鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.226  (地域緩和ケア症例検討会)

2013-11-19 12:24:05 | 日記
13日に開催された地域緩和ケア症例検討会の報告を引用します。
茅原クリニックからの初報告とのことで、地域での緩和ケアの広がりが感じます。

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庄内PJメンバーの皆様、こんにちは。
鶴岡協立病院の高橋美香子です。

11月13日に開催されました第7回、地域緩和ケア症例検討会の報告をさせていた
だきます。

今回の症例提供は、訪問看護ステーションきずなと茅原クリニックでした。
参加者は29名です。内訳は医師4名、看護師15名、MSW2名、ケアマネ4
名、OT2名、PT1名、事務1名でした。

初プレゼンとなる茅原クリニックからは、尾形先生を始めとして、のぞみの園の
看護師、ケアマネを加え、総勢6名で参加いただきました。

きずなの症例は化学療法を繰り返す中で徐々にADLが低下しているケースで、関
わり始めて間もないこともあり、ご本人やご家族の病状理解や、性格の把握、今
後の意向など、スタッフ間での情報共有と方向性の共有がまだ充分ではないケー
スでした。退院カンファレンスでの訪問看護師サイドからの情報収集の要求と、
おくりだす病院側の情報提供の姿勢が求められます。

茅原クリニックからは通所利用者が末期がんとなり在宅療養を行うに当たって、
関連施設を挙げてサポートした取り組みを報告いただきました。初めての在宅ホ
スピスとしてのみとり症例ということでしたが、10日間程度の短い療養期間に
OPTIM配布ツール「これからの過ごし方」等を利用し、タイムリーなケアを提供
されていました。今後さらに発展した活動につなげていただければと思います。


次回、12/11(水)第8回症例検討会は「ハローナース」と「山王フジック
ス」の担当になります。天気が心配されますが皆様のご参加・ご協力をお待ちし
ております。
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