神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

夢の楽しみ

2024年12月16日 07時07分17秒 | どうでもいいこと
 いろんな夢を見てきたが、最近は同じような夢を毎日見る
内容は違うけれども登場人物に一貫性あり、過去の夢は誰かわからない人が半分だったが、最近は親しい人ばかり出てくる。
家族親戚、現在の友人知人、過去の友人知人、入れ代わり立ち代わりでしかも複数で出てくる
30%はもう亡くなった人、74歳ともなれば先輩は当然ながら、同級生や過去の仲間にも既に亡くなった人は多い
夢とは、ありがたいもので、そんな亡くなった人たちと生前同様に親しく会話ができるし、行動もできる
しかもお互い歳をとっていないで、当時のままの姿形、そして軽い体

夢を見ないという人も結構いる様だ、多分見ていると思うが眠りが深いのか
、起きると同時に忘れてしまうのかだと思う
それについて、どうこう思わないが、私は夢を見ることが楽しい

10回の内7回はちょっとつじつまが合わないが日常的な夢、1回はラブっぽい夢、2回は仕事で時間に追いまくられて焦る夢、1年に1回くらい心臓が止まるくらい恐ろしい夢を見ることがある、1年に2~3回は空を軽々と飛び回る夢を見る

夢の中では高校時代のように体が軽くて、いくら走っても息が切れず、本当の人生よりも速く走ることができる
ギター演奏だってプロ並みに軽々とロックを弾いてしまう
演説だって政治家顔負け、大声で主義主張をまくしたてる

夢は自分をスーパーマンにしてくれる、楽しい夢が8割、お気楽な性格なのかもしれない。






グッドタイミング バッド タイミング

2024年08月21日 18時10分04秒 | どうでもいいこと
 私の日記によれば日中に雨らしい雨が降ったのは、7月25日の夜中から朝への大雨が最後のようだ、だからもう1か月くらいまとまった雨が降っていない
江戸時代なら飢饉だろう、そのくせ川の水はそこそこ流れているから、山の方では多少なりとも雨は降っているのかもしれない。

日中の日差しの暑さと、蒸し暑さは半端ない
毎日最低気温は25度、最高は30度以上の真夏日が続く
例年であれば裸で暮らし、暑ければ水風呂に入り、シャワーを浴びて暮らすが、体力が落ちている今年は日中はエアコンを除湿モードで使い、夜は扇風機で暮らしている
我が家は女房殿と息子が居るが、この二人の体質は私とは正反対で、扇風機だけでこの暑い夏を過ごした
というより暑さに強い体質らしい、車に乗ってもこの暑さの中エアコンをつけない、私が居間のエアコンをつけている時は近寄ってこない
私が居なければ、エアコンを止めてテレビを見ている、羨ましい限りだ。

退屈しのぎに 病院へ行って 皮膚科の検査を受けようかと思った
車が ないので バスで 行こうと思って 時刻表見たら 30分後にある
家からバス停までは 3分なので 余裕で間に合った
外は 暑いというのではなくて 蒸し暑い サウナ風呂に入ってるのと同じだ
病院までは バスで8分 すぐに着いた、 今日も どこの科も 患者がいっぱい待っている、 ところが 皮膚科だけは もう終わったのか 1人もいない
窓口へ行ってみたら閉まっている そして スケジュールを見たら 今日は午前中はなくて 午後から、 午後からなのは 水曜日だけだった、 なんてタイミングが悪いんだろう
ここにいても仕方ないから 帰ることにした だが、 帰りのバスが 何時なのかさっぱりわからん、 だいたい2時間に1本だから 下手したら相当 待たなければいけない
時刻表を 見たら 別ルートの バスが 10分後にあった、またまた タイミングが 良い、 自販機で ドリンクを 買おうと思って 小銭を入れたが 何度やっても全部落ちてくる 結局諦めた
帰りのルートのバス停は 自宅から1分半、 一番近い停留所がだった、暑いから近い程助かる
帰ってきたら ちょうどドジャース戦が始まるところだった、 今日は タイミングが良かったのか 悪かったのか 。

とうとう田舎町にも新札がやって来た、なんかペラペラで値打ちが無い感じにも思えるが、この手触りはドラマ「舟を編む」ではないが辞書の紙なら良さそうな感じ。
だけどホログラムですか? あれ面白い、一万円札の渋沢栄一の顔が左右についていてくるのが面白い、それにきれい。


これ番号が面白いので、とりあえずストックしました
左から読んでも、右から読んでも373373
そして3と7だけ、あとは語呂を言えば「みなさん、みなさん」ですね
ではみなさん、おやすみなさい。

The Tremeloes - Silence is Golden

退屈しのぎ

2024年03月07日 08時03分02秒 | どうでもいいこと
 今日、一つ発見した
家の階段を後ろ向きで上がるのだ、そうすると何が起こるか
やって見て意外なことに気づいた、後ろ向きで階段を上がるとカカトから上がると思ったが、それは無理で、つま先から上がるのだった。
すなわち、つま先立ちは内臓系への健康法である、これは面白いことに気づいた
これからは時々後ろ向きで階段を上るだろう、たぶん家族は不審がるだろう

2月は春のような日が続き20度越えもあったのに、3月に入ったらずっと雨、曇り、雪の寒い日が続いている、これはいったいどうしたことだ
気分も上がらないし、体調も何とは知れず不具合が多い
5月生まれの私は、寒いも暑いも嫌いで、寂しげな秋もあまり好きではない
やはり芽生えの春が一番好きだ、柔らかな色合い、薄桃色、緑、草色、黄色
そんな花開く春
「もう少しの辛抱だよ」



「春だったね」吉田拓郎(広瀬すず)

どこへ行くのか?

2024年02月28日 10時09分15秒 | どうでもいいこと
 今朝の新聞を見て一番関心を持ったのは「出生数のとどまらぬ減少」の記事
それと並行して「婚姻数の減少」、とうぜん「人口減少」「過疎問題」「高齢化社会問題」にもつながる。
日本の人口は減少中とはいえ正確なデーターは知らないが、今なお1億2000万人前後のはず、世界でも10位あたりだと思う。
数十年後に8000万人を切るという記事も読んだが、ドイツやイギリス、フランスと言った先進国が現在6000万~8000万人だから、団塊世代が消え去った後の数十年後には国家としてはむしろスリムで動きやすくなるかもしれない。
もう私はいないけど・・・ちょっと見てみたい

日本国が抱える問題はど素人の私でもいくつか挙げることができる
1.世界2位のGDPを得た中国の外洋進出による軍事的脅威
2.人口減少と都会への一極集中でおこる地方の過疎化と高齢化問題
3.都市部と地方の経済、収入、生活レベルの格差拡大
4.国会議員の質の低下と迷走政治 国民が投票したい党が無いと言う現実
5.世界の中で低下していく国民総生産額、一人当たり所得
6.諸物価の異常な高騰による庶民の苦しみ
7.個人資産および収入格差の拡大により、貧と富の二極化が目に見えるようになってきたこと、かっての後進国・独裁国のスタイルに近づきつつある。

政治家の急務は自分の財布より、国民の財布の心配をすることだろう。
世界に向かって誇れたあの時代が懐かしい、場面によっては「不適切にもほどがある」に共感する。
「自由・平等・平和」「権利と義務」「親孝行」さんざん聞かされてきた言葉。

Misty [日本語訳・英詞付き]  ジュリー・ロンドン






地球の最後

2024年01月10日 07時10分41秒 | どうでもいいこと
 いやあ~ 9日間も余震が続く地震は初めての経験です
昨日の地震で能登沖地震も、中越沖地震ならびに中越地震が同根であると思いました。
フォッサマグナ(糸魚川ー松本-静岡構造線)にそって日本列島は真っ二つに割れて沈むという小松左京の「日本沈没」のイメージがありましたが、ちょっと印象が変わりました。

われわれが生きているのはせいぜい100年、人間が人間となってまだ100万年程度、すでに日本列島は海上に姿をあらわしていました。
もっと大きなスパンで見ると、アフリカ大陸と南米大陸がくっついて居たり
インド大陸が移動しユーラシア大陸にぶつかってエベレストを作ったとか
その時のエネルギーっていったいどれくらい強烈だったのだろうかと考えます。
おそらくマグニチュードで言えば10なんか問題にならないくらいの地震が起きて、100mでも問題にならないくらいの大津波が起きたんでしょうね。

地球温暖化などと騒いでいるが、本当の温暖化や氷河期は想像もつかないほど暑かったり、寒かったりなんでしょうね。
人間は地球40億年の中に、僅か数百万年の温暖環境の地球上に芽生えた奇跡の小さな芽だったんでしょう
せっかく芽生えたのに、バカな芽がいくつか大きく伸びて他の純粋な70億の芽すべてを枯らしてしまおうとしている。

「地球の最後」なんて言うけれど地球は僅かな黴菌がどう騒ごうと滅亡なんかしませんよ、愚かな人間種が滅ぶだけで
神様は「地球農場は恐竜種に次いで、また新種の人間種も共食いして全滅だ、培養に失敗してしまった、次はもう少しましな菌を育ててみるか」と研究室で嘆いているのかも。




年賀状が悩みの種

2023年12月23日 12時57分01秒 | どうでもいいこと
 年賀状を買ってきたが、未だに書いてない
絵か筆字で書こうと考えたのが甘かった、絵は幼稚園児並みの絵しか描けないし
筆字も鉛筆で書いたような情けないか細い字しか書けない。
こんなことなら例年通り写真でも加工した年賀状にすればよかった。
それだって「インクジェットでなくてよろしいんですね」と郵便局の女性に念を押されたのに、絵を直接書くつもりで「普通でいいんです」
それで今になって悩んでいる次第、ああ来年からはハガキも封書も今までにない値上げだそうだから、これを機会に年賀状もやめてしまおう。
こう毎年毎年、年の瀬まで悩んでいるんじゃ仕方がない。

私が過去に頂いた素敵な年賀状のコレクションをご披露させてもらったが、ああいう年賀状を書きたいと思ったのだ
ところが実力が違いすぎた、それに手間暇かけることが億劫になっている
怠けものには、あんな年賀状を書くのは無理だ、ちょっと自信喪失になってどうしてよいかわからなくなっている。
それなのに3日間、大雪が続くと言うし除雪作業で年賀状どころではなくなった。 晴れれば晴れたで年末掃除やらカニ漁の手伝いやらで忙しい
ここは思い切って年賀状は元旦まで書くのは辞めてしまおうか
そして、いただいた年賀状だけに順次出すと言う、ずるい考えはどうだろうか
それにしても73歳にもなって、こんなズルいことを考えるなんて人格を疑われても仕方ない。

自分でも、このごろ自分がわからない。そもそも73歳という歳になったことも理解できていないし、先日WOWOWでの矢沢永吉さんのライブ中継を見て、矢沢さんのエネルギーと迫力に圧倒された、75歳だそうだから
「そうでしょ 矢沢さん 年齢はかんけいないよね」などと語りかけた。
けれども除雪作業なんかやると、歳相応の息切れや力のなさを感じる。

大雪警報が出ていた、二昼夜降り続けて累積50cmほど積もったが、車の運行には全く支障がなかった。 
まあ雪国の肩慣らしと言ったところか、それにしても近年で12月にこれだけ降ったのは久しぶりだ。
今日は昼から陽が差してきた、明日はまたカニ漁がある。

我が家から5~6km山間部の雪景色




我が家の周辺





我が家のミニ畑も埋もれた



寒いのが大嫌いなのでございます。

2023年12月04日 04時54分50秒 | どうでもいいこと
 夏は体調を崩すほどの暴暑で、今度は何をするのも嫌なほどの冷気で、すっかりナマケモノになってしまった。
それでも息子や女房殿の仕事の送迎を頼まれて昨日は二往復して、ついでに買い物なんぞもしてきた。

新規のスーパーが開店してバーゲン中なので様子見に寄ってみた
なんと和牛の並みクラスが既存のスーパーでは100g800円くらいなのに、ここでは100g400円と半額、300g超えが1パック1300円は近頃のラーメン一杯くらいの安さ。
ラーメンは一人しか食えないが、肉は家族3人で食べるに十分で、白菜、白滝、長ネギ、椎茸、シメジ、エノキ、焼き豆腐、白菜を用意して
お汁も自家製のを作ってすき焼き、久々に牛肉食べた感に満足也。
正義の味方とはまさにこのような店のことで頼りになる。

何もしないと書いたが、よく考えればそうでもない
外仕事と散歩は怠けているが、夜の家族の食事作りは1日おきくらいでやるようになった。
最近作ったのは大根の柔らか味噌鍋、つー君にもらった普通の大根とおでん大根、太い長ネギがたいへん重宝している
大根嫌いという息子がぺろぺろと食べてしまったのには驚いた
味噌とみりんの加減が良くてなかなか良い出来だった

今夜はすき焼き用肉と一緒に買ってきた特売のごく普通のサーロイン、これをさいころステーキにして食べようと、昨夜からスパイスで下味をつけてある

細かなカニは茹でて冷凍してあるので、これでもう一度炊き込みご飯をして
まだ残っていればカニ雑炊もいいなあと思っている。
この頃はスーパーで10円でも安い食材を探すのも仕事になっている
2年前までの金銭無頓着な頃を思えば、いよいよ私にも生活臭がついてきたのだろう。 嬉しいような悲しいような、しかし人間「立って半畳、寝て一畳」を心掛けていれば不満などそうそう起こらない。

吹雪の日と、みぞれ降る季節が一番寒い
雪が積もれば案外雪は温かい

スーパーが庶民の味方かと思えば、昨日の新聞では、国民を力強く引っ張ってくれるべきリーダーたちが、私腹を肥やすような億単位の悪さをしていたとか。 
先日、公衆トイレに入ったら壁に張り紙「トイレットペーパーを持ち出すのは犯罪です」
それなのに億単位? しらっぱくれるのはお手の物 野党まで同じ穴のムジナどうなってるんだろう?
「おいおい」 1億国民の命を預けてあるお方だと思えば情けなくて涙が出てくる。 外に向けては想定敵対国の脅威を言いながら、国内ではこれでは信用も失墜せざるを得まい
オスプレイの一件を見ても、日本人が上から下まで忖度と優柔不断がすっかり身に着いたなあと感心するやら嘆かわしいやら、言行不一致はよろしくないのでは。
かくいう自分も忖度と優柔不断で生きて来たから何も言えないが

それでも無力な国民が今朝も安全に生活できるのは、指導者の皆さんのおかげと感謝している次第。

それにしても寒い、我が家は築50年ほどの古屋なので、どこからともなく風が入ってきてガス中毒の心配は少ないが、寒さには参る
但し夏は逆に涼しいので助かるが、今年の夏ではそれも何の助けにもならなかったが・・・。

とにかく太陽が燦燦と降り注ぐようにならないと何もできない
雨の合間に久しぶりに畑に下りてみた、ホウレンソウの第二陣が少しだけ大きくなったような・・、大根は葉が大いに茂り、キャベツも芯から巻き始めて来たような、移植した白菜も同じくで12月中に育つのかな?
なにしろ葉物は初めてで基礎も何もないのでなるようになるのを見守るしかない。 ブロッコリーなど葉ばかりが大きくなるが実?は全く見えず、そもそもブロッコリーの完成形すら見たことが無いから、どのように実がつくかもわからない、たぶん失敗なんだろう。










夜更かし

2023年12月03日 07時21分30秒 | どうでもいいこと
 最近Gooブログを開く時、PCでも、スマホでもずいぶん重くなった

面白いもので、無性に書きたくなる時と、全く何も書けなくなる時がある
今はネタが思い浮かばないけれど、書きたくなる時期になっている。
「寝る時間も惜しむ」というが、まさにその通りで、書き出すと止まらない。

さて何を書こうか・・・ゆず風呂に入って冷えた体を温めて来て、寝るばかりだったのに、PCの前に座ってしまったらこの様だ、時間も23時45分
明日はカニ漁が中止になって一日空いたので、まあ気楽なものだ。
それでも同じ8時間寝ても、21時から寝るのと0時に寝るのでは翌日の体調が全く違う。
早寝早起きが良いのは確かで、一日の気分が良い。 遅く寝ると遅く起きてしまい、一日中頭がボケている。
それに今はしないけれど、深夜になると寝る前になぜかラーメンを食べてしまう
これが体にとって良くないのは明白だ、若いうちはこの誘惑に勝てない。
今は年齢のせいか、それとも歯を磨いてしまうともう何も口に入れたくなくなるようになったせいか夜食を食べることは無くなった。
そもそもせっかくの睡眠中に胃や肝臓に負担をかけては申し訳ないし、体にも良くない。

こうして寝る前にパソコンを打つことも脳が活性化してしまい、興奮状態になるから寝つきが悪くなる
しばらくの間、休憩時間が必要になる、そんな時にはお気に入りの音楽を小さな音で流すと落ち着くが、日によってはかえって眠りを妨げることもある。

そんなことで、もうやめて寝るとしよう
「おやすみなさい」





「我が人生」 ってほどではないが

2023年09月27日 10時57分57秒 | どうでもいいこと
 一週間前の雨の日を境に、気温は一気に10度下がって秋の気配濃厚
朝晩、寒さを感じるがそれでも20度近い温度だから、体が慣れるまでの事だ
慣れてしまえば彼岸も過ぎて、爽やかな紅葉の季節に突入していく

 魚屋と、割烹料理人、経営者としての生涯は終わったが
今さらだが、望んで進んだ道ではなかった、ただただ流れるままに目の前の一日の連続を消化してきたにすぎない

 力士がインタビューされるたびに「一日一番、頑張るだけです」と言う
まさに私も、そんな風に55年生きてきたのだと思う
「好きこそものの上手なれ」というから、逆説的に好きではない道だったのかもしれないな

だけど、嫌いかと言われれば、そうではない
「慣れるより、慣れろ」的にやって来たのは事実で、「慣れた」のだった
だから「面白く、楽しく、スリリングな人生だった」と言える
本音で言えば魚屋の親父がちょうどよかったかもしれない

 本当にやりたかったかったことは「無い」し、考えたことも無い
「好きだったことは無いのか」と問われれば「ある」
数日前、小グループの旅行のプランニングを頼まれて、2日で作った
コースの設定、時間と距離を当てはめて安全な最短距離を探し、参加者の好みに合わせた観光ルートを作る。
レンタカーの手配、宿の手配も請け負って、高速料金、燃料費、施設の入場料一人当たりの予算、様々な割引なども割り出す。
個人的な体験とネットなどを使って、ドライブマップとにらめっこ、物差しでローカルな道路距離を測ったりして信号、市街地、道路状況を考えながら所要時間を割り出す、プランを作っていく。

 小学生の時から地理とデーター収集が大好きで、イラスト入りの地図を書くのが趣味だった
太陽紙に白地図を書いて県境を書き、そこに地図を見ながら当時あった市を全て書き込んで、すべて記憶したこともある。
人口も調べて、それをランキング的に多い順に書き並べたことも一度や二度ではない、そう言うことが大好きな少年だった。
同業者団体では10数年間「旅行部長」を担当して、毎年旅行社の添乗員とコンビを組んで不意のトラブルに対処したこともあった。

 今思えば、旅行関係の仕事が合っていたような気がする、従兄弟が大学を卒業して旅行会社に入り、添乗員で海外へ行くのが羨ましかった。
でもお客さんと直に触れる添乗員も良いが、やはりお客さんとマンツーマンで希望を聞きながらコースプランニングするのが性分に合っている
それは料理店の調理場の奥深くで、お客様の顔を見ないで料理と対峙している板前業より、店頭で、お客さんとため口を叩きながら 魚を捌いていた魚屋時代の方が楽しかったのと同じだ。 すなわち人と直に会う対面販売が好きな性格なのだ。

 仕事を辞めた今、まもなく離職2年になるが、そろそろ虫が起きてきて
昔の友達を家に招いたり、外で会ったり、食事をしたりして退屈しのぎをしている
商売時代の派手な付き合いは年金暮らしで無理になった、ゴルフもやめたし、業務適な親睦旅行も、おおぜいでの宴会もゼロ、外食もほとんどなくなった
それでもポン友たちと枝豆かじりながら焼酎を飲みかわすくらいはできる
小さなことでも人から頼られるのが楽しい、それをやり遂げるのが今の楽しみだ
あっち、こっちから、お誘いが来るようになってきた
消息をどうやら昔の馴染みたちもかぎつけたようだ
しかし、さすがに東京から10年ぶりに来た手紙には驚いた
彼は群馬県の有名観光地の温泉旅館の営業マンだったが、今は体を壊して辞めたようだ
若い時に心臓手術をした人で、どこか悟ったような穏やかな人物だった
手紙では、私に仏教を勧めてきて、その寺も教えてくれた
新興宗教ではない、ちゃんとした古来からの日本仏教寺院だ
私を心配して自分と重ね合わせた親切なのだろう、お互い元気だった25年前には行き来していたものだ
彼の勤務する温泉旅館も何度も遊びに行った、いまは連絡しようかしまいか迷っているが、人との付き合いも一部断捨離の時だと思うこともある。

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