年の瀬になると、必ず忠臣蔵が話題にのぼる。参考までに最近のTV、映画をひろってみると、あるある。
<TV>S63年TBS「忠臣蔵」・S64年TV東京「大忠臣蔵」・H2年TBS「赤穂浪士」・H3年フジTV「忠臣蔵」・H11年NHK「元禄繚乱」・H11年TV東京「赤穂浪士」
<映画>H6東宝「四十七人の刺客」・松竹「忠臣蔵外伝四谷怪談」・Vシネマ「くの一忍法帖Ⅳ忠臣蔵秘抄」
『忠臣蔵』事件は、元禄14年(1701年)3月14日、江戸城松之廊下で勅旨接待役の浅野内匠頭長矩が突然高家筆頭の吉良上野介義央に、斬りつけ失敗し切腹・城地没収・お家断絶となった。
赤穂藩藩士は全て浪人となり、翌15年12月14日に47士が吉良邸を襲撃し、吉良上野介を討ち取った。[討入コース]
ちなみに、義士切腹が16年2月4日で、刃傷が3月14日、討入12月14日とすべて4日(死)に縁があるというのも不思議。
将軍徳川綱吉は赤穂浪士を助命したかったようだが、法秩序を守るため結局死罪とする。義士は主君の仇を討ち本懐を遂げたことであり、二君に仕えずの志であろうことを尊重し、晩節を汚すことのないよう、武士の体面を傷つけない”切腹”の沙汰とした。
赤穂浪士”切腹”の決定と同時に、吉良家には「当夜の振る舞いよろしからず(父を守れず討ち死にもしなかった)」として領地没収の上、信州高島城にお預けとなり断絶した。そして、浅野家は500石の旗本として再興した。
大石内蔵助の辞世の句
「あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」
浅野内匠頭の辞世の句
「風さそふ 花よりもなお 我はまた 春の名残を いかにとやせん」
明日につづく・・・
<TV>S63年TBS「忠臣蔵」・S64年TV東京「大忠臣蔵」・H2年TBS「赤穂浪士」・H3年フジTV「忠臣蔵」・H11年NHK「元禄繚乱」・H11年TV東京「赤穂浪士」
<映画>H6東宝「四十七人の刺客」・松竹「忠臣蔵外伝四谷怪談」・Vシネマ「くの一忍法帖Ⅳ忠臣蔵秘抄」
『忠臣蔵』事件は、元禄14年(1701年)3月14日、江戸城松之廊下で勅旨接待役の浅野内匠頭長矩が突然高家筆頭の吉良上野介義央に、斬りつけ失敗し切腹・城地没収・お家断絶となった。
赤穂藩藩士は全て浪人となり、翌15年12月14日に47士が吉良邸を襲撃し、吉良上野介を討ち取った。[討入コース]
ちなみに、義士切腹が16年2月4日で、刃傷が3月14日、討入12月14日とすべて4日(死)に縁があるというのも不思議。
将軍徳川綱吉は赤穂浪士を助命したかったようだが、法秩序を守るため結局死罪とする。義士は主君の仇を討ち本懐を遂げたことであり、二君に仕えずの志であろうことを尊重し、晩節を汚すことのないよう、武士の体面を傷つけない”切腹”の沙汰とした。
赤穂浪士”切腹”の決定と同時に、吉良家には「当夜の振る舞いよろしからず(父を守れず討ち死にもしなかった)」として領地没収の上、信州高島城にお預けとなり断絶した。そして、浅野家は500石の旗本として再興した。
大石内蔵助の辞世の句
「あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」
浅野内匠頭の辞世の句
「風さそふ 花よりもなお 我はまた 春の名残を いかにとやせん」
明日につづく・・・
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広島の聖光寺というお寺には、大石内蔵助の髪の毛の塚があるそうです。
先日、その話を聞いて、へえー、でした。
忠臣蔵には色んな話が有りますが、その中では異端と思いますが、双葉社の杉浦日向子氏著の”ゑひもせす”に収録されている”吉良供養”が私は好きです。
理由はしょせん人殺しとはこんな物、と思うからです。
面白い時代劇の殺陣や戦争物などの殺生噺は、妙に潔く感じるだけに気持ち悪いです。
だんなが忠臣蔵好きなもので、1年に2回も大石神社にでかけたりしているのにもかかわらず、忠臣蔵と仮名手本忠臣蔵がごちゃごちゃになってしまっているこはぜです。困った困った。
だんなともども続きの記事も楽しみにしています。
人気ある「仇討ち忠臣蔵」は、日本の文化にさえなってしまった。
地元吉良には、吉良さんの親戚筋が四家あります。そのひとつが「遠縁」にあたります。
吉良町は、当然、忠臣蔵はやりませんし、子供たちに教えて知らせることもありません。
吉良の殿様60歳までの功績を称え、我が郷土の英雄としては、伝えてくれるようです。
高校まで、地元でしたが「忠臣蔵」とは、なんだろうか?あまり知らないで過ごしましたね。
たまさか、殿様が「悪役出場」しているなんて!
ショックでねー
47人なるゲリラ隊が、60を越え、晩年の老人を殺すとは。
忠臣蔵のシーズンとなりましたね。
昔はTVでも14日前後は映画など放映してましたが、今はさっぱり…。淋しいです…。
今年は14日に、NHK「歴史の選択」で赤穂浪士を特集するそーです。
時代劇専門chは「里見浩太朗公演」っっ。
講談・浪曲・歌舞伎などでも「忠臣蔵物」が沢山ありますね。
今月の歌舞伎座は「松浦の太鼓」です。
また後日TBさせて頂きたいと思います。
忠臣蔵、とくに「仮名手本忠臣蔵」は日本人好みの勧善懲悪で、好きな人がとても多いですね。
でもそのせいで「吉良上野介は悪者だ」というイメージが定着してしまい、可哀想な気がします。
吉良サイドの作品を見たい!
そう思ったときに出会ったのが、文芸春秋から出版されている「上野介の忠臣蔵」という小説。これは吉良視点から描かれた物語です。なかなかおもしろいですよ。