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大相撲中日を終えて

2023年11月20日 12時06分19秒 | 大相撲
 8日目にして全勝力士無く、十両から再入幕した「一山本」ただ一人が1敗
大関霧島、大関豊昇龍、関脇琴ノ若、前頭錦木、前頭翠富士、再入幕前頭熱海富士、前頭竜電、前頭玉鷲、前頭美ノ海が2敗と大混戦。

そんな中で連続優勝で横綱昇進とも言われた大関貴景勝は、7日間休場して再出場の朝乃山に敗れて3敗と一歩後退、これから役力士の星のつぶし合いが始まるので、平幕からの3敗は致命傷になりかねない。
仮にこれから全部勝って12勝で優勝したとして、11勝、12勝の連続優勝で横綱と言えるだろうか?
貴乃花が横綱を射止めた時は二場所15戦全勝で連続優勝した、しかも7回目の優勝で文句なしの横綱昇進だった。
横綱昇進後には15回の優勝を重ねた、横綱になってからますます強さは磨かれた
横綱は目標ではなく絶対的なその強さを全ての力士に見せつける地位なのだ。

今の相撲界は戦国時代末期と言えよう、絶対王者の照ノ富士がケガに苦しみ休場が続く、誰の目にも沈む太陽だとわかる。
しかし大関、関脇を打ち倒す活きのよい若手が続々と出て来た
以前書いた若手三羽ガラスは伯桜鵬がケガで休場して十両に低迷しているが、豪の山、湘南乃海はその強さがいよいよ本物である片鱗が見えている。
豪の山は1勝4敗から2大関、1関脇を撃破して三連勝、ついに4勝4敗の五分にこぎつけた。 湘南乃海も6勝2敗と優勝戦線で頑張っている。
さらに熱海富士がいよいよ本物の強さを発揮しだした、十両にも大物、大の里が来場所にも初入幕確実であろう。

一山本が十両優勝のあと入幕して今場所も幕内の先頭を走っている、30歳でもあり、まだ上位とは当たっていないから大きな期待はできないが、相撲スタイルが変わって来たこともあり目は離せない。
どこまで行けるか、来場所が力を見定める場所になるだろう。

三大関は霧島は気力、豊昇龍は体の軽さが気になるし、貴景勝はケガの心配と取りこぼしが多いのが気になる
三関脇は大栄翔は取りこぼし多く、相撲スタイルが一向に変わっていないこと
若元春は、相撲はうまいがやはり軽さが気になって、ここが限界かと思ってしまう。
唯一、若手サラブレットの琴ノ若に期待できる、以前より腰も据わって、慌てることが少なくなってきた、期待の若手のトップを走っていると言える
後半戦は上位同士、好成績同士の対戦で優勝が絞られていく
幕内下位であっても大関、関脇に当たるのは最近では珍しくない
一山本の試練の時が来る
平幕力士が場所の締め千秋楽の一番に出ることさえあるが、やはり千秋楽の最後の大一番は横綱同士、現状なら大関同士の優勝が懸かる一番であってほしいものだ。

来年の11月場所では番付表が大きく変わっていることだろう
新横綱も誕生しているはずだと思う。

おまけ
スマホに「大相撲取組動画速報」アプリを入れて見たいときに見ているが
見る力士は決まっている、その力士こそ有望株でありファンなのだ
数字は好きな順番

十両 ①大の里 ②高橋 ③獅子
幕内 ①湘南乃海 ①豪ノ山 ②朝乃山 ③北青鵬 ①熱海富士 ③宇良 
③翔猿 ③錦木
関脇 ②琴ノ若  大関 貴景勝 豊昇龍

バスケの渡邉雄太選手が、NBAの大谷と言われているが、私は心の中で、大の里を角界の大谷と呼んでいる。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
時のながれ (好角家)
2023-11-20 18:41:32
ねが大相撲好きなもねで一言いわせてください。
昨今の大相撲を見ていますと、良く言えば戦国時代、悪く言えば「どんぐりの背比べ」。しかしこれは力士の責任ではなく時の流れかな、と思っています。相撲にかぎらず、日本ではどの分野においても秀でた者が出にくい世の中になりました。
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たしかに、その通りです (yottin)
2023-11-20 20:40:42
好角家さま

冷静に考えてみれば現代の力士は「一年を二十日で暮らす良い男」などと言われた、一年二場所×11日間の時代から見れば重労働です。
(実際は彼らも川柳ほど楽ではなかったようです)
近代になっても場所数が増えて、更に巡業で日本各地で戦う、休む間もない。
ライバルに勝つ前にケガが最大の敵になりましたね。
照ノ富士、貴景勝を始め、多くの力士が満身創痍ですからねえ
どんなに強くてもケガでお終いですから、同情いたします。
ほとんどがサポーターしてますし、それを昔の名力士は「今どきの・・」とやるからケガもしていられない。
協会にも打開策を考えて、力士の消耗を減らしてもらいたいですね。
八百長にも目が厳しくなって、プロレス並みのマジ体当たりですから体がもちません
おっしゃる通り、時代が横綱を産みづらい環境にしたのかもしれません。
有望力士がケガで脱落するのはがっかりですからね、期待の若隆景、伯桜鵬なども勿体ないですね。
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