マイブームになっている「大阪」。行ってみたいけれど軍資金、年老いた両親に十五夜さんのことを考えるとなかなか家を空けることはできません。依然として動画を見たり地図を見たりして空想にふけっています。
そんな中「551蓬莱」の出店情報。今回は吉祥寺の東急デパートです。しかも今回は「京都・大阪・神戸のうまいもの祭り」。当然肉まんもたくさん買ってきましたが、それよりも心ときめいたのは道頓堀のうどんの「今井」さんの出店です。道頓堀へも当然行ったことがありません。「今井」さんという店を知ったのも最近のことです。歌舞伎が好きなので大阪にすごくローカルな芝居に憧れます。戦前大阪といえば「初代 中村雁治郎さん」。いろんな本で読んでいますし、レコードの音声も聞いています。その雁治郎の石碑が道頓堀に残っている、ということは前から読んで知っていました。岸本水府という人による「頬被りの中に 日本一の顔」という句の石碑です。 でも道頓堀のどこにあるのか、、?最近地図を見ながら検索していてわかったのですが、ここうどんの「今井」さんの玄関前にあるのだそうです。 それと大阪のうどんの名店なんだそうで、ここは大阪に足を運ばないと食べられないと思っていたので、吉祥寺で食べることができてうれしかったです。
大阪と京都のうどんの違いってあるのでしょうか?京都四条、南座の隣の「松葉」という店できつねうどんを食べたことが一度だけありました。随分前ですが、その「松葉」の東京店が大井町の阪急デパートの中にあって何度かきつねうどんを食べに行きました。本当は「松葉」は「にしんそば」が名物なんですか?最近読みました。あとは全国展開している「なか卯」(これは京都の会社ですか?)で関西っぽいきつねうどんを出していますね。
「今井」のきつねうどんの印象ですが、思ったよりお汁が辛いようにおもいました。その分きつねが分厚く、甘くしてあるので、お汁はそれを引き立たせるためでしょうか。大阪にいつ出かけられるかわからないので、東京で食べることができて本当にラッキーでした。この催事ではいろいろな店の出店があってどれも味見してみたかったのですが、桃谷の「いか焼き」と明石の「あなご寿司」、舞鶴の「ばら寿司」と京都御室の「はも寿司」と「はも蒸し寿司」と神戸南京街の「角煮バーガー」と買いました。 家で一番評判のよかったのは明石の「あなご寿司」でした。改めて気がついたのですが、「はも寿司」も「あなご寿司」も「ばら寿司」も押し寿司になっていて見た目以上にご飯が凝縮しているのでお腹いっぱいになりますね。普段握りを食べる機会のほうが圧倒的に多いので、今回はじめて感じました。
催しとは別に「鶯ボール」というお菓子をアメ横で入手できると聞いて買いに行きました。かりんとうのようで甘辛い不思議な味ですが実際食べることができてうれしいです。
まだまだ食べてみたいものがありますが、「別寅」のかまぼこは東京のどこかで売っているのでしょうか?ご存知の方、お教えください。