どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ガマ合戦・終了

2012-04-22 02:19:56 | ガマ合戦
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21日になり、ガマ合戦が繰り広げられた岩手大学の北水の池もかなり静かになりました。池の中の個体数もかなり減りました。



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この林の中からノソノソと池に向かっていたのでしょう。
今日21日夜9時に池に確認しに行った所、明らかに個体数も少なくなっており、交尾しているのも5組確認しました。明日あさって頃までダラダラ続くのかもしれませんが、実質終了です。



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ここからは19日の撮影したもの。
これからはチョボチョボとあえるのかもしれませんが、こうしてまとまっている事は無くなります。



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こういった光景も来年までです。


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これは交尾中のカップルに邪魔するオスですね。この後カエル玉になりかけましたが、メスに足蹴にされました。
こうして見ると、メスのサイズに合ったオスが選ばれているようにも思います。


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カエルからのご挨拶です。


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来年度も合戦に立ち向かえるよう、本年は更に努力します。それではアディオス!




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生命の躍動を感じさせるガマ合戦でした。感動をありがとうと言いたいです。今年はオリンピック・イヤーですしね。
桜はまだです。この木は来週末頃でしょうか。


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春なのは確かです。


ガマ合戦・変な方向に更に進む

2012-04-21 02:19:40 | ガマ合戦
*閲覧注意。ほんとにカエルの写真だらけです。
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さて、19日夕方5時半ほどの岩手大学農学部、北水の池近辺です。カエルはいません。



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池ではのんびりとカエルが浮かんでいます。



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6時25分頃からカエルが鳴き始めました。


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昔写真家の秋山庄太郎氏が花ばっかりとっていた時期に、ペンタックスがだれでも秋山庄太郎風に花をとれるキットを発売しましたが、コレはそれのストロボディフューザー。たまたま不良在庫で特売だったのを購入。使うチャンスがなかなか無かったのを今回使用。


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女優の撮影で有名な秋山庄太郎氏の花の写真だが、当時メイプルソープの花の写真が有名だった時でもあったので、なんかヘンな感じがした物だった。古くさいと言おうかサイタサイタみたいな感じだった。同じ日本人でも東松照明のマジックマッシュルームシリーズと比較しても、何をしたいのか全く理解できなかった。
それがだ、ある田舎の食堂で秋山庄太郎氏の女優和服姿のカレンダーとその花のシリーズのカレンダーが飾ってあった。注文してからもの凄く時間がかかったのでずっとカレンダーを見比べていた。すると1時間ほど立って急に分かった。女優も花もスタンスは全く一緒だったのだ。


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さすがに19日なのでカエルは少ない。もう帰るカエルと池に向かうカエルとがゴッチャになっている。



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でその秋山庄太郎氏のスタンスなのだが、まあ何でも人工的ギリギリにきれいに撮るということ。ただ花のシリーズは花が一杯並んでいる。多分本当は美女群像を撮りたかったのだろうか。花のシリーズは最晩年なので体力的な問題もあったのかもしれない。
まあそのキットで私はカエルを撮っている訳で。


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花とか女優に比べると、カエルはねえ。


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面白すぎます。表情が無いのにありそうな、哲学的に見えるのになんにも考えていなさそうな。


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夜は活発に泳いでいます。



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カエル階段はどちらかと言えば、脇道がよく使われています。



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さて私のカメラにはTTL端子がついていません。TTL端子はストロボの制御用のケーブルを繋ぐ物です。なのでストロボセットとカメラの間にアダプターを付けて、ストロボをオートで制御させようと考えていたのですがうまく行きません。結果ストロボをマニュアルで使うという面倒なことになっています。



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水の上の撮影もラクになりました。


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元気です。



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階段を上がるカップル。



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カエル玉ですね。一匹のメスにオスが何匹もつくやつ。初めの頃は少なかったのですがガマ合戦のこの後半戦、増えているように思われました。



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カエルはなにを基準に、オスを選ぶのかよくわかりません。



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階段は使われています。



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正面から。


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秋山庄太郎キットを最適に使うとこんな感じ。


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こんなかんじでガンガン撮影してゆきます。



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さてこのカエルたちですが、ある日突然大移動をするようです。一週間の繁殖期のうち多分初期に大移動があり、繁殖に成功しなかった個体は池の周りに潜んで機会をうかがっているようです。


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その大移動日は、今年の場合どうも15日と16日だったようです。ただ私が時間帯を間違っていたようで、実際は6時あたりから7時半あたりのようです。



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ただそれでも今年は個体数が少ない可能性があります。この池では今年の冬アメリカザリガニの大きな個体ががほぼ全滅しました。どうも池の凍結が、例年に比べてかなり厳しかったようです。子供は残っているようです。
カエルも寒さでやられてしまった可能性があります。また林の中で歩道を整備する工事が冬にあったのですが、この際重機が走り回って、冬眠場所を破壊してしまった可能性もあります。



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毎年こうやってマジメに観察してきた訳ではないので、このへんは何とも言えませんが卵の数も例年に比べれば少ないように思えます。また小さい個体が多いようにも感じます。



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あと大移動が始まる条件がよくわかりません。例えば19日の撮影では、カラスがねぐらに帰る時間が早まった日です。曇りで雨がパラつく天気だったので早めに暗くなりました。しかしカエルの動き出すのは日没の18時17分以降ですから明るさとは関係が無さそうです。雨とも関係が無さそうです。



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もしかするとカエルの体内時計があるとか、最高気温の積算値で決まるとかそういった条件があるのかもしれません。



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さてここからは20日の撮影です。前回は途中でTTLコードとアダプターの繋いでいる部分が水没してしまって一時不能になってしまいました。その後のテストでは大丈夫だったのですが、何となくペンライトの方が面白いかなと思って、ペンライトに。


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来年はどうなるのでしょうか。


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もうどう撮影しようか。


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オオイヌノフグリの花がくっついてオシャレです。



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もうほとんど戻りカエルです。



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シャキーン



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越後屋、オヌシも悪じゃのう。


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咳をしてもひとり


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この大移動で、変な天敵がいました。ネコです。ネコが集まってきていました。でもガマガエルには弱い物ですが毒があります。ネコはどうするのでしょうか。



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さて明日にはどうなるのでしょうか。このガマ合戦、終盤です。


ガマ合戦・変な方向に

2012-04-20 00:39:48 | ガマ合戦
*閲覧注意。蛙の写真ばっかり出てきます。いや本当にそればっかり。


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ガマ合戦も後半戦です。卵も一杯あります。



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ガマガエルは夜行性なので、日中はのんびりしています。交尾中でもかなりのんびり。



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さてこれらの写真は、4月18日の18:45分くらいから始めています。
この写真は蛙がこの階段を使っているという。いや本当に使っているんだと驚きました。



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シャキーン!



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自転車用のLEDライトで撮影しています。



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夜なので元気です。



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上っています。実際こういった方策に対しては半信半疑だったのですが、有効なようです。



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これは林に帰ると思われる蛙。なす事を終えた勇者です。


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こちらも戦いに勝ち抜いた勇者なのかな?



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まあ良く分かりません。



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実はこの辺りから、私がおもしろがりすぎて変な事になっています。ペンライトで自由自在にライティングしているのですから。しかも野生動物にですよ。



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ちょっとしたポーズにドラマを作りたがってしまいます。



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アリエッティ?



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しっかし個体差が大きい。色やブチの出方なんか千差万別だ。



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ただLEDライトの光源特性みたいなものがあって、もしかするとグリーンの波長のパワーが大きいかもしれない。これをカメラオートで撮影すると緑っぽい蛙になって、これをめんどくさがってソフトで自動補正しているのだが、そうするとマゼンタが浮いてくるというよくわからない結果になっている。



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ちなみに、ほとんど暗闇でよくわからない状況で撮影しています。ちょっと切り取り方が甘いようにも感じていますが、変な方向に向かっているという事だけは確かです。


ガマ合戦ピークはいつ?

2012-04-18 02:02:52 | ガマ合戦
*閲覧注意。ガマガエルの写真が多数出てきます。卵の写真とかとにかく気色悪いので、注意してください。


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さてガマ合戦開始から、今日で4日目。もうそろそろピークが見れるはずだが一向にその気配が見られない。例年より卵が少ないので、まだピークに達していないと考えられる。最高気温の推移は平年並みだが15と17日がかなり高く、特に例年より気温変化によってずれ込んでいるとは思えない。
写真は16日のエドヒガン系の桜のつぼみ。ジュウガツザクラはチラホラ咲き始めたが、この桜はようやくつぼみが緩んできた程度。今後の気温変化で変わるが24日あたりから咲き始めるのではないのかと思われる。



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さて16日に撮影した池の様子。何匹ガマガエルがいるのでしょうか。



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筋状に見えるのは卵。生みたては透明なのだが、藻がすぐに付着して隠してしまいます。



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呼吸のために水面に上昇してくつろぎます。



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オスはなんでもかんでもしがみつきます。交尾している上からもしがみつきたがります。そのときしがみつかれたオスは警告音を出して、そのオスを振り払います。そんなゲームが繰り広げられています。



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なおオスのしがみつく力はすごいものらしく、メスがそれで圧迫死するほどとか。
愛ゆえに、とも言えます。そういえばロマンティックに感じますが、今日17日ですがカメの首に抱きついたオスがいたようです。カメはどうなったでしょうか。



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交尾しながら、呼吸しています。メスは卵を産むエネルギーの他、呼吸のために浮上するとか逃げるために動くとかエネルギーを使います。オスはしがみついているだけ、のようです。


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逃げながらも卵を産み続けるメス。なお卵はひも状なので、身体に絡まったりしているのを見かけます。



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自分の中で、ナゼこの池の中でもここで産卵するのかよくわからなかったのですが、どうもちょっとした水深の差が決め手のようです。休み場所があるとか、浮上して呼吸してまた潜る繰り返しのエネルギー量の少ない場所、あとは水温でしょうか。



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今年はここが産卵場所として好まれているようです。理由はよくわかりません。


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みんな仲良くブレイクタイム。今日17日に見たらこの場所は卵で埋まっていました。


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今年は蛙の休憩場所として竹が浮いています。あまり効果が無さそうです。


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産卵を終えた蛙たちが帰るために作られた階段。
現在アズマヒキガエルは、田んぼの用水のコンクリート化やため池の護岸のコンクリート化、場合によっては畦のコンクリート化まで進んでいて、指に吸盤のない、それでいて体重のあるヒキガエルにとっては上れない壁ばかりになってしまいました。このため生息域が限られた生き物になりつつあります。
この意味でもこういった蛙の休み所や階段は、自然とどう共生するのかという答えでもあります。
しかーしもっと現実的な問題があります。この池で溺死したカエルの死体をどうするのかです。



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大体の所景観がよろしくない。池の水の富栄養化が起きる。それによって悪臭や藻の発生が起きる。池の排水溝が詰まる。などなどの問題が起きます。
なお蛙が溺死するのか、ですが、ガマガエルは陸地に適応しています。おまけに体重がある。簡単に水から飛び出せない生き物です。特にメスは産卵で体力を消耗しています。
自然をどう考えるのか、マジメに考えると自分たちの利益にもなる。そういった所もあります。



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これは比較的開花の早いソメイヨシノのつぼみ。どう考えても25日からの開花だろうか。


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さて夜7時頃に見に来ました。薮の中でうごめいています。



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観察時間の問題がありそうです。昔みた時の経験から8時くらいだろうと予測していたのですがどうもそうではないようです。今年は私と同じように観察しているひとがいたので確認した所、どうも6時から7時の間のようです。
それでは専門家に聞くと、実はガマガエルの生態は分かっていないという事でした。
ガマガエルは軒下とか庭石のしたとかに住み着く、身近な生き物なのですが、そういったものの様です。



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そろそろ合戦を終えて、陸地に戻るガマガエルが増えているようです。ピークはいつなのかはまだ分かりません。
もう少し観察を続けたいと思います。


初ユニクロ

2012-04-16 23:44:10 | インポート
実はユニクロで服を買った事が無い。
ここは大切な事なのだが、服にかけるお金がない。それではユニクロと普通はなるのだが、シマムラがある。もっと極端では作業着屋で探す。
以外と作業着屋にはワケのワカラナイ服がある。パチモンではない本当のアウトレットだったりする。
ただ探すのは大変なので、シマムラのような店はとても重宝する。特に男性下着に関しては丈夫で長持ち。おまけにオシャレでもある。機能性も高い。委託先がレナウンだ。どうしよう。私にはシマムラ一店で十分だ。
ただズボンがどうしようもない。シマムラでは無理だ。なのでアメリカ屋とかで探す。実際シマムラ・アメリカ屋の組み合わせが一番コストパフォーマンスが安いのだ。
それが最近の記事でユニクロの社長が、我々は安売りだけではないブランドだ、と言い切っていたのが気になっていた。そこでユニクロにいったのだ。
結論。ブランドです。どんな体型でも受け入れる可能性はあるけど、シマムラほどはない。ユニクロには見事な型
がある。シマムラには型が無い。
問題はこの型なのだ。この型が私の知っている型ではない。すごい微妙な型なのだ。誰でも着れる絶妙なラインで作られているようだ。ジーパンがそうだ。ジーパンを作り直してしまって、違うものを作っている。しかし決してジーパンに見えるようにしている。この当たりがシマムラのざっくり感を組み合わせる方向には無い。
カジュアルなブランドとはこういったものなのだと、分かった。
その上で、スヌーピーのTシャツが999円なのが信じられない。シュルツの著作権でこれは不可能だ。どうやったのだろう。ウッドストックの絵柄でTAKE is "CNEEP"を買ってしまった。
多分私が知る限り、ユニクロが何かを挑発している。この感覚は初めて見た。
ユニクロは間違いなく、安売ではない。私は感動している。