12月になると先生でさえ走り回るほど忙しいので「師走」と、学校で教わった気がする。
師走の主な語源説として、師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」がある。
この説は、平安末期の「色葉字類抄(いろはじるいしょう)」に、「しはす」の注として説 明されている。
現代の「師走」と漢字の意味も近く、古い説であるため有力に思えるが、「師馳す」説は民間語源で、この説を元に「師走」の字が当てられたと考えられる。
その他、「年が果てる」意味の「年果つ(としはつ)」が変化したとする説。
「四季の果てる月」を意味する「四極(しはつ)」からとする説。
「一年の最後になし終える」意味の「為果つ(しはつ)」からとする説などがある。
iinaが、先日に読んだ「玄冶店(げんやだな)の女」著:宇江佐真理の中には、次のように書いてあった。
昨日と今と明日には、三千の神さまがいる。師走は、ちょうど境目に当たる月。三千の神の仏名を唱え、経を読ませるために東西に師を走らすからとあった。
日本橋の玄冶店と呼ばれる路地で小間物屋を営むお玉は、元花魁。
身請けされた旦那と縁が切れた矢先、芸妓屋の顔見知りの娘が通う手習い所の師範・青木陽蔵に出会う。
その清廉な人柄に、お玉は強く惹かれるが、それは世間が許さぬ分を越えた恋だった…。
運命に翻弄されながらも健気に生きる女たちの切なくて心温まる八つの物語。
江戸の女の気風と人情を温かく包んでおすすめの書。
この本を手にしたのは、拙ブログに「玄冶店」を扱っているからだったが、ラストは泣かされた。
[三光稲荷]
師走の主な語源説として、師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」がある。
この説は、平安末期の「色葉字類抄(いろはじるいしょう)」に、「しはす」の注として説 明されている。
現代の「師走」と漢字の意味も近く、古い説であるため有力に思えるが、「師馳す」説は民間語源で、この説を元に「師走」の字が当てられたと考えられる。
その他、「年が果てる」意味の「年果つ(としはつ)」が変化したとする説。
「四季の果てる月」を意味する「四極(しはつ)」からとする説。
「一年の最後になし終える」意味の「為果つ(しはつ)」からとする説などがある。
iinaが、先日に読んだ「玄冶店(げんやだな)の女」著:宇江佐真理の中には、次のように書いてあった。
昨日と今と明日には、三千の神さまがいる。師走は、ちょうど境目に当たる月。三千の神の仏名を唱え、経を読ませるために東西に師を走らすからとあった。
日本橋の玄冶店と呼ばれる路地で小間物屋を営むお玉は、元花魁。
身請けされた旦那と縁が切れた矢先、芸妓屋の顔見知りの娘が通う手習い所の師範・青木陽蔵に出会う。
その清廉な人柄に、お玉は強く惹かれるが、それは世間が許さぬ分を越えた恋だった…。
運命に翻弄されながらも健気に生きる女たちの切なくて心温まる八つの物語。
江戸の女の気風と人情を温かく包んでおすすめの書。
この本を手にしたのは、拙ブログに「玄冶店」を扱っているからだったが、ラストは泣かされた。
[三光稲荷]
例えば、指切りとか風呂敷等のおいらん言葉がいまに残っています。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/8b29b8103d4212f64158c80db11ff7fb
いずれにしても12月は師走の忙しさです(^^)/
今日は寝坊しましたが
1年の経つのが速い事を実感します。
噴煙の文字に幻惑されると、美しいはずの霧氷が降灰に見えます。
師走は、お坊さんもクリスマスで祝って忙しそうです。
歌詞の中に出てくる「玄冶店(げんやだな)」は何のことか意味も分からなかったのですが、今日の解説と2009年12月17日のブログでよく分かりました。
この物語を知ったあとに「お富さん」を歌うと、また違う歌い方になるかもしれませんね。
しかし、玄治さんの貸家が地名になるとは、地名の由来は様々ですね。
のでしたか。
きょうの拙ブログのタイトルは「師走」ですが、「玄冶店の女」を読んだ中に「師走」の説明があったのに刺激されてブログにした
のが実情です。
玄冶店に三光稲荷があり、路地の入口に2~3メートルほどの不思議な細い石柱が立っています。 石柱を輪切りにすると
三角形です。
この稲荷にもいわれがあるし、春日八郎の「お富さん」の歌詞にある「粋な黒塀 見越しの松に」の黒塀に興味をもちました。
それを調べて、あらためてブログにしょうと考えています。
玄や・・やの字は にずいですか?
全く 誤変換で・・
こうなったら読まなくちゃ。 ラストが気になります。
恥ずかしながら、「玄冶店」の意味を知ったのも割と最近です。
それにしても、早くも”師走”ですか・・・
お正月は、お店がお休みでしたから、町は閑散としていました。
いまは、大手が営業しているものだから、開く店が増えて正月らしさが失われました。
一方、年末商戦は11月からクリスマス・セールがはじまり、年末感は年々増す勢いです。もっとも漢字表記する師走感は
どうなのでしょう・・・。
(野の花) さん へ
>原野だな・・? 玄や・・やの字は にずいですか?
「シ」が「さんずい」なら、なるほど「冫」は「にずい」ですネ。
「玄冶店」の記事は、いかがだったでしょうか?
猛烈な爆弾低気圧が台風並みに急発達して、とくに北海道は猛吹雪と「命の危険」があるので外出を控えるよう呼びかけています。
全国的にも大荒れだそうですから、きょうはお家に居るべきですね。
(更家) さん へ
古地図を見ながら都心を歩き、江戸に思いを馳せるのも面白いですね。
きょうのご案内は、馴染みのある所ばかりでした。
古いニコライ堂には、江戸東京博物館に更家さんは訪ね済でしたから、iinaブログの初期に赤坂見附を扱っていました。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/3ce04fb17f76289986cc913e8683c864
見附は、浅草見附等でも”みつけ”られますが、更家さんの専門である東海道の平塚宿東側の入口に江戸見附跡がありました。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/e5eba0f8051ca2245bc98b05ca9e7abe
更家さん宅の平塚宿も”みつけ”ました。
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie/e/a42e8d7f46eb22bc737302f6ea10c9a6