5月2日曇りのち晴
今日は朝2時間年休をいただき歯医者に行ってから出勤しました。まだ再就職2年目で年休があまりないので、この連休の谷間も休む訳にいかないのです。また土曜日の午前中は歯科と整形外科とここのところ忙しいのですが、先週は祝日、今週もGWで医者に行くのは今日を除くと3週間もあいてしまうのでやむなく休みを取って行って来た次第です。歯科も2月から通っているのですが、途中骨折中断があったけど、もう三ヶ月もおなじ歯にかかりきりです。最初に行った歯科の治療の失敗で奥歯が化膿してしまい、歯科を変えて膿をすべてとるための治療に二ヶ月近くかかってしまったのが原因なのでしょう。でもやっと歯の型を取るところまできたので、来週の土曜には治りそうです。多分その頃には骨折の方も完治となりそうなので、中旬以降は最高の日々になりそうです。
ところで今日は入社半年後の東京でのビジネスライフの話になります。僕は本社の端末機の技術部門に配属となり、なぜか男性だけの職場で、例年新入社員が毎朝始業30分前に出社し、上司・先輩にお茶を入れるのがきまりでした。当時僕はあまりお茶を飲まなかったので、茶漉しに煎茶を入れ、それぞれの人の湯飲みに熱湯を注いだだけで出していました。しばらくすると上司から”君は静岡生まれのようだけど、お茶を入れたことないの”と言われ、まいりました。要は僕の入れたお茶は色だけついたお湯のようなものだったのです。熱湯でなくちょっとぬるめの80度ぐらいの湯を、一度茶葉を湿らせる程度に注ぎ葉っぱを潤わせてからゆっくりお湯を注ぐこと、また人数分を順番に半分ずつ入れたあとでさらに半分入れて全員分を一杯にすることなどを細かく上司から教えられました。最近ではこんなことを新入社員にやらせたら、お茶を汲む為に入社した訳ではありませんと会社をやめられてしまうかもしれませんよね。同期の仲間に聞くとどこもみんな同じようなことをやらされていたようです。僕はあまり入れ方がうまくなかったので、結構むちゃくちゃ言われてました。今ではいい思い出になりましたが、当時は仕事はできない、お茶もうまくない、電話を取るのは遅い、三重の悩みで僕はサラリーマンの適性がないんじゃないかとかなり自信喪失ぎみの毎日でした。
とにかくここでもいろいろ失敗のデパートのような毎日でした。”君確か工学部電気科卒業してるんだよね。ブリッジ回路知らないの”(実は工学部じゃなくヨット部卒と仲間からはからかわれてましたけど)とか”データレコーダー使ったことないの?学生の頃使わなかったの?”とか何かやる度に知らないことばかりで苦労しました。ただこの職場で昼休みに教えてもらったコントラクトブリッジは僕の好きなカードゲームになりました。(僕のホームページを参照してください。少しはどんなものかわかります。http://www3.ocn.ne.jp/~leia1755/47.html)
そして半年後関東地区を管轄する事務所で施設設計の仕事をするよう辞令を受け、また知らない仕事をするようになったのでした。この頃はすぐに知らない場所で知らない人たちと知らない仕事をすることで、いつも自信のない自分を見てきました。
今日はこの辺で終わりです。この続きはまた明日。では