8月に入りました。一年12ヶ月で単純に割れば、6月いっぱいで一年の峠を過ぎ、7月から下り坂にさしかかるということですが、気持ち的には夏休みのかかる7月8月が一年で一番元気いっぱいな峠道という感じを子供のころから持っていました。
現在の我が身の境遇を思えば、夏でも冬でも自由にどこかに出かける時間的余裕も経済的余裕もないので、家にいながら、昔味わったような里山に出かけたり、田圃の畦で遊んだり、川で水泳ぎしたときのようなときめきを持ちたい、、、、。そんな気持ちが玄関前の植木いじりにつながっているような気がします。
5月に種を買ってきて蒔いた朝顔がこんなに大きくなり、先週あたりから花をつけるようになりました。この種は蒔いてからしっかり水やりしていたにもかかわらず3週間くらいなかなか発芽せず、双葉を開いて本葉が出るまで、かなりスローでした。日当たりの関係もあるかもしれません。
蔓が庇より上にさしかかって以降はみるみる大きな葉とつけるようになり、蔓自体もかなり太い屈強な感じになりました。小学校のころ、夏休みの宿題であさがおの観察日記を書いた憶えはあるのですが、あさがおってこんな枝のつき方したっけ??と思うようなこともあるものですね。ひとつの根からは一本の蔓しか延びないものだと思っていたのが実際には勢いがあればところどころで枝分かれするんですね。
買った種の包装には水色の花が描かれていたのを選んでのですが、最初の3つか4つの花は「團十郎」のようなえび茶っぽい花だったのでがっかりしました。その後ご覧のとおり紫味のないすっきりとした水色になってうれしいです。
2番目の画像は先月、チャリで神田神保町まででかけた折に、文京区の千石あたりの植木屋さんで偶然見かけて求めてきた「おみなえし」です。
子供の頃夏休みで出かけた山形の父の実家あたりは狸のいそうな里山に囲まれた田園地帯だったのですが、人が手入れして庭先に育てている「百日草」とか「松葉牡丹」や「芙蓉」「ダリア」なんかの色の賑やかな花とは別に
畦道や山道とか川原に勝手に咲いていた草花たちが好きでした。庭先の花ほど主張がなくともしっとりと咲いているのが好きでした。ミソハギやふじばかまは数年まえから根ずいて花をつけていますが、今年からおみなえしも加わってうれしいです。宿根草なので、水やりや手入れ次第で来年も花をつけてくれるよう気をつけたいと思います、