5月8日曇り一時晴
GWもあっという間に終わり今日からまた通勤混雑が始まりました。一週間も悠々気ままな生活をしていたので午後からの眠いこと、資料を読みながら眠ってしまいました。人の気配でハッと気が付くのですが意外と短時間の居眠りなんですね。自分は10分ぐらい寝てしまったかなと思って時計をみても2分もたっていない時間なんですね。意識がなくなっている一瞬でも連続性が切れるので時間の感覚もゼロクリアされてしまうのでしょう。
ところできょうの話は東海管内の設備をメンテナンスする保全部門に配属になったところからです。静岡での災害対策経験とメンバー3人がいっしょだったことから、新しい職場だったけど今までの中で一番気楽に転勤できたように思います。
そんな気持ちの余裕が大抵失敗の元を作るのも人生です。早速歓迎会やらあって飲んだ勢いで、一人でネオン街を歩いて帰る途中で声を掛けられたのが間違いの始まり。一時間3千円、都会はやっぱり競争が激しいから安いんだなあ、それならいいですよ。入ったら女の子に言われるまま飲み物を頼み、オードブルを頼み・・・・一時間後三千円払って帰ろうと請求書をみたら単位が違うのでこれ違うよと言ったら、怖い感じのお兄さんが出てきて、金持ってないんか?家にはあるんか?家に帰ればあるけど何でそんなになるのと言おうにも、女の子の頼んだ飲み物やオードブルはみんな別料金で、しかもめっちゃ高い。もう観念して、今こんなには持っていないからと言うと家まで送ってやるから支払えとなってしまいました。なんと店の横に止めてあった不法駐車のキャデラックに乗せられてしまいました。家に着くと女房にちょっと支払いできなくて取りに来ているからとお金を出してもらいとりあえず怖いお兄さんにかえってもらいました。ただそのあと女房殿にむちゃくちゃ言われてしばらくは口もきいてもらえませんでした。そう言えばこの頃でしたかね、”いつまでたってもダメな私ね”って歌がはやったのは。ほんとにそうでした。
以後僕は街のお姉さんのお誘いには行ってみたい気はあっても、あの時のことを思い出して一人で行ったことがありません。高い授業料を払ったけど、世の中の甘い誘いには裏があると思って対処すること心構えを教えてもらいました。
だから仕事一筋で頑張っていたのですが、なかなかうまくいかないのも人生、このあとこの部門のメンバーには大変なことが待っていたのです。この話はまた明日にしましょう。丁度技術屋稼業も入社以来10年がたったところでした。僕も会社も大きな転換期に来ておりそんなことが背景にはあったような気がしています。
それではまた。