世界通貨は、19世紀が「金」で、20世紀は「ドル」、そして21世紀は「CO2」になるという説がある。
環境問題が、「京都議定書」のように地球規模で関心事になっている。
先進国は、2008年~12年に温室効果ガスを1990年比で一定量減らすよう義務付けられた。同時に、二酸化炭素(CO2)をたくさん削減した国が、基準以上削減できなかった国に排出権を売る「排出権取引」も認められた。
そこで、CO2は世界で様々な通貨と取引され、世界中の通貨と交換できる。CO2を売れば、各国の通貨が手に入る。逆にみれば、CO2そのものが国際的に通用する世界通貨としての役割を果たすと考えることができる。
CO2本位制になると、景気のよい国はCO2をたくさん排出するので、CO2を買い取ってもらわなければならないためCO2に対して弱くなり、逆に景気が後退した国は強くなる。結果的に景気の過熱を抑える効果を発揮するという。
既にヨーロッパでは、CO2取引が本格化する中で、日本政府はこれから調査し研究のうえ対応するという。
本来の環境問題とは、かけ離れたところでCO2を基軸通貨にさせようという野望が渦巻いており、無視しえぬほど加熱気味なのだとか。景気閉塞感の漂うヨーロッパ勢が、かつての栄光を再び手にいれようと血眼になっているという。
弱くなったドルに代わって、果たして世界の基軸通貨の地位をCO2が勝ち取ることができるだろうか?
需要供給のバランスで物の価格が決まっていた時代から、先物取引を導入して価格を平準化させようとしたが、いまやそれがマネーゲームに悪用されているのに似ていて、厭なイメージを抱かせる。
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環境問題が、「京都議定書」のように地球規模で関心事になっている。
先進国は、2008年~12年に温室効果ガスを1990年比で一定量減らすよう義務付けられた。同時に、二酸化炭素(CO2)をたくさん削減した国が、基準以上削減できなかった国に排出権を売る「排出権取引」も認められた。
そこで、CO2は世界で様々な通貨と取引され、世界中の通貨と交換できる。CO2を売れば、各国の通貨が手に入る。逆にみれば、CO2そのものが国際的に通用する世界通貨としての役割を果たすと考えることができる。
CO2本位制になると、景気のよい国はCO2をたくさん排出するので、CO2を買い取ってもらわなければならないためCO2に対して弱くなり、逆に景気が後退した国は強くなる。結果的に景気の過熱を抑える効果を発揮するという。
既にヨーロッパでは、CO2取引が本格化する中で、日本政府はこれから調査し研究のうえ対応するという。
本来の環境問題とは、かけ離れたところでCO2を基軸通貨にさせようという野望が渦巻いており、無視しえぬほど加熱気味なのだとか。景気閉塞感の漂うヨーロッパ勢が、かつての栄光を再び手にいれようと血眼になっているという。
弱くなったドルに代わって、果たして世界の基軸通貨の地位をCO2が勝ち取ることができるだろうか?
需要供給のバランスで物の価格が決まっていた時代から、先物取引を導入して価格を平準化させようとしたが、いまやそれがマネーゲームに悪用されているのに似ていて、厭なイメージを抱かせる。
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信じられない話です。
CO2削減しないで、金儲けを先行させるなんて亜流ですね。
呆れかえった話です。
過去に、「金」であり、ドルの「$」はシルバー(Silver)のSが語源といい、
いま、「CO2」も鉱物に近い性質をもつのだそうです。
好むと好まないにかかわらず、通貨の新しいグローバル化が進んで
いる風なので、また日本が置いてきぼりをくらいそうです。
景気を後退させた欧州が、権力をつかもうと戦略を練っている図式が浮かびます。
真に、呆れた信じたくない話です。
私は車に乗らないのです。
地方都市では車のない生活は考えられないといえます。
福岡県でも福岡市と北九州市の一部以外はバスも本数が少なくなり、もう少しすると運賃値上げです。
CO2の大原因は自動車といえましょう。
私の親は安売りといえば車を飛ばします。ガソリンの無駄遣いなど考えません。さらにプラスチックはどんどん使っていますし、リサイクルは「面倒だ!」と腹を立てる。
そしてみのもんたにべったりで、主義主張はみののコピー。しかし後で偉い先生が否定すると手のひらを返したような感じ。
日本の影の権力者はマスコミだと常々思います。
はじめて聞いた話でありますが、なるほどと思いました。
環境問題が最大の課題になる以上、考えられることです。
大気汚染を引き起こさないエネルギー源であるウランも大切な物質ですね。
両方とも物質自体はこわいものですが…。
ヨーロッパ諸国の真意はわからず、マネーゲームに悪用されるのはいかがなものかと思いますが、アメリカの大統領のように頑なに環境問題から目をそらしたり、京都議定書の議長国なのに後進国からCO2の買取で何とかしのごうって日本よりはマシかも?
個人レベルが使うガソリンなんて高が知れてます。業務上の運搬で大量に使われたり、
工場の排気ガスが危機的状況にあるのだと思います。後は、意識の問題です。
恐らく、親御さんに不満があって、節約意識をキッカケにして不満をぶつけているように感じられます。
安売りを見つけ出して、飛び回っているのは少しでも家計を助けようと努力しているではありませんか。
よく話し合って、仲良くお暮らしください。
(まご二人)さん へ
CO2が、通貨機軸になるというのを雑誌で読んだときは、余り理解できなかったです。
ところが、先週のTV『ニュースステーション』で解説されて教えられたのです。
しかし、不動産を債権化したり、サブプライム・ローンも証券化したものが焦げ付いたのでした。
CO2も債権化して通貨機軸にしようと目論むなんて、本質から離れていて納得できません。
新しい国際ルールを創って、金儲けや権力闘争に使われるなんておかしな話です。
(あやのすけ)さん へ
まろやか味の生キャラメル チョコレートとは、iina~。
日本の環境に取り組む技術力は、車でも工場廃棄物でも世界一なのだとか。
なので、京都議定書等でリードしているのでしょう。
世界はその能力に応じて更に高いハードルを課しているので、
後進国からCO2を買わねばならないようです。
それを景気が後退している欧州が、悪用しているというのが真の姿ですね。
ヨーロッパ諸国が、一番あくどいですよ。
TBありがとうございました。
CO2が、お金のかわりになるっていう話は、やはり当初違和感を感じましたが、こうでもしないと、削減できないのかもしれないとも思っています。
つまり、長年環境問題を見てきた立場で言うと、残念ながら人々の良心やモラルに訴えても、うまくいかないことのほうが多い、ということが、わかってしまったからです。
京都議定書が発行されてから、10年以上がたつのに、目標達成できないどころか、増えてしまった日本に比べ、ヨーロッパ諸国は着実に成功を収めつつあります。
これは、ヨーロッパの人々がモラルが特に高いから、というよりやはり、CO2を減らすことがお金になるという、現実的な考え方を浸透させたことで、うまくいったんじゃないかと思うからです。
事実、CO2排出量オーバーして、よそから、排出権をお金で買ったヨーロッパの企業は、翌年からCO2を減らすために努力をはじめたといっているのを、ニュースで見ました。
今後ずっと、こういうシステムが続くことがいいのかどうかわかりませんが、とりあえず緊急にCO2を減らすためには、大筋このやり方でもいいんじゃないかと私は思っています。
国単位なら、日本はだめですが、企業単位なら、日本はむしろこのシステムは、有利なんじゃないでしょうか。
ヨーロッパの取り組みについての記事のことを、URLに入れましたので、参考までに。
お金に換算させてCO2減のやる気を募るのいう一手でしたか。
人間は、どこまでもエスカレートしていく考えを冷さなくてはいけませんね。
ただ、何にでもマネーゲームに化けてしまうというのは残念です。
『地球危機2008』を見たかったです。