①
②
日光三山は男体山(なんたいさん:古名を「二荒山(ふたらさん)」)・女峯山(にょほうさん)・太郎山からなり、それぞれに神をあてて祀っている。
後に、弘法大師空海がこの地を訪れた際に「二荒」を「にこう」と読み、「日光」の字を当てこの地の名前にしたとする。
日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)
御祭神 二荒山大神 (ふたらやまのおおかみ)
次の親子3神を祀る
(父) 大己貴命 (おおなむちのみこと) ・男体山
(母) 田心姫命 (たごりひめのみこと) ・女峯山
(子) 味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと) ・太郎山
本 社 - 日光の社寺最奥に鎮座
中宮祠 - 中禅寺湖畔
奥 宮 - 男体山山頂
ユネスコの世界遺産に「日光の社寺」の1つとして登録されている。
宿は、鬼怒川温泉。 ― 早朝の鬼怒川 ―
日光の名物といえば「ゆば」だと勧められたので、昼膳にいただいてきた。
ほぼ全品が「ゆば」づくしで、上品な味に舌鼓をうった。宿でも一品でたので、そんなに期待しなかったが、「ゆば」は一番はじめに張る品と、2番、3番目では薄さと味が微妙に変わるという説明の通り、前菜の「ゆば」が少し固かったが順に軟らかい食感にうつり珍味だった。
巻いた「ゆば」をほどきながら食べても、一口に食べても自由とのこと。
一、ゆばのぜんまいあえ
一、紙ゆばの酢の物
一、しの巻き・揚げゆばの煮物
一、鱒の塩焼
一、引き上げゆばの刺身
一、たぐりゆばの味噌田楽
一、舞茸入り椀
一、香の物
一、御 飯
日光ゆば亭ますだや(3900円コース)
「ゆば」の歴史は古く、鑑真和上が日本へ持ち帰った食文化と伝えられる。
勝道上人が766年日光山(現:輪王寺)を開山し、二荒山(男体山)を極める修行の際、干し湯波を精進菜食としていた。
日光は、水がおいしいのと澄んだ空気に恵まれて美味が保たれるとお店の方が話してくれた。
「ゆば」は、豆乳を温め表面にできる皮膜を引き上げたもの。乾燥する前のものが「生ゆば」で、乾燥させたものが「干しゆば」。
「京都ゆば」と「日光ゆば」の違いは、「日光ゆば」は、引き上げる際に皮膜を二つ折りにして厚みを倍にしているところが特徴で、京都では「湯葉」と書き日光は「湯波」と書く。お土産は、この「湯波」にした。
[ 華厳の滝にもどる ― 大正天皇御用邸につづく ]
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日光三山は男体山(なんたいさん:古名を「二荒山(ふたらさん)」)・女峯山(にょほうさん)・太郎山からなり、それぞれに神をあてて祀っている。
後に、弘法大師空海がこの地を訪れた際に「二荒」を「にこう」と読み、「日光」の字を当てこの地の名前にしたとする。
日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)
御祭神 二荒山大神 (ふたらやまのおおかみ)
次の親子3神を祀る
(父) 大己貴命 (おおなむちのみこと) ・男体山
(母) 田心姫命 (たごりひめのみこと) ・女峯山
(子) 味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと) ・太郎山
本 社 - 日光の社寺最奥に鎮座
中宮祠 - 中禅寺湖畔
奥 宮 - 男体山山頂
ユネスコの世界遺産に「日光の社寺」の1つとして登録されている。
宿は、鬼怒川温泉。 ― 早朝の鬼怒川 ―
日光の名物といえば「ゆば」だと勧められたので、昼膳にいただいてきた。
ほぼ全品が「ゆば」づくしで、上品な味に舌鼓をうった。宿でも一品でたので、そんなに期待しなかったが、「ゆば」は一番はじめに張る品と、2番、3番目では薄さと味が微妙に変わるという説明の通り、前菜の「ゆば」が少し固かったが順に軟らかい食感にうつり珍味だった。
巻いた「ゆば」をほどきながら食べても、一口に食べても自由とのこと。
一、ゆばのぜんまいあえ
一、紙ゆばの酢の物
一、しの巻き・揚げゆばの煮物
一、鱒の塩焼
一、引き上げゆばの刺身
一、たぐりゆばの味噌田楽
一、舞茸入り椀
一、香の物
一、御 飯
日光ゆば亭ますだや(3900円コース)
「ゆば」の歴史は古く、鑑真和上が日本へ持ち帰った食文化と伝えられる。
勝道上人が766年日光山(現:輪王寺)を開山し、二荒山(男体山)を極める修行の際、干し湯波を精進菜食としていた。
日光は、水がおいしいのと澄んだ空気に恵まれて美味が保たれるとお店の方が話してくれた。
「ゆば」は、豆乳を温め表面にできる皮膜を引き上げたもの。乾燥する前のものが「生ゆば」で、乾燥させたものが「干しゆば」。
「京都ゆば」と「日光ゆば」の違いは、「日光ゆば」は、引き上げる際に皮膜を二つ折りにして厚みを倍にしているところが特徴で、京都では「湯葉」と書き日光は「湯波」と書く。お土産は、この「湯波」にした。
[ 華厳の滝にもどる ― 大正天皇御用邸につづく ]
2枚目の写真に写っている「輪」を、ぐり方のルールに従って
くぐると縁結びの願いが叶う
確か縁結びの神様だったですかね
昼膳
「ゆば」づくしの豪勢なものですね
山頂は、岩がゴロゴロしているのですね。 でも、ここに立つと地球が丸いことがよくわかります。
茅の輪くぐりは、輪をくぐり越えて罪やけがれを取り除き、心身が清らかになるようにお祈りするものですから、
縁結びとは別だと思います。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/04fb5b0709d655689c5d3d9b4568974d
こんど日光を訪ねたときは、「湯波」を味わってください。
「下野国=しもつけのくに」。読み方は知っていますが、そのいわれは知りません。
日本人でも、固有名詞の漢字の読み方はとても難しいです。
WEBでチェックすると、古代関東には「毛野(けぬ)」および「那須(なす)」と呼ばれる政治勢力が存在し、前者を上下に二分して
「下毛野(しもつけぬ)」と「上毛野(かみつけぬ)」となった。
・・・とありました。 ^^
美味しそうな御膳です。
日光の名前の由来も 面白かったです。
旅をしていて感じたのですが 寺社を巡ると空海の由来が多く
あちらこちらで 空海の名前が出て参ります。
でも 最澄が・・と言う名前が あまり見られませんでした
私の見聞の狭さかも・・ですが。
空海は、弘法大師ですから「広報」が得意な人気者ですが、最澄を再調査すると、案外とでるものです。
最澄は伝教大師といい、天台宗の開祖 (比叡山延暦寺)です。
弘法大師伝説は、日本各地に5,000以上あるといわれ、歴史上の空海の足跡をはるかに超えており、弟子たちが巡ったとか
遊行僧である高野聖が弘法大師と解釈されたともいわれています。
それにしても湯波づくしの料理とは珍しいです。
ところで、平成10年に足利銀行が国有化された当時、鬼怒川温泉を訪れる観光客が減っていたようですが、現在は回復してきているのでしょうか?
地方創生には、ここのように全国的に知れている観光地の再生が不可欠と思います。
地方の財政は厳しいと思いますが、各道府県には特色ある再生策を策定し、それを果敢に実施して活性化を図って欲しいですね。
>「煉瓦亭」というからには、銀座のお店ですね? いちど、ここでトンカツを食べました。
「煉瓦亭」は銀座3丁目にあるようですね。
ウィキペディアの写真では綺麗な建物ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%89%E7%93%A6%E4%BA%AD
煉瓦亭は、入口の赤い幌が特徴です。明治は防災にレンガ造りがはやったのですね。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/bb43ade1924ffaf2de09a61184f4e054
豆腐づくしやコンニャクづくしの料理もありますから、今度ユバづくしのお店を探して食べてはいかがでしよう。