なんでも人生

Whatever life is

蒜山高原と大山 Hiruzen and Mt.Daisen

2020-10-28 | 日記
Goto キャンペーンを使い近場の紅葉を見に、友人夫妻と一泊二日旅行を急遽計画。岡山、鳥取の山が少し色づき始めている情報で、蒜山休暇村を予約。Gotoキャンペーン35%割引は予約即適用と思ったが宿泊施設での直接予約の場合、STAYNAVIでクーポン発行手続きを取らないといけないらしい。この機関は政府か民間か疑惑を持ちながら、少し面倒だったがネットで無事手続き完了。多分この面倒くさい手続きはツーリスト会社に仕事を回すための仕組みか?

まずは毎年行っている奥津渓谷。色づき始めだが、何本かは見頃になっている。人出が少なく渓流もきれいでそれなりに静かに楽しめる。友人夫妻は初めてなので感動の模様。昼食は道の駅奥津温泉で「おばちゃんの味」。マスク着用して検温入店、バイキング形式なのでビニール手袋を渡され利き手に着用してトレーに料理を盛るが不便なことはない。地元の食材を地元のおばちゃんたちが料理してくれているので素朴な味が楽しめる。
いつもなら食事の後に奥津温泉「美人の国」で入浴を楽しむのだが、今回コロナの影響か施設リフォーム中で残念。
標高の高い恩原高原に進む。ここでは普段は黄色と赤のきれいな紅葉が楽しめるが、まだ2-3分程度。しかしキャンプ場のモミジ見事であった。

その後お目当ての蒜山高原へと人形峠から入る。私は個人的に日本で初めてウラン採掘が行われた展示がある「日本原子力研究開発機構 人形峠環境技術センター」を見学したかった が、連れもあり、今回はスキップしてススキの秋景色を楽しみながら蒜山高原に到着。蒜山の鬼女台展望台から眺める大山は雄大、しかし紅葉は今年はあまり綺麗ではない。まだ冷え込みが足りないのか? ブナ林は黄色になりきれいだが、大山の鳥取側の紅葉はさっぱりだ。ミルク村からの伯耆富士はそれなりに威厳がある。ジャージ牛乳を売店で飲んだが、気のせいかやっぱり美味しい。
夕方5時前に蒜山休暇村にチェックイン。当然マスク着用、検温があり、全員の身分証明書提示してGoto共通クーポン11000円分を貰う。これは近隣のキャンペーン参加施設で買い物ができる。家内は早速ホテル売店で梨を20個ほど、友人は近くのワイナリーでワインを購入。食事も混乱を避けるため、食事時間をグループごと分けて予約。

部屋と展望浴場からの眺めはなかなか良い(ミニ阿蘇)。
35%割引があるので食事は「のどぐろ会席」の豪華版、老人には量が多すぎで最後はロビーでの食べ放題のデザートも残念ながら少ししか食べれない(今度も両手にビニール手袋着用でトレーに盛り、客室に持ち帰り冷蔵庫に入れて後で食べれる方式はよかった)。
蒜山大山は家から片道2-3時間の日帰りコースなので、蒜山高原に泊り朝一番に牧場の低いところから霧が発生するのを見るのは初めてで幻想的。
ジャージー牧場で牛、馬コスモスを見ながら散歩するのは別世界だ(特にコロナで家に閉じ込められていたので)。
 
その後、道の駅「風の家」で大根やキャベツ等を夫人たちは買い込んでいた。蒜山高原も火山灰土壌なので野菜はよく育ち美味しい。

友人は幕末期歴史研究家で備中松山城を見学希望だったので岡山県高梁に回る。我々夫婦はこの山城を以前見学したことがあるので、今回は彼一人を登庁(?)させ、残り3人はインド料理ランチを楽しむ。その後、その歴史研究家の案内で武家屋敷等の史跡見学。

今回は紅葉には少し早かったが、天気に恵まれ気分のよいOutingであった。Gotoキャンペーンかなりの利点があり体験できて良かった。日本の観光業もこれで少しは潤うかも? 事実立ち寄った各施設人出は多く、しかしコロナ感染対策は徹底して不安は感じられなかった。特に良かったのは団体観光バスツアーが少ない。
コロナで世界中が行動に制限されている中、こんな小旅行を楽しめる日本はましな方に違いない。
しかし、今回のコロナウイルス厄介だ。どこかに潜んでいて隙を見つけては一気に感染を広げる。こうなったら油断せず自衛(3密を避け、マスク、消毒、手洗い)するしかない。早くワクチンが認可され接種できればいいが。

 
コメント
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