尾道
2011年11月27日 | 旅
尾道のシンボル的な千光寺へは、ロープウェイで上がる。
大同元年(806)開基の千光寺は、巨岩三重岩や屏風岩・蛙岩等の奇岩が累々と立ち並ぶ。
頂上展望台からの眺めは、さすがな360゜大パノラマ。対岸は向島で、その先に因島水軍の拠点だった因島。
千光寺本堂から瀬戸内しまなみ海道の尾道大橋を望む
俗に赤堂と呼ばれる本堂と玉の岩(または烏帽子岩)は、当山第三の巨岩。
扁額『大宝山や玉の浦わのたぐひなみ よるよる月の影をしぞ思う』の和歌は西行法師が参詣して歌った。
この鼓岩に乗り小石で岩をたたくと、たしかに鼓のように小気味よくポンポンと鳴った。 | |
女陰岩 | |
←岩割松は、岩を割り砕いて根を張る。 千光寺の名前の由来になった光を放つ『玉の岩』は伝説となり、他にも太陽、月の光を鏡のように反射させたと伝わる「鏡岩(かがみいわ)」等々の奇岩が印象的。 | |
三重塔 |
尾道の古い町並みは風情あるはずで、かつての宿場町で最近は映画のロケで度々使われている。
さて、8日間の旅の初日を終え、どんな旅になるだろうか。 >つづく>>
ハイジはすぐに『東京物語』を思い出しました。
参考にさせてもらいます。
尾道大橋がまだ建設中の頃に訪れたこともあり、
相手は今の奥さんで、婚約中の時です。
あの頃は楽しかったですね。
ここは印象に残っていますね。。。
階段が多いですよね。。。
景色もいいし、巨岩・奇岩・岩割松などおもしろい!
定説だそうですが、私はそうではないと思ってます。
岩子島と向島との間の尾道水道の形が
尾っぽのように狭いので「尾の道」となった、
と私は推測してます。ところで、
浮世絵の元祖とみなす人もいる岩佐又兵衛は
武将荒木村重の唯一生き残った子だそうで、
その荒木村重の足跡をたどって、
尾道には何度か行ったことがあります。
いつも鞆の浦に行ったついでですが。
おっしゃるとおり尾道は映画によく使われますね。
大林宣彦の生まれ故郷なので、
その作品のいくつかが舞台になってます。
「東京物語」で末っ子の香川京子が教師となる
小学校のロケに使われた筒湯小は現在は廃校となって
ありませんが、大阪朝日放送アナからタレントになった
山本モナ女史の母校だそうです。同女史の実家は
旅館をやってたそうですが、フジTVアナの
西山喜久恵女史の実家も東尾道よりにある
西山別館だということです。
尾道は猫が多い町で、さらに
猫の置物が坂や階段や道端に置かれてたりします。
尾道をロケ地に使う映画では監督は、
「カット!」とは言わずに「キャット!」と言うかどうかは、
わかりません。それはともあれ、
筒湯(つつゆ)という地名は、
利休の弟子でもあった荒木村重が尾道で
茶の水に使った井戸の井筒がその由来だそうです。
尾道ラーメンしか知らないな~、でも
食べたことはありません。
「東京物語」でも尾道が出ていたとは、よほど有名な話なのですね。
しゃがんだ姿の林芙美子のブロンズ像が、商店街入口にありましたが、尾道に暮らしていたのですね。
他にも、尾道出身の文学者や暮らしたり訪れたりした尾道ゆかりの文人墨客の句や詩文が彫りこんだ
天然岩がありました。。
徳富蘇峰、正岡子規、十辺舎一九、金田一京助、志賀直哉、林 芙美子、緒方洪庵、巌谷小波、山口誓子、
柳原白蓮、河東碧梧桐、松尾芭蕉、中村憲吉、吉井 勇、頼 山陽等々です。
(鷲谷芝嵐) さん へ
仙台出身の方に、たぶん「べろかまぼこ」であろうと思いますが、もらってお酒の肴にしたことが
あります。歯ごたえがあっておいしかったです。
岩は、いろいろな形体があるので、ことに神仏に例えられたりして様々に利用されますね。
(らいちゃん) へ
大阪秋の陣「府・市ダブル選挙」は、久々に盛り上がりましたね。
大阪都構想も、知識人が様々に論評しますが、ひとつの起爆剤として活をいれられたらと思います。
橋下氏は府知事として大阪財政難にひとつの方向づけをしたので、結果を残したのだと認識しますが、
行く末を期待したいです。
尾道は、らいちゃんの古里の近くでしたか、であれば婚約中にデートしたのを頬笑ましく思いました。
(tamirin) さん へ
○○○とは、意外にもラーメンではないでしょう哉 ?
天津飯は、横浜時代にランチでよく食べましたが、しょう油味だったかな。
近々、中華街に行って名の通った中華飯店で2400円で百食ほどの中華を食べまくってきます。
さて、幾つまで挑戦できるか・・・?
(ぼたん) さん へ
愛知県の豊川稲荷に参ったことがあります。
商売繁盛にも、芸能人にも人気です。
>3犬がネックです
今回の山陰の旅は、3県をまたぎました。広島-島根-鳥取です。
え゛~、3犬でしたか、とんだケン当ちがいでした。
(イヴォンヌ) さん へ
う~ん、運勢には波がありますね。
仕事でも人生にも、さまざまなサイクルがあるらしく、その場面に応じた波に乗れれば、その道で
開花しそうに思えます。
その意味で、様々な縁を創って波及効果を図れると効果的です。
運は、つかむものですから、逃さぬように感性を磨かないとつかめるものもつかめません。
尾道の奇岩群が、千光寺を造り繁栄した町のように感じました。
(passionbbb)さん へ
赤とんぼの 羽根を取ったら アブラムシ
という歌を、あのねのねが歌ってました。
尾っぽのように狭いので「尾の道」となったとは、面白いご考察です。
今年にはじめて「東京物語」をBSで観ましたが、尾道ロケしていたとは知りませんでした。尾道を
歩いて、映画ロケによく使われるということを、にわかに知ったにすぎません。