東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

Sans toi ma mie

2020-12-10 22:02:59 | おともだち

 毎年暮れには我が家の家族のわんちゃんたち、そして十五夜さんの納骨されている板橋の博愛院の更新手続きに出かけています。今までだと羽子板市が済んで巷でクリスマス色の時期だったかと思いますが、去る7日が十五夜さんの月命日だったので、それに合わせて行くべきだったけれど手一杯で作業を優先させてしまいました。
 まずはいちばんしんどい納めの荷造り発送を済ませた今日、出かけてきました。

 亡くなってひと月。忙しさが救いだったとも思えますが、未だに呼んでみたり、歌をうたったりしてしまいます。
 午前どんより曇っていた空が、お参りをすませての帰路、荒川の土手を走っていたら陽がさしてきました。クサイ話に聞こえるかもしれませんが、自転車漕ぎながらコーちゃん(越路吹雪さん)のあのサワリが聞こえてきました。
 ♫楽しい 夢のような あの頃を思い出せば Sans toi ma mie さみしくて 目の前が暗くなる Sans toi ma mie ♫

十五夜さんありがとう。

2020-11-07 21:25:55 | おともだち
 
 今日11月7日午後6時10分、わが十五夜さんが永眠しました。正確な年齢はわかりません。わかるのは十五夜さんにはじめて出会ったのはまさに10年前の2010年9月23日で、出会って10周年は先にささやかにお祝いしていたのですが、我が家にお招きしたのは12月3日。できたなら今度の12月3日を一緒にお祝いしたかったです。 

 思い出せば、十五夜さんは自分にとって生まれてはじめて一つ屋根の下に一緒に生活を共にした猫さんです。また出会ったのが人生の節目のひとつ、家族の健康上の問題、そして入院、また自分の体調的な問題で勤めを続けていくことが難しいと判断し、辞した直後のことでした。その後、今日にいたるまでそばにいて一緒に過ごしてくれただけでなく、プー太郎としての生活をはじめてからいろいろなチャンスやご縁を寄せ集めてくれたのも十五夜さんの力があったのだと思います。今戸の丸〆猫(まるしめのねこ)は十五夜さんに出会う前から作りはじめていましたが、十五夜さんはまさに自分にとって丸〆猫でした。 
 その十五夜さんには自分の入院で迷惑をかけました。去年暮には十五夜さんが手術入院をしました。その後、今年夏前に具合よくなくて再入院、実をいうとこのとき、完治させられないレベルにきていて、残り数カ月といわれながら、服薬で体調をみまもってきました。そして先月末、かなり辛そうで病院で診てもらうと、残り数日だろう、猫ごはんに限らずひとの食べ物でも、食べるものんあげてやるよう言われ、マグロの刺身を炙ったら食べてくれました。
 今週に入って水しか受け付けなくなり、、水入れまで移動して普通に飲むことも厳しくなり、ベッドまで水を運んてなめさせていました。今日夕方辛そうなので大好きなタワシでブラッシングすると尻尾を振って応えてくれていたのが悲しげな声で空に伸びあがるようにしながら息絶えていきました。

 生業として土をいじったり、色を塗っていると、傍らでおとなしく眠っている十五夜さんでしたが、いい加減夜が更けてくるとやおら膝に乗ってきたり、足に尻尾を絡めて、そろそろ寝ようとサインをくれたし、出かけて帰って来るとお出迎えに来てくれたりと生活の中に当たり前のようにいてくれた十五夜さん。ありがとう。今、真夜中の浜辺のザンパノのような心境です。

久しぶりの十五夜さん

2019-06-15 09:35:16 | おともだち

 先月末に自分の体調に異常を感じ、急遽入院することになりました。15日間治療を受けて、昨日退院しました。今さらながらつくづく思うのは自分の体のことで家族や十五夜さん、植木など直接お世話できなくなるという心配です。母は入院直前に近くの介護施設でのショートステイを手配してもらい、十五夜さんは前回の入院のようにDr.から点滴と点滴の間に外出許可をもらって家へごはんと水のお世話に行かせてもらいたいという心づもりが、今回の体調のため、それも治療のために難しいということで、入院2日目に特別に許可をもらって家へ戻り、家中に水の容器やご飯の容器を点在させて、数日持たせることができるよう、また天気による室温も心配なので(特に十五夜さんは毛皮を着ているわけなので)冷房を弱めにかけた状態で病院に戻ったのでした。

 十五夜さんのことが心配で入院後3日ほどは夜中も爛々となって寝付くことができない状態でした。

ダメモトで千葉にいる従弟に相談したところ、面倒を看てくれるということで2日おきくらいに仕事の合間や仕事のあと、はるばる我が家まで足を運んでくれました。おかげで、夜寝付くことができるようになりました。そして昨日退院。

 玄関を入るとどこから鳴き声が、、、名前を呼びながら進むと、隠れていたところから姿を見せてくれました。

大好きな「ズック洗い用のたわし」を見せると膝の上に飛び乗って、「ごろごろ」がはじまりました。2週間以上も顔を合わせていなかったので、当然十五夜さん自身も違和感のようなものを感じていたのだろうな、、、という感じがします。「まだ出かけて行ってしまうのだろう」という心配があるようで、服や靴の着脱を目にすると追いかけてきたりします。

 声がかすれてしまった感じです。留守が長かったので夜中など呼び続けてくれていたのでしょうか。これがヒトだったら、のど飴とかはちみつとか喉の養生をするところですが、十五夜さんの場合は、、、、?ネコサラダの鉢植えを買ってきてあげたらいくらかよいのかどうか、、。

 昨夜は床に入るところから、「川」の字のように体を寄せて寝てみたり、お腹の上に伏せてみたり、反対側へ降りて身を寄せてみたりで、自分も十五夜さんと一緒にいられるありがたさを身に染みながら安らかに寝入り、あっという間に朝を迎えたという感じです。

 入院中面倒をみてくれた従弟や心配してくれた叔母さんには感謝でいっぱいです。

 


おねむ

2018-06-09 22:42:17 | おともだち

 今日は午前中出かける約束があったのがキャンセルとなり、午前中は型抜き作業をしていました。遅いお昼はどうしようか、と駅近くの「トロ函」や「かぶら屋」などで食べ呑みして戻ると、例によって十五夜さんのブラッシング。そのうちうとうとして気が付いたら十五夜さんの姿が見えない。あれ?と見回したところベットから垂れ下がった布団や毛布とタンスに掛けてあるハンガーとの隙間におねむ状態でいたので思わずパチリ。

 どちらかというと夜中に作業しているのでその影響で十五夜さんにも眠気が溜まっているんでしょうか。


近頃の十五夜さん

2017-04-07 22:00:37 | おともだち

 うちへ来てからはや7年。当時病院で診てもらって、1歳くらいではないか、、と言われたので単純には8歳なんでしょうか。家の中をいろいろ探検しているので案外ものや場所を一番知っているのではないかと思います。最近、やたらさびしがって、仰向けになっていればお腹の上に、椅子に座っていれば膝に乗ってきます。電話で話してるのが嫌いで、電話を手にするとプイと行ってしまいます。パソコンを開いているとキーボードに乗ってくるのは困るのでベニヤ板で覆いをしますが、、。

 私が何をすればどうなる、という見通しを持っているので、着替えたり、靴を履いたりすると悲しそうな顔をします。隣の町内の仕事場へは連れていけないので気の毒です。以前は人の食べているものには全く興味を示さなかったのが、最近では気になって仕方ないという様子で煮魚はもちろん、野菜の和え物などもくんくん嗅いできます。父の祭壇に朝夕のご飯をおかずと一緒にお供えするのですが、魚だとうっかり食べてしまいそうなので、魚はお供えしないようにしています。味がついているものは体に悪いので心配です。


十五夜さんやーい

2015-06-28 11:14:17 | おともだち

最近十五夜さんの戸外への関心が激しいようです。

つい最近、玄関の引き戸をスライドさせようとしてもうまくいかないので仰向けになって足で蹴るということを試し、成功してから習得してしまったようです。

そんなわけで玄関には基本的に鍵をかっていますが、心配の種が年老いた父親。デイサービスへの通所が好き(というより、家にいるよりまし?)で、週末デイのない日に「今日は来ないよ。ないよ。」と伝えても支度をしていつもお迎えの車が止まる辺りに座っていることが多く、その際玄関の戸を開けっ放し、あるいは半開きにして平気でいることもあります。十五夜さんにとっては願ってもないチャンスというわけです。

昨夜は午前4時頃まで仕事場にいて帰宅。十五夜さんも「待ってました」というばかりに玄関までお出迎え。床に入って仰向けになるとその上に腹ばいになってたわしでブラッシングを要求します。そのうちうとうとして、、、、目を覚ますと午前7時過ぎ、欲張ってもう少し寝ました。そのとき十五夜さんは枕元にはいなかったのですが、隣の部屋の敷居の上にいることが多いので何も心配せずにいました。

床から起きて洗顔して朝ご飯を食べてから改めて十五夜さんを呼んでも気配はない。家中の十五夜さんのお気に入りスポットをチェックしても見当たらない、、、、まさか!!!と外へ出てみるといつものところに父親が座っている。ハハーンまた玄関に隙をつくったんだな、、ということで我が家のある番地の一角を何度も何度も歩きまわって、、、何度めか同じ一角の我が家から真裏のある路地の奥に十五夜さんの姿を発見。鈴を鳴らして近ずこうとすると逃げて、、、この辺り、複雑な猫道が入り組んでいるんです、別の路地から入っていくと奥に姿が見える。名前を呼べば返事はするが、こちらから接近すれば怖がって逃げるの繰り返し。もうへとへとで我が家の隣の猫道で鈴を振っていると泣き声が近づいてきて根気よく待っているとしばらくして出てきたものの怖がりつつ開けておいた我が家の玄関に走りこみ、一気に2階の十五夜さん部屋へ。

やれやれとほほ、たわしでブラッシングしてくれと寛ぐ十五夜さんでした。


日向ぼっこ

2015-03-15 12:44:41 | おともだち

春めいて来ているんですが、暖かくなったと思えばまた冷える。上着を着て外出すれば、暑いから汗をかき、脱いだところが寒くなって風邪をぶりかえす。そんな繰り返しです。猫さんたちも、お天道様があれば日向でじっくり日向ぼっこをしていますね。本能的な健康法なんでしょうか。
我が家の十五夜さんもやっぱり日向ぼっこがすきですね。天気がよい日であれば物干しにマットを敷いてあげれば、ちゃんとその上で寛いでいます。
さりげなく座った姿が今戸焼の「座り猫」とほとんど同じポーズ。これで尻尾が腰の辺りに巻いてくれれば、そのものです。土人形の姿全てにおいて写実であるとはいえませんが、少なくとも「座り猫」は実際の猫さんたちの仕草を写したものだと言えるように思います。

陽をあびて気持ちよさそうです。でも仰向けになって伸びたりするにはまだ寒いんでしょうかね。

最近、外に出かけて帰ってくると玄関のガラス戸越にお迎えに来てくれるのは十五夜さん。トイレに入ると、戸の外でいつの間にかお迎えにきている十五夜さん。台所で食事していたりすると2階から呼び声が聞こえたり、台所のガラス戸越に迎えに来ていたりと、気にかけてくれています。
早く暖かくなって(暑すぎるのも嫌ですが)たくさん日向ぼっこできるようになるといいです。

居候状態

2014-12-21 09:42:19 | おともだち

わが家の十五夜さんがブログに登板するのは久しぶりのことのように思います。
タイトルをぱっと見では、十五夜さんが居候して毛布を占領しているようにも見えますが、実をいうと十五夜さんの部屋に居候しているのは自分なんです。この夏まで十五夜さんはここの部屋、自分は隣の部屋に別々に寝ていたのですが、自分の部屋のエアコンの調子が悪くなり、枕やタオルケット持参で十五夜さんの部屋に居候をはじめました。季節も移って、寒くなってきたので毛布、掛け布団やら持ち込むものも増えてきました。



布団を敷き始めるの知ると、嬉しそうな顔をします。こっちが床に入って掛け布団にもぐるとその上に乗って後ろ向きに尻尾を振ったり、前向きになって顔をさすって欲しいという意思表示をします。中に入りたいということはずっとなかったのですが最近耳元で入りたいというようになりました。でもしばらくすると出て行きます。
やっぱり布団の上で丸くなっているのが一番楽なのかなあ、と思っていたのですが、トイレや服薬のため床を離れている間にひとり毛布の隙間に潜って極楽な表情をしています。「ふかふか温い」はだれでも好きなんですね。

布団を片付けはじめると不満の声をあげる十五夜さんです。

久しぶり

2014-06-03 20:18:05 | おともだち

P1010049 もう6月なんですね。このところ急に真夏のような天気になり、わが家の十五夜さんの部屋の気温は30℃を越えます。そこで昼間は冷房を入れていますが、十五夜さん本人にとっては窓を閉め切っているので楽しくはないことでしょう。

 ここ、隣の町内に借りている仕事場はもともと湿地だったところなのか湿度が高くこの天気では冷房なしでは厳しいです。冷房すると出入りの扉から窓から閉め切るので、普段出入りしてくるお客さんが入って来れる機会がなくなるわけです。

 ゆうべ、夕方になって暑さも納まったので扉を開けると、何と久しぶり、餡子色の「あんこ」さんがやってきました。この子は少しおっとりしていて怖がりなようです。冬の頃よくやって来ていたのですが、部屋でおもてなししているところを、他の猫にど突かれたのにびっくりして、それ以来トラウマになったようであまり姿を見せませんでした。

 こうやって部屋にやってきていても、背後を絶えず気にしています。でもこのまなざし、、、。

お雛様の型抜きの目標数までもう少し、、。しかしゴールが視野に入ってくると、そこまで一気に漕ぎつけない手際の悪さにいらいらしたり、部屋の中が歩きにくくなっていたり、足の痛みで気持ちも下向きになりがちですが、この顔に出会えて束の間の癒しをもらったような気になりました。家に戻れば十五夜さんがいろいろかまってくれるのにちょっと贅沢かもしれませんね。

目標数+αが達成できたら、素焼きと色塗りまでの間、外に気分転換に行きたいと思います。


十五夜さんの隠れんぼ

2014-03-06 23:28:02 | おともだち

P1010005 今日びっくりしたことがありました。

近頃、狭い十五夜さんの部屋の中だけでは退屈でストレスなのではないかと思い、戸締りをしてから紐をはずして家の中を探検できるようにしています。一日中ではなく短時間ですが、、、。はじめなかなか部屋から出なかったのですが、少しづつ慣れて隠れんぼのようなことをしたり、探検したりで狭い家の中ですが未踏の域を縮めています。

 こっちが1階でお茶を飲んでいると怖々2階から降りてきて呼びに来たりもします。

 今日何でびっくりしたかというと、2階から先に階段を下りて行ったので遅れて観に行ったら、姿が見えないのです。慌てて2階をチェックしてもいない。丁度父が廊下にいたので、怖がってどこか潜り込んだのかと廊下に身を伏せて探していると鳴き声が、、、、。何と素焼きをしていた焼成窯の中に隠れていたのです。もちろん素焼きが済んで、冷まして中身を取り出したあとだったので窯の蓋が開けっ放しで、炉内も全然熱くなくなっていたのでよかったです。

 先日、気になって十五夜さんを連れて病院へ行ってきました。鼻の頭に見えた黒い班点は鼻水が乾いてそうなるそうで問題はないそうです。それよりももっと心配なことがわかりました。血液検査の結果腎臓に問題があるそうです。重篤というレベルではないので、これから節制した食事とサプリメントの摂取で腎臓への負担のない食事を始めていますが、あまりおいしくないようで、以前のようにモリモリ食べてくれません。また以前より水を飲むようになったと感じていたのも腎臓に由来するのだそうです。全く食べてくれないのは困るので前から食べているフードに腎臓対応のフードを混ぜてサプリメントをまぶしてよそっています。

 鰹節とか煮干とか十五夜さんの好きだったおやつは腎臓にはよくないと聞いたので可哀想ですがあげるのをやめました。十五夜さんは動作と鳴き声と目線で「ちょうだい」と訴えてきますが、ごめんね。と返事するばかりで切ないです。

P1010008


最近のお馴染み

2014-02-13 23:43:06 | おともだち

P1010084 この猫さんに出会ってからまだ一ヶ月とたたないのですが、出会う機会が一番多いような気がします。大抵夜暗くなってから塀の上に座ってこちらの様子を伺っているシルエットを見ることが多いのですが、朝仕事場に向かうと待っているかのようにこちらを眺めて座っています。以前はこの近辺で見たことのない子です。

結構怖がりで、一定の距離を保って前進後退していますが、一日に何度も仕事場のそばへやってきます。すごく大きい子というわけでもなく長老の黒ぶちさんや茶ぶちさんより小さいですが、腕も足もむっちり太くて肉付きがいい猫さんです。

こっちに向かって話かけられたことがまだないのでどんな声なのかまだ聞いたことがありません。

このところ仕事場に周りで出会うお馴染みさんの顔が変わってきているのかな。。?と思ったりします。あまり顔を見せなくなった子たちは元気かな??と余計な心配をしています。


雪と十五夜さん

2014-02-08 11:54:36 | おともだち

P1010080 数日前からの天気予報で聞いていたとはいえ、朝、外を見ると案の定雪が積もっていました。

十五夜さんは朝一番ベランダの窓を開けて石膏鉢にすのこを敷いた台の上から外を眺め空気を吸う日課なので、いつもどおり窓を開けると雪を見て声を上げ寒いせいかすぐに部屋に戻りました。わが家に来る以前には当然雪を経験しているんだとは思いますが、毛皮を着ているにせよ、やっぱり冷たいのは嫌でしょうね。今、外にいる猫さんたち、くしゃみをしたり、鼻水を垂らしていたりかわいそうです。

十五夜さんの部屋には暖房を入れてますが、あまり断熱効果がないので暖かいという感じがしませんが戸外の気温よりはいくらか数度でも暖かのではと思います。一年をとおして私が仰向けになり、その上でごろごろするのが好きな十五夜さんですが、この時期は特にお腹に登りたがります。十五夜さんの体温のほうが高いので、むしろ私のほうが暖かくかんじるのですが、相乗効果でもっと暖かくなるんでしょうか。(あまり長時間同じ姿勢でいるとこちらの体が痛くなります。)お天道さまがまぶしく差し込んでくれると室内もぽかぽかしますが、このどんより天気と雪ではそうもいきません。

 夜にかけて雪は更に降り積もるという予報です。道も歩き辛くなるので、昨日のうちに素焼きした人形を仕事場に運んでおいて正解でした。

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薬をもらいに

2014-01-23 21:51:21 | おともだち

P1010077 十五夜さんの鼻に不思議なほくろのような黒いシミが出ているのが気になり、病院で聞いてきました。シミで突起にはなっておらず、暫くすると消えたり、また現れたりするのです。食欲やトイレなどは変わりもないのですが何かの兆候であれば心配です。目薬をさすのと関係あるのかわかりませんが、さした後暫くして消えたこともあるのです。

 先生にお尋ねしたところ、突起状ではなければ大きな問題ではないのではないか、、ということで従来の目薬と虫除けの薬だけもらって帰ってきました。十五夜さんは、目薬の容器を見るだけで嫌がりますが、薬が済むと、もう終わったということも理解していて、また安心した表情になります。


最近のお馴染み

2013-12-02 10:27:21 | おともだち

P1010005
 今の仕事場へ引っ越してもう何年になるのか、、?自分でもはっきりわからなくなりました。人間の往来に関しては袋小路のどん詰りなところですが、猫さんたちにとっては銀座通りのようなところ、夏秋にはガマまで出現することがあります。

 仕事場へやってきておもてなしするお客さんの顔ぶれも時間の経過とともに変化?しているのを感じます。もちろん古株の黒ぶちさんや茶ぶちのお母さん、白ちゃんたちは今でもやってきますが、白ちゃんの兄弟子供、茶ぶちさんの娘さんの顔は久しく見ていません。

 今年にはいってからのお知り合いにはみけさんと画像の餡こさんがいます。この餡こさん色、不思議な色です。体中均等な色ではなくて微妙な色の変化ですが茶色と紫と灰色の混ざったような、ちょうどこし餡みたいな色なのです。他の猫さんの例に漏れず、怖がりなようですが、扉を開けていると中に入ってきます。「にゃー」とか「みゃー」とは鳴かず、「ホンホン」と鳴きます。体つきは肉付きがよさそうなので男の子でしょうか?

ずっと今戸焼の招き猫を作っていますが、江戸時代以来の今戸の猫の法則としては鼻の頭を墨で黒くポチっと置くのですが、実際身の回りで出会う猫さんは桃色の鼻の子が多いですね。でもこの餡こさんの鼻は黒なんです。


十五夜さんのベッド

2013-12-01 09:23:34 | おともだち

P1010002 12月に入りました。人形作りで一番慌ただしい時期になりました。十五夜さんは今まで携帯型のボックスの家で寝ていたのですが、寒い季節になると日向ぼっこが大切な日課となり、ボックスの中よりは日の当たるところで寝るほうが気持ちよさそうです。そこでは窓際に特設のベッドをつくりました。大きめのダンボールの上にふかふかのマットを2枚重ねてあります。まだ陽のあたる時間ではありませんが、夜もこの上で寝ていることがほとんどです。陽が差し込めばもっと気持ちよさそうにしています。もっとしっかりおひさまに当たりたいときは、物干しの台に座っています。