先週、19日、14:00~、田川学校保健会が行われましたので、報告しておきます。
本会は、田川地区の児童生徒の健康保持増進のため、行政、学会、医療関係機関
の連携による学校保健の推進を図ることを目的としたおり、鶴岡市教育委員会に
事務局が設置されています。市町村の負担で運営されており、予算規模は16900
円(25年度)。功労者への表彰、研修会、学校医・学校歯科医等と養護教諭との
懇談会が主な事業内容です。
医師会長が、本会会長を務めることが慣例となっているようです。
先の会議は、田川学校保健会、理事・評議員合同会議で、昨年度の事業、収支報
告報告、26年度の事業計画および収支予算が諮られ、承認されました。
最後に、その他として、小野先生から子ども肥満対策、食物アレルギーについて
の提言がありました。
1)肥満児の対策について
①今回の県下の統一基準での問題は肥満度30-49%を学校での管理としている
こと。鶴岡地域は乳幼児健診を通じて肥満対策は先進地域であり、基準値を
下げるべきではないか。田川地域では基準をどこに置くか、検討が必要。
②基準を決めて統一的対応をするためには、校医をはじめ医療機関へ
周知する必要がある。そうした機会を是非作っていただきたい。
2)食物アレルギー児の対応
①正確な診断は最終的には食物負荷試験が必要。
庄内には小児アレルギー専門医や正確な負荷試験ができる機関がない。
都市部と同じ対応はできない。
そのため、管理指導票の記入は保護者からの聞き取りから
「ひょっとしたら、念のため」のものになり、あまり意味のないものになる。
②管理指導票の提出を求める場合に、
最初の症状のあった年齢、症状、状況、経過、その後の摂食状況、症状経過、
受療経過などこれまでの経緯の解る調査票を同時に配布、記入し、医療機関
受診時に持たせていただきたい。
日常診療の中で管理指導票を求められると、保護者ともども対応に大きな時
間と労力を割かれ、不正確なものになりやすい。
③就学以前の対応がより重要
食物アレルギーの頻度が高く誤食など危険度のもっと高いのが保育園や幼稚園。
行政はもっとこちらへ目配りすべき。
次第
1、開会
2、議長選出
3、協議
1) 平成26年度役員について
2) 平成25年事業報告および収支決算報告
3)平成26年度事業計画および収支予算
事業
1、表彰 学校保健功労者、学校保健・安全・給食 優良校
2、研修会
3、学校医・学校歯科医等と養護教諭との懇談会
会費
鶴岡市:137000、庄内町:23000、三川町:169000 計 169000
4)平成26年度表彰
学校保健功労者表彰
・渡辺 清 先生 鶴岡四中 平成7年4月1日~現職 (19年)
・石黒 豊 先生 栄小 平成58年4月1日~現職(31年)
・小笠原 克昌 先生 西郷小、中、幼稚園
4、その他
山形県学校保健連合会表彰
・中村 美津喜先生
・滝沢 元先生
・寺尾 萬里子先生
・石原 融先生
・渡邊 洋井先生
本会は、田川地区の児童生徒の健康保持増進のため、行政、学会、医療関係機関
の連携による学校保健の推進を図ることを目的としたおり、鶴岡市教育委員会に
事務局が設置されています。市町村の負担で運営されており、予算規模は16900
円(25年度)。功労者への表彰、研修会、学校医・学校歯科医等と養護教諭との
懇談会が主な事業内容です。
医師会長が、本会会長を務めることが慣例となっているようです。
先の会議は、田川学校保健会、理事・評議員合同会議で、昨年度の事業、収支報
告報告、26年度の事業計画および収支予算が諮られ、承認されました。
最後に、その他として、小野先生から子ども肥満対策、食物アレルギーについて
の提言がありました。
1)肥満児の対策について
①今回の県下の統一基準での問題は肥満度30-49%を学校での管理としている
こと。鶴岡地域は乳幼児健診を通じて肥満対策は先進地域であり、基準値を
下げるべきではないか。田川地域では基準をどこに置くか、検討が必要。
②基準を決めて統一的対応をするためには、校医をはじめ医療機関へ
周知する必要がある。そうした機会を是非作っていただきたい。
2)食物アレルギー児の対応
①正確な診断は最終的には食物負荷試験が必要。
庄内には小児アレルギー専門医や正確な負荷試験ができる機関がない。
都市部と同じ対応はできない。
そのため、管理指導票の記入は保護者からの聞き取りから
「ひょっとしたら、念のため」のものになり、あまり意味のないものになる。
②管理指導票の提出を求める場合に、
最初の症状のあった年齢、症状、状況、経過、その後の摂食状況、症状経過、
受療経過などこれまでの経緯の解る調査票を同時に配布、記入し、医療機関
受診時に持たせていただきたい。
日常診療の中で管理指導票を求められると、保護者ともども対応に大きな時
間と労力を割かれ、不正確なものになりやすい。
③就学以前の対応がより重要
食物アレルギーの頻度が高く誤食など危険度のもっと高いのが保育園や幼稚園。
行政はもっとこちらへ目配りすべき。
次第
1、開会
2、議長選出
3、協議
1) 平成26年度役員について
2) 平成25年事業報告および収支決算報告
3)平成26年度事業計画および収支予算
事業
1、表彰 学校保健功労者、学校保健・安全・給食 優良校
2、研修会
3、学校医・学校歯科医等と養護教諭との懇談会
会費
鶴岡市:137000、庄内町:23000、三川町:169000 計 169000
4)平成26年度表彰
学校保健功労者表彰
・渡辺 清 先生 鶴岡四中 平成7年4月1日~現職 (19年)
・石黒 豊 先生 栄小 平成58年4月1日~現職(31年)
・小笠原 克昌 先生 西郷小、中、幼稚園
4、その他
山形県学校保健連合会表彰
・中村 美津喜先生
・滝沢 元先生
・寺尾 萬里子先生
・石原 融先生
・渡邊 洋井先生