右翼的な発言がますます目立っている。正直言って老害としか言いようが無い。
でも最近のこれもしょうがないかなと思う。東京都と岩手県は結局同じことが起きているのだ。カリスマなのだ。
ただ石原慎太郎が、今東北に来たらとても冷たい視線を浴びるだろう。東北人は神罰発言を絶対忘れない。多分あの極右の老人は気がついていない。間接的に東北人は日本人じゃないと言ったのだから。本人は今の日本の文明批判だったのだろうが、それであれば天譴というべきだ。東北は蝦夷地だとすれば、罰もあるだろう。
そして福島原発は、東京に電力を送っていたのだから。相当東京は恨まれています。
さてその東京１８区は、次の衆議院選挙をどうするだろうか。これまた１８区のカリスマで、すばらしい実績があるが、首相になったとたんにくだらない親父に成り果てた人を。

もうそろそろ

どうでもいい話しなのだが、読売新聞の記事。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110421-OYT1T00806.htm
OECDが消費税を２０％だとするべきだと言ったらしい。
記事の中で、「アンヘル・グリアＯＥＣＤ事務総長は「日本は消費税率が低く、引き上げのチャンスがある。一朝一夕にやる必要はなく、徐々に行うことが重要だ」と述べた。」とある。
私は売上税反対運動のときに、売上税に賛成すると言い切った事があった。その後消費税反対運動のとき、平気で反対運動に署名した。同じ活動員の前で。
だって別物だから。売上税は書面管理で最終的な負担者が明快なのに、そして控除が認められるシステムなのに、消費税は不明瞭の上に控除があり得ない形だったからだ。おまけに３０００万以下の売り上げの企業は、原材料の消費税控除が認められなかった。ベンチャー企業にとってはよくない事だ。
売上税を基本としているヨーロッパと、曖昧な日本を同一に考えるのはおかしい。ＯＥＣＤはそこを間違えている。
売上税が否定された時に、所得が国税にバレるから反対というのもあった。気持ちは解るが、結果間違いを大きくしている。