”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(68)

2006年05月11日 22時55分28秒 | ビジネス

5月11日(木)曇
今日は曇りですが、今週はこの時期にはめずらしく雨の日が続きます。骨折リハビリ中の僕にとってはあまり調子がよくありません。これから完治しても雨の日とかは古傷がうずくことになるのでしょうか?
僕のビジネスライフ前半戦の最後となる職場の話ですが、36歳になって端末開発のプロジェクトに参加し、しかも過去には何も経験していないと言う不安の中での出発でした。
この開発プロジェクトでの仕事は経験豊富なメンバーが中心となってメーカさん相手に進めていくので僕はサービス・機能の仕様と操作手順の決定のような比較的ソフトウエアで対処できるようなことをやっていました。それでも特許出願だけは結構したように思います。もっとも本体に付属する機器等の特許が主だったので売れない特許ばかりでした。
この頃海外(デンマーク)の同業会社から我々の所に意見交換に来た研究者がいて、僕らが案内したことで、後にデンマークに招待されることになりました。そして上司の計らいでと言うか僕が一番業務に差し障りがなかったせいか、僕が行くことになってしまいました。なにせ海外初体験で英語もろくにしゃべれないのにですから。ただ相手側の人を知っているだけだったのです。当時の海外出張はかなり厳しい基準があったようですが、相手側からの依頼もあったようで、人事育成担当からは、まぁしょうがないけど行って来いと言った感じでした。ここからが大変なのですが、行く前の失敗からドイツ入国時の失敗、コペンハーゲンでの失敗、訪問先での歓迎パーティでの失敗とさんざんな思いで帰ってきたのです。二週間ぶりに日本に帰ってきて、もう二度と行きたくない気持ちでした。従って以後一人で行くことも、商用で行くこともありませんでした。ただ団体で商用と言うより視察に近い出張は何回か行かせていただきました。当時、まだヨーロッパには日本人が行くことは少なかったので旅の恥は掻き捨て的でよかったと思いますが、まぁ日本人の恥と言われてもしょうもない出張でした。今まであまり人前で語ったことないのですが、もう20年前の36歳当時の話なので、少し詳しく話してみます。きっと外国アレルギーの人も僕の失敗を聞けば安心して行けるようになると思いますよ。僕の行状にみなさんは自分よりドジなやつがいるんだと安心するでしょうから。ずいぶん勿体付けてしまいましたが”初めての異国、しんさんのドジドジ行状記”は明日以降の話にさせていただきます。
その前段だけ話すと、実は海外出張直前にTOEICの試験を受けるよう言われたことと受験結果は確か300点ぐらいで、本当は君は基準に達していないので・・・と言われてしまったのです。しかしもう訪問先とTELEXでやりとりしちゃっていることや、招待先への英文レポートもできあがっていたことから許可されたようです。従って帰国後の海外出張報告会も極めてうちはだけの小規模な発表会にしていただきました。まぁ行けたことは僕にとってラッキーだったのかもしれませんが・・・。ではまた明日以降に。

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