どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

桜前線異常だらけ

2012-04-29 01:50:30 | お天気
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さて待ちに待った桜の開花です。今年は冬の寒さで開花が遅れていましたが、その寒さゆえ花には期待できる物がありました。
このソメイヨシノですらピンクの発色がきれいです。



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シカーシこれには訳があります。一気に開花したからです。その一気さはハンパではありません。本来この撮影地点の岩手大学構内では、ジュウガツザクラ→チシマ・マメザクラ系・オオヤマザクラ→エドヒガン系→ソメイヨシノ→オオシマザクラ→ベニシダレ→ヤエザクラ品種群と大体3日から4日ずれながら咲き続けます。
しかし今年はジュウカツからソメイヨシノまでの間が3日しかありません。この写真のようにマメとソメイが逆転している場合もあります。そしてベニシダレが咲き始めました。ほぼ同時期に一気に来ているのです。
もともとこの桜の時期は忙しくて、昨年の震災の影響でヒマだったから出来た事が今年は無理だと思っていたのですが、これで完全にムリです。オオシマですらつぼみを膨らませていますし、別な所のヤエザクラは咲き始めています。
今年のソメイヨシノがきれいなのは、一気に全部の花が開いたからです。あの開き初めのピンクが乗った状態が一気に咲いているのです。



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今年の一気さ加減を一目で見せるのは?手前が品種不明の木、ベニシダレ、奥のピンクがオオヤマザクラ、そして一番奥がソメイヨシノです。右の新緑は紅葉の新緑。この感じはソメイヨシノが散る頃の緑です。
なお岩手大学構内で、このままの気温推移では4月30日にピークを迎えると予想しています。なお今年はコブシの花の大ハズレ年です。そしてコブシと桜が同時に咲いています。遅咲きのはずのシロモクレンも咲いています。ウメも今満開です。



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盛岡の桜の名所高松の池でも三分咲きといったところでしょうか。木のバラツキはありますが、例年岩手大学で満開になってから三分咲きか咲き初めと言った具合なのでかなり一気に来ているのは確かです。


カメラ・レンズ・コントラストを上げる

2012-04-28 03:21:39 | インポート
写真のコントラストを上げる方法はいろいろあるが、ハレーションを最小にするのが最も簡単な方法だ。ハレーションとは簡単に言えば逆光撮影の時の、モヤモヤしたものだ。特にデジ一眼のAPS-Cサイズの撮影素子を持っているカメラに35㎜フルサイズ対応のレンズを付けた場合、カメラ本体のミラーが入っている箱の部分に光が当たるので、そこから光の反射がかなり影響する。特に逆光時に影響する。
これをどうするのかだが、レンズの前に余計な光が入らないようにフードを付けるのが一般的だ。ただそれよりもギリギリまで光を切りたいとなれば、なかなか思うような商品が無い。
なのでいっそのこと、黒紙を切っただけの簡易版を作ってみようかと思った。
特に私の使っているカメラがAPS-Cサイズなので、ニコンの50㎜1.8Fとか85㎜1.8Fなのでは有効なのではないのかと思った。
次に大きい事なのだが、レンズの前にレンズ保護のフィルターを付ける人が多いと思うが、実は私はこれがとっても嫌いだ。どんなにいいフィルターを付けても条件によってはフィルターが原因でハレーションを起こす。なのでイマイチな感じになる。
特に50㎜1.8Fはレンズ全面とフィルター取り付け枠がかなり離れているのでフィルターの影響が大きく出やすい。しかしこのレンズはどうもレンズの動きから、ゴミが入りやすそうだ。フィルターを付けた方が良さそうだ。
フィルターを付けて、ハーレーション防止をどうするか。
ハリウッド映画のメイキングで、カメラが写っているのがあると思うが、そのレンズの先に蛇腹の大きな物がついている。その蛇腹の先端には四角い枠がついている。ビネッターフードというのだが丁度50㎜1.8Fの前に枠を作れば似たような感じになるのでは無いのかと考えた。
次に今現在フードが長くなっている。ちょっとコンパクトにしたい。私の使っているレンズでは、ズームレンズの比率が低いので、単玉用に考える事が出来る。
実は実施で使ってみたが、結果は良好だ。しかし問題点もある。



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まずは作ってみよう、という事で道具が並んでいます。黒ケント紙と三角定規とかですね。



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実験で作ったフィルターとレンズ。もうちょっと精度高く作ってみます。



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先ほどの道具であった青い物体ですが、実はシャープペンシル内蔵のコンパスです。デザインが良いから買ってしまいました。先端を保護するキャップでボールペンの様に胸ポケットの差せるのがかっこいいです。



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枠を書いて行きます。ギリギリを狙って作りますので、ちょっと小さめに枠を書いています。



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さて様々なサイズの枠が出来ました。ここでめんどくさい話しを。
レンズはたいてい丸いです。これは製造しやすいというのもあります。しかしそのレンズの端にからの光の反射などを考慮して、大きめに出来ています。有効径という概念になります。今回はそのギリギリで切る事になります。



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さてフィルターの前にこの枠を置いて、レンズの絞りを一番小さくしてアンダーぎみで空を撮ってみます。枠が小さかったりずれていたりすれば、周辺に何らかの影響が出ます。
この場合枠がずれているようです。



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枠のずれを直してみました。ちょっと影響があるようです。わずかに枠を切って広げてテストに行きます。



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こちらは枠無しの50㎜1.8Fの写り。とはいえ純正のフードよりかなり深めのフードを付けています。



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こちらは枠あり。左下の薮がガジャガジャしています。この作例ではコントラスト上昇は認められませんが、まあ実際若干ですが上がります。




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さて85㎜1.8Fのノーマル。


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これは枠ありの写真。ボケが四角くなっています。コントラストの上昇も微妙です。
使い方ではありと思いますが、この場合はイマイチです。なお枠をハート型に切り抜くとハートのボケが出来るようです。そのうちやってみたいです。


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さてレンズの有効直径ですが、実際はこれだけです。平面を撮影するとかバックが無地であるとかの場合には有効に思えます。
次はこの紙を収納するシステムを考えるか。


*5/3
対角線の円形の窓を付けるとか実験を続けてゆきました。結果コントラストは上昇しますが、なぜか露出がオーバーにコケる例が多く出ました。原因は分かりませんが、もしかするとレンズ内のROMに露出情報があって周辺光を制限する事で、何らかの影響があるためかもしれません。なので多様なシーンのスナップには向かないかもしれません。なお62ミリ径までは名刺入れが丁度携帯に良さそうです。
あと円形の窓ではボケの劣化は目立たなくなりますが、やはり汚くなるようです。


ガマ合戦・その後

2012-04-27 19:54:59 | ガマ合戦
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4月25日、北水の池を尋ねてみました。石組みの隙間からスミレが咲いています。



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池にはカエルの卵が浮いています。



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ところどころ破れているようにも見えます。ふ化したのでしょうか。



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オタマジャクシが一杯います。茶色いのがそうです。


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よくよく見ると、まだエラのついたオタマジャクシです。ガマ合戦がおわってからまだ5日しか立っていません。ピークの頃から9日目でしょうか。ふ化は以外と早い物でした。


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この中からわずかな数が大人になり、来年の合戦に参加するのです。


放射性物質・解決法

2012-04-26 02:31:08 | インポート
実はある事はある。現在の技術で可能というのも大きい。
例えば汚染土壌と焼却灰を混合して、プラズマで瞬間的にガラス粒子にしてしまい汚染物質を閉じ込める方法だ。ここで出る廃熱で発電する事も出来るだろう。若干揮発した放射性物質は廃熱の冷却過程でトラップできる。
ガレキ処理でフィルターから漏れてくるのではないのかと不安がるのも確かだが、そこまでの過程で十分に冷却されていればかなり少ないだろう。もちろん一般焼却ゴミと混ぜた場合、プラスチックが多い所と混ざると難しくなる。石油を注いでいるような物だからだ。そこが運用の難しい所だ。
他県にお願いしているガレキ処理は、ほとんど木材なのでその辺は大丈夫だと思う。
話しがそれた。
放射性物質、特に核燃料廃棄物に関しては分解する技術はある。しかも比較的安全にだ。
中性子をぶつけ続ければ良いのだ。核分裂を促進させれば良い。その際の反応熱で電力を作る事が出来る。この類いの研究は進んでいないと思うが、地道に研究されていると思う。
一番良い所は、中性子線の照射をコントロールできる事。照射を止めると反応は急速に落ちる事だ。そもそもこのシステムは小さいシステムを並べてる事になる。異常爆発は小さいが故に制御できるだろう。
ただここからがSFなのだ。
もの凄い大電力が必要になるのだ。人工的に中性子を作るのは大変だ。それを並べて廃棄物に照射するというのも大変だ。
そしてそれを実現化させる技術は研究されて実証炉まで出来るかどうかになっている。
核融合炉だ。
実験段階のようだがレーザー照射で出来たようだ。この技術の応用でもしかすると核燃料廃棄物の反応促進も可能になるかもしれない。プラズマを使ったガラス個融化なんて核融合の電力で簡単に解決できるだろう。
しかしいつになったら出来るのかという技術でもある。核融合炉が作る大電力から発生する熱の問題もある。その熱が地球環境にどう影響するのか分からない。
出来る事は出来る。ただ今は無理だ。電気が無いからだ。核融合炉を作るための電力がどうも日本には無くなりそうだ。
核融合炉に関しては、実現したとしても小型化が要求されるだろう。私には直感でしか分からないが、こういったプラントではある一定以上の大きさになると壊れやすくなる。レーザーでの方法は小型化を目指しているので有効だろう。
福島第一での最大の問題は、費用対効果をケチったことだった。大きく作れば熱効率は良くなる。これは熱力学の法則からもそうだ。そこをケチらなければ、安全係数の高いシステムが出来たはずだ。
もちろんその最適化は考えられてきたと思うが、今後最重要課題になるのだろう。
解決法は今時点である。


北東北大学野球・今年の春

2012-04-22 23:05:40 | インポート
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昨年秋の大会で優勝した青森大学が、なんと岩手大学に2敗しました。
この意味合いは余りにも大きい。
とりあえず八戸大学対青森学院大は順当に八戸大2勝。富士大学対盛岡大学は、ある意味順当なのだがピッチャーが弱かった盛岡大学がなんとこの第一週第2戦でコールドゲームを食らった。これはこのリーグでは滅多に無い事だ。
この理由は簡単で、練習不足なのだがコーチがいるかどうかが差になっているのではないのかと思う。
監督がいてコーチがいてチームがある。だが盛岡大学ではどうしても監督が目配りできない状況にある。これが変に強かったり弱かったりの原因になっている。今年からコーチが入っているようだがまだしばらく時間がかかるだろう。
岩手大学は、監督がいなくなって2年目。コーチは多忙すぎてチームを見ていない。実質学生野球そのものになっている。それが青森大学に勝ってしまったというのは、監督とかコーチというシステムを否定する事になる。
更に意味合いとしては、野球に大学予算をかけている立場が問題になる。
実際このリーグでは、ここ最近低予算チームの活躍が目立っている。最低が岩手大学なのは間違いない。それでも最近フェンスを作ってもらったが、これは近所のファウルボール被害の事を考えれば遅き失した事だ。今まで死亡事故が無かった事が不思議なくらいに、グランドが民家の中にある。
さてとんでもなく波瀾万丈になりそうなのが今リーグ戦。ただレベルが急速に下がっているような気がする。
その上でゲバ評を。前回までの3強3弱から、2強2中2弱になりそうだ。
なおかぶせてゆくとすれば、経営状態と大学野球が比例しつつある状況にある。どうもこういった事がイロイロあるのかもしれない。ただ盛岡大学は現在優良なはずなので、システムの問題だと考えられる。
さて今後どうなるのか。結果はこちらまで
http://kitatohoku-u.umineco.jp/index.php