
「みそろぎ人形展」は来週の火曜日までなのでまだ開催中です。出展するつもりが体調や時間の限りで仕上げられずにいたもの、まだあまたありますが期間中できたら持ち込んで追加するつもりで2回は持っていきました。「ああ無情」「何たる不運」としか言えませんがこのところまた片足が腫れ気味で高熱になることもあり、下手するとまた入院治療なってしまう可能性も無きにしも非ず。でも会期中から搬出荷物の受け取りまで自分しかいないので何とか患部を冷やしながらやっています。

はじめてのものではないのでご存知の方もいらっしゃるかと思いま
す。もともとは施釉の浮き人形を手本にガラガラに仕立てたものです。

あくまで見立てでつけた柄。3つの丸は味噌餡、小豆餡、白餡といえばご推量いただけるでしょうか。

背中に「業平格子」を描いたつもりなのですがちょっと潰れぎみ。都鳥の肩の辺りに葦を。「何にしおはば いざ言問はん都鳥 わが思ふ人のありやなしやと」の心です。

今回はじめていたずらに描いてみたパターン。片や半分見える鳥居で反対側には山の上にお堂、その麓に橋。あんまり説明的には描きたくないので、ついこんななのですが、ご推量くださるとありががたいです。本日夕方くらいまでに持ち込めたらと思います。