”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(67)

2006年05月10日 21時42分16秒 | ビジネス
5月10日(水)
僕のビジネスライフシリーズも技術屋としての前半が終わりに近づいてまいりました。
始めての名古屋勤務となったこの頃は会社自体の変革期で守旧的な考えと革新的な考えのぶつかり合いの時代でもありました。従来ベースの仕事のあり方を見直して効率的な仕事のしくみにして行くと言うことで、下部機関から上部機関にあげている報告書類の見直しをした時のことでした。不用と思われる報告書をリストアップして本社上部機関に上げたものの中に事故速報の一元化と言った項目いれたのですが、これも本社の怒りを買ってしまいました。我々としては廃止ではなくて社員による工事の事故の速報ルートと請負業者による事故の速報ルートと社員の通勤時等の事故速報のルートと三つの主管窓口があったので統合して一本化すべきだと言う意見だったのですが社員の工事時の事故速報をなくそうと言う意見は何事か?本社の保全部門のトップに部長が説明に来るよう言われ、僕の所から出した意見なので、K部長の同伴で僕が同行しました。故障ばかり出している過去があるため、よけいに上位機関からみれば腹立たしいことだったと思います。K部長からは自分が説明するからあまりよけいなことは言うな。頭を下げればそれで気がすむのだから。それに変革後にはこちらの言ってるようになってしまうのだろうから、あまりつまらない手間をかけるなと釘をさされてました。そして部長はわびを入れながら、一通りの説明をして別の話題に切り替えて終わりにしてしまいました。僕はこの頃単なる正義感のようなものだけで物を見ていたので、(今もあまり変わらないかもしれませんが)K部長にはいつも一杯迷惑をかけていました。ただK部長は肝っ玉のすわった懐の深い方で僕の数少ない尊敬する上司の一人です。僕は技術屋からやがて営業屋に変わるのですがその後もなにかとお世話になった人でした。今も当時迷惑をかけていたメンバーが中心になって年に1回K部長を囲んでGOLFをしていただいています。
2年後事業再編により所属が2ヶ月ばかり変わって、今度は端末機を開発する部署に転勤になります。新入社員時代半年間担当していた端末部門の開発をすることになるのですが、開発自体したことのない人間が一応それなりの立場で実践することになり、またまた不安の中での赴任となったのでした。今から20年前の話です。これからだんだん現在に近づいて来る訳ですがだんだん現在の僕に身近な人の話が出て来るので気を使いながらになると思いますのでよろしくお願いします。この続きはまた。