神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

第二回目の抗がん剤投与が始まった

2024年07月31日 06時46分04秒 | 病気と健康
 大雨の予報だったが降った様子はなかった。 というのも8時から14時までずっと病院の外来処置室で点滴を受けていたからである。
同室にはベッドが10台くらいあって、今日は私を含めて4人が点滴治療中だった
1人は私同様元気そうだが、あと2人は家での生活も厳しいらしい
一人は時間的に39度台の高熱が出ては引くとかで、そのほか食欲だとか体調だとか良くなく、常に体がこわい(たいへん)と言っていた。
もう一人は食道がんらしく、胃ろうで直接栄養を管で送っている
水もなかなか喉を通らなくてたいへんだという
何より体力が無くて、ほとんど寝ているから尚更筋肉が落ちていくらしい
病室でもトイレに行くとき、突然崩れ落ちて一時騒然としたが落ち着いた
今日の患者は全員抗がん剤点滴である、しかし治療のスパンは皆異なっているらしい。

さて私はと言うと、事前の血液検査で30項目ほど関連する数値が出たが、ほとんどOKだが気になるのは、前回同様「白血球」の数が最低値を若干下回っていること。
白血球が少ないと抵抗力が弱くなって重大な病気にかかりやすい
抗がん剤でガンの転移を抑えるか、その薬によって他の病気にかかりやすくなるか、素人には判断しがたい。
担当外科医は「白血球の減少は問題があるから、点滴薬の量を半分にするとか、1~2スパンを休むことも、今回フルにやった後の血液検査で3スパン以後を検討しましょう、続けることが大事ですから」と言った。
私は閑な身であるからどっちでも構わない。

点滴はまずは錠剤の吐き気止めを飲み、吐き気止め点滴1種、過敏症予防点滴2種類で3回薬液を取り替える、ここまで30分、そして本番の抗がん剤を2時間
最後に生理食塩水で抗がん剤を隅々にまで流し込むのだが、点滴速度が倍速になるのでこれで一気に血管の痛みが増す
気分が悪いとか、吐き気とかは起きないから助かる。
今夜からは3日間吐き気止め薬を2種類飲み、抗がん剤のゼローダを2週間朝晩飲む。

今日は車で行って失敗だ思った
1回目は個室入院したので気づかなかったが、3時間の点滴が終わったあと起き上がるとふらつきがある、頭もボーっとしている、少し貧血にもなりそうになる
1回目は点滴しながら昼食が出たが、今回は昼食無しで続け、マイボトルを買ってこないと水も当たらない
抗がん剤の点滴中は買いに出ることも禁止、それで看護師に頼んで水道水をもらったが熱中症の時期なので足りない気分
もっとも冷たい自販機の水が喉を通るかどうかわからない
喉に違和感が出るのは前回でわかった、第一指も手も自販機で冷えたペットボトルを握れない、あれを握るとドライアイスに触れたようなものすごい痛みが走る。

少し休んでから運転して帰ったが、やはり少しボーっとしているし、右手も痛いのでゆっくり安全運転で家に帰った、次回は送ってもらうことにする。
今朝は血圧低めで90台後半、これは家で計っている、昨日は病院で110だった




「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (155) 長尾家 68

2024年07月30日 22時33分05秒 | 甲越軍記
 人馬共に充分休養した新発田、斉藤、小越の府中勢は安田城を発進して次なる敵地、菅名(すがな)の砦に向かった
ここを守備する大将は蔵王堂民部少輔、彼の父は三条の長尾平六郎俊景に味方して、平六郎の黄泉への先駆けとして猛威を振るって討死した蔵王堂式部少輔
息子の民部少輔が父の後を継いで城将となっている
民部少輔もまた父に似て勇気凛々の大将であれば、敵を見ること塵芥のほどに思えば少しも怖れず迎え撃つ
しかし、城兵は安田、村松の落城を逃げ込んできた敗残兵から聞いていて力を落していた。
兵も僅かであり、頼みにしている三条の金津、黒田は一向に救援に来る気配なく「黒田、金津は我らを捨て殺しにするつもりと見える」などと語り合い
「これでは我らもまた全滅の憂き目を見ること疑いなし、ここは降参するのが得策であろう」と大将の居ぬところで衆議一致すれば、たちまち大将民部少輔を取り込めて首を打ち、その首をもって降参した。

此度の小越平左衛門の働き抜群なりと、屋形より感状を賜る
すでに村松、菅名、安田の三城落ちて下郡の交通障害消え去り、自由になったので黒滝、新山に籠る黒田和泉守、金津伊豆守の武威は日ごとに陰りを見せ、もはや討ってでる力もなく、三条に籠る 照田常陸介と互いに力を合わせて敵よせくれば挟み撃ちにせんと構えるばかりである。

さて長尾景虎は、越後守護代の府内長尾家に対抗した三条長尾平六郎を滅ぼし、それに組して景虎の二人の兄を殺した金津、黒田兄弟に味方した者どもを討った
心ならずも兄晴景をも滅ぼすことになり、悔いた景虎は屋形上杉殿、諸将から府内の守護代家を継ぐようにと懇願されるもかたくなに拒み続けていたが、毎日のように入れ替わりたち替わりで言われるので、ついに根負けして、しぶしぶこれを受けて府内長尾家をついだ。
そして府内に入ると直ちに三条一帯に勢を張る照田、金津、黒田の父子を攻め滅ぼす為、出陣の準備に取りかかった。




ピーマン

2024年07月30日 09時08分16秒 | 家庭菜園
 畑を始めて2年目、昨日初めて作ったピーマンが三個収穫できた
ピーマンの不思議な感触と光沢が好きだ、これがナスならとても食えたものでない、へんに潰れていてそのくせ肉感があって、切って見れば果肉があるわけでなく空洞の中は種しかない。
食べてみてもシャキシャキしているだけで、甘くも苦くも無く匂いは嫌いじゃない、ただただ新鮮で緑の光沢が好きで、包丁で細切りにするときの感触が好きで
それとシメジと溶き卵をオリーブオイル少し引いて軽く炒めて、韓国粉唐辛子で辛み、塩コショウで味付けして御飯のお供にする
韓国粉唐辛子は自家製で10数年前に韓国人にもらったもの、今もなお重宝している
冷凍庫にしまっているが、凍らないのですぐ使える、水分0%のさらさらだからだ、腐ることもない、カレーが甘口の時に、これを少し入れるだけでピリ辛で味が締まる。

ピーマン、苗は一本だけだが、あと何個できるんだろうか?




「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (154) 長尾家 67

2024年07月29日 18時32分12秒 | 甲越軍記

新発田勢は安田の城を囲むと、休む間もなく攻めかかる
城の大将、篠塚宗左衛門は精鋭を城外に繰り出して新発田勢に突きかかり四方八方で打ちかかれば、新発田勢は叶わず後退する、さらに篠塚勢が新発田勢を追うところに、小越平左衛門勢が攻めかかれば、今度は篠塚勢が新手に敵い難く城内に逃げ戻る
「それいまぞ付け入れ」と下知して追いかけるが、城方は城門を固く閉ざして雨あられの如く鉄砲を打ちかけたので、城門に押し掛けた小越の騎兵たちまち二十騎、打倒される

篠塚勢の守り固いことを知り、寄せ手は急な攻め方をあきらめて遠巻きにしながら、各陣を固めることとした
村松の要害を攻め落とし大将を討ち取ったことで安田が孤城であること、敵は必死で無理攻すれば味方の損害が増すこと、それゆえに遠巻きにして敵の兵糧尽きて弱るのを待つ考えである。
しかし数日たっても城方の弱る様子はなく、相変わらず意気盛んなるを見て、斉藤八郎は新発田尾張守に「このまま時を過ごせば、三条の新山、黒滝より敵の後詰が来ないとも言い切れぬ、そうなれば我らが不利になる
ここは敵が孤城の内に、何が何でも攻め落とすのが良策である、某が先陣承って攻め寄せよう」と言えば、諸将もこれに賛同して、鬨をあげて総攻めを始めた

城方も、総攻めは想定の内、直ちに弓鉄砲を揃えて、寄せ手に撃ちかける
斉藤勢は今日の戦を先んじて言った手前、敵の攻撃がいかに激しいとはいえ、一歩も退かず城門を破ろうと攻めかかる
城門付近には十五、六騎が攻め寄せて取りついて攻め上らんとする
そこに斉藤の郎党、紀新左衛門と言う大剛の勇士、人に先を越されてなるかと「我こそ一番乗り」と言って、味方の肩に手をかけて鎧の上帯に乗りかけて塀を飛び越えんとしたところに、敵の銃弾が飛びきたる
忽ち新左衛門は首を打ち砕かれて、仰向けに塀から落下した
斉藤八郎は大いに怒り、自ら塀に取りつきよじ登る、これを見て斉藤の家臣たちは主を討たせまいと塀に取りついて喚き叫んで乗り入ろうとする
しかし城方は大木、大石を投げ落し防げば、いかに斉藤が剛力と言えども一歩も進まず難渋する

これを見て小越平左衛門が斎藤を助けようと、鉄砲を並べて城兵に撃ちかけて一斉に攻め懸けれども、城方の抵抗はさらに強く、ついには小越の真向に鉄砲玉があたり、小越は落馬した。
これにより小越勢はさっと引いた、ここに小越の家臣藤枝主税は種子島を引き下げて、敵将篠塚宗左衛門が櫓の上で指揮するのを見届け、火縄に火をつけて狙いを定めて放てば、流石の腕前に弾は過たず宗左衛門の胸板を貫き、宗左衛門は櫓から真っ逆さまに落ちて死んだ。

小越、新発田勢は大いに意気上がり、一気に攻め落とせとかかれば塀を軽々乗り越えて、我先に切って回る
城兵は大将を討たれてもはや勢いは失せて逃げ惑う、大手門からさんざんに逃げるのをあえて追わず、新発田、小越、斉藤勢は三日間、城内で休息をとった。



季節と暦が一致しない

2024年07月29日 10時41分41秒 | 雑記
 この頃、自分の中で暦と季節が一致しなくなってきた
梅雨の季節が頭にあって、梅雨と言えば6月末のイメージが焼き付いている
だからジトジト雨で蒸し暑い季節は夏の前と思ってしまう
私の中で夏のイメージは青い海、高い入道雲、暑い日差し、夏祭りと花火、麦わら帽子、かねタライで冷やしたスイカ、アイスドリアン、盆の墓参りと提灯

暦を見れば間もなく8月、今が夏でなければいつ夏なんだ?
梅雨は明けたのか? 近くの県まで明けたと聞いたが
だから私の頭の中の季節感がくるってしまう、まして日曜日しかないカレンダーで生活しているから尚更だ。
7月が悪い、大雨が降ったりでカラッとしないから夏らしくない
たぶん連日猛暑の今が夏真っ盛りなんだろうけど、なんかせわしなくて夏の気がしない
きっとこれも時代なんだな、何事においても季節感が無くなっている

そんなわけで、のんびりやっていて気づいたら、母の祥月命日がもうかなり近いことにようやく気付いて、数日前になってようやく住職に電話して祥月参りと盆参りの予約をした。
月日の経つのが早いのに、自分の行動はどんどん遅くなっていく
そのギャップが暦と感覚の違いを生んでいる






大相撲名古屋場所 千秋楽 照ノ富士優勝!

2024年07月28日 17時31分56秒 | 大相撲
幕下 から 序の口までは すでに 13日目に 優勝が決まっていた 、後は 十両と 幕内が 千秋楽まで 優勝が もつれている
十両では 白熊と ウクライナの 獅司が 3敗で 並び 、伯桜鵬が 4敗で 続いている そして 千秋楽は 獅司と伯桜鵬が 直接対決 、この3人は 全員 私の推し なので 全員に優勝させたいが そうはいかない
気持ち的には ウクライナ人の 獅司を 優勝 させてウクライナに明るいニュースを届けたい
伯桜鵬は すでに幕内 上位の力を持っている、 獅司と 白熊は 今場所 大いに 力をつけ 相撲の型も 決まったてきた、これからが 期待できる、白熊が 優勝すれば 新入 幕の 可能性も出てきた 
幕内優勝は 照ノ富士 が勝つか 隆の勝が 負ければ10回目の優勝決定
隆の勝が大の里に勝ち、照ノ富士が琴櫻に負ければ優勝決定戦にななる

照ノ富士 は 不思議な横綱だ 今場所を含めて 2年間 12 場所 で 15日間 戦ったのは 3場所だけ そして その3 場所は全部 優勝している (今場所も優勝と仮定して)5場所は 全休だ 残り4場所も 途中休場している

 優勝のほかに 興味深いのは 来場所の 関脇だ 大の里 と阿炎は 関脇 残留が決定している そして 貴 景勝が 大関から 関脇に落ちる 霧島は 今日勝ち越せば 来場所は 4 関脇 になる そこへ東 小結の 大栄翔が9勝、西小結の平戸海が10勝すれば関脇昇進はどうなる? 
過去の 関脇の 一番多かったのが 4人 だという、 5人というのは 過去になかった

大の里は 今日勝てば 2桁 10勝で 十両昇進 以来 6場所 連続で 2桁 を 続けている、今日10勝になれば直近3場所で33勝だ、 来場所 優勝が絡む 12勝以上あげれば 大関 昇進 は かなり 現実的になる だろう

 先場所は 大関 霧島が 関脇に転落決定し 今場所は 大関 貴 景勝は 関脇に 転落することが決まった、 2場所連続で 大関が 転落するのは まさに 新旧交代を 感じる 

さて 十両と 幕内 優勝は誰がなるのだろうか、間もなく十両、そして5時過ぎには幕内優勝も決まる
 今場所を見て 一番 良くなったと思うのは 王鵬 と 平戸 海
 王鵬は 慌てず どっしりと 寄っていく相撲が 何番か 見えた 琴櫻が 関脇で 相撲がどっしりとなった その後 大関昇進に決まった あれに似ている 、この相撲が 身につけば 王鵬も 三役が 見えてくる
大鵬さんの血をひく力士だけに横綱目指して生まれ変わってもらいたい
 豊昇龍は 普段から 言っていた通りで 無理な投げで とうとう 足を痛めて 欠場してしまった 
大の里は 前半で どうなるかと思ったが 中盤から 元に戻って 照ノ富士 を破るなど 強さを 再び 取り戻した 来場所は また楽しみになった。

速報 十両優勝は白熊が12勝3敗
白熊は福島県出身 関脇大の里とは新潟県能生中学、海洋高校、日体大、二所関部屋とずっと一緒
白熊が1年先輩
先場所は大の里が幕内優勝、今場所は白熊が十両優勝と新潟県海洋高校相撲部出身で二所関部屋の力士が活躍。

速報2
なんと隆の勝が大の里を圧倒して勝った。 結びの一番は琴櫻が初めて照ノ富士に勝った
これで優勝決定戦になる、隆の
勝ちが優勝となれば平幕優勝
照ノ富士が優勝なら名古屋場所で初めての優勝になる

「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (153) 長尾家 66

2024年07月28日 12時45分15秒 | 甲越軍記
長尾晴景が生害したあと越後の大半が治まったが、未だ下越後中心に黒田和泉守、金津伊豆守らの逆徒は健在で、城塞に籠り近隣の郷を襲っては資財を奪い、百姓を害していたので、府内や栃尾にはそんな嘆き訴える訴状が多く届いた。

景虎は、それに応えて野守主馬、村山与七郎に兵を与えて村松の城の抑えに派遣したが、城兵は強く逆に府内勢が敗北することが多かった
野守、村山は府内にしきりに援兵を願った。
そこで下越後の有力者である新発田尾張守、斉藤八郎、小越平左衛門を村松に援軍として送った
斉藤八郎には安田の城の抑えとして置き、小越平左衛門先陣に村松の城を攻めさせた
城方の野本大膳、福富三平、野本一学は精兵の射手にさんざんに射らせれば、寄せ手は射すくめられて早くも引くところ、小越平左衛門はこれを見て大いに憤り、「恐れることこそ卑怯なり」と自ら先頭に立って雨の如き矢を少しも怖れず、塀に取りつき柵を破って攻め入らんとする

城将の野本大膳は短慮の大将であれば、敵の侵入を許しがたく思い、五百余騎を率いて打って出る
敵勢群がる中に攻め入り三段、五段に切り開き、切り払うごとに小越勢は是を恐れて逃げ出す
そこへ「危うき」と見た新発田尾張勢が横合いより野本勢に突きかかれば、新手の登場に、さしもの野本大膳も打ち破られ引き色見えれば、小越平左衛門も大返しに戻り、どっと喚いて野本勢の後尾から攻め込む
野本大膳は兵を励まし、自ら殿軍となって御仕掛ける小越勢を押し戻し、また押し返され、互いに剛の者なれば決着はなかなかつかず、上下左右に勇を振るう
しかしついに野本大膳の運は尽きた、小越平左衛門の繰り出した槍に突き通されて馬から落ちたところに平左衛門が飛び掛かり、ついに野本大膳の首を獲る

大将を討たれた城兵はうろたえ城から逃げ出し、討たれるもの数知れず
生き残った兵は、味方の安田の城目指して逃げ落ちる
その頃、安田の城将篠塚宗左衛門は援軍となって村松を助けようと出張って来たが、村松から逃げて来た兵に出会い、すでに村松落城を知って安田の城に引き返して厳重に守りを固めた。

新発田、小越の軍勢は勢いのままに安田の城をも奪わんと兵を進め、安田の抑えとしていた斉藤八郎も合流した




嫌いだった病院が好きになって来た

2024年07月27日 17時06分53秒 | 病気と健康
 去る7月2日、6月25日のMRIでの肝臓などへの転移検査結果と9日からの抗がん剤点滴の入院の説明を担当医に聞きに行った
転移は認められなかったので結果は「ステージ3に限り無く近い2」と言うことで、抗がん剤投与は患者の自由意志と言われたが、何もしないで万が一があれば嫌なので承諾した
もっとも抗がん剤投与で転移が100%ないかと言えば、そうでないこともあると医師は言った
あれこれと副反応の危険性を説明したが一度決めたら副反応がゼロでも100でも同じことだと承諾のサインをした、転移の可能性は少なくなるが副反応の危険性は大いにあるのだ、ある意味、コロナワクチンの接種に似ていると思った

その時に、気になっていた足の炎症と虫歯の進行の二つを抗がん剤治療と並行して行う方法を相談した
なにしろ副反応がどうでるか未知なので、判断がつかず困っていたが、医師は2週間後第一回が終わり、一週間の休みに入るタイミングでやればよいと言う
それで二つの科の予約を医師にお願いした、個人で予約するのは時間がかかるから、これは良い考えだった、すぐに両方とも予約してくれた。

そして23日に二つ同時に受診することになった
皮膚科は11時、歯科は11時半とかなり窮屈だ、遅れてしまえば面倒になるのであれこれ考えて、予約時間の1時間前に受付することにした
今までの外科の予約時は、予約時間ピッタリに行っていたが、1時間以上待たされるので、これでは歯科が間に合わなくなると思ったからだ
功を奏して10時半には皮膚科の受診ができて、10分足らずで終わったので、その足で歯科受付に余裕で行った

ところが受付嬢が来て「今日、予約は入ってませんが・・・」という
それで事前にもらっていた予約票を見せたら驚いて「待ってください」と言って医師に相談に行ったようだ
やはり外科担当医師のネームバリューは効き目あって「申し訳ありません、時間がかかりますが宜しいでしょうか」と言うから「ぜんぜん大丈夫ですよ」
ドジャース戦は録画予約しておいたし、ほかに急ぐことも無いから、こんなこともあろうかと小説持参(鬼平犯科帳)で来たから余裕で待っていた。

中に呼ばれて入ると40代くらいの優等生タイプの優しそうな医師だった
一度入院中に手術前の歯のクリーニングをここでしてもらった、そのときかかりつけの歯医者はあるか、治療しているかと聞かれて
どちらもあると答えたのだが、それで「かかりつけでなくてもいいですか」と念を押されたので「外科の先生もどちらでも良いと言われましたがね、やはり副反応がどうなるか不明だったので最悪の時に同じ病院内であればすぐに対処していただけるということで、先生と相談してここに決めたんです」と言ったら安心して納得した。 本当のところ、病院の歯科と、かかりつけの腕前を比較してみたいところもあるのだ。
そもそも町の中の開業医の多くは、この病院のOBが多い、だから病院の医師も対抗心など持たない方が多い。
税務署と会計事務所の関係に似ている。

結局レントゲンを撮って、葉の周囲の様子を見て今後の方針を話し合い、今日は治療しなかった
何しろ3か月に及ぶ抗がん剤投与と副反応の兼ね合いが面倒で、予測ばかりで面倒なのだ
次回の診療日を決めるのも抗がん剤計画の合間にはめていく、しかもお盆休みが挟まるのでなかなか面倒だ
今までは歯の場合だいたい毎週一回の治療だったが、今度は3週間に一度になる、だがそれでもいい、この頃は病院に来て医師や看護師と話すのが楽しい
総合病院と言うのはショッピングセンターみたいにいろいろな科が同居しているので面白いし便利だ
どうも病院の雰囲気は私に合っている、自分の体を考えると、この先も眼科や皮膚科の世話になりそうだし、しばらくは外科とも縁が続く
内科は、かかりつけ医院が二つあるから病院は必要ない、歯科は病院の出来次第でどっちになるかまだ決まらない。




「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (152) 長尾家 65

2024年07月27日 08時05分47秒 | 甲越軍記
長尾晴景の愛妾藤紫は、佞臣徳山右衛門尉、朝倉備中、原掃部ら十五人で城を逃れ出たが一晩中山中をさまよい逃げて、朝になるまで何も食わずにいたので空腹に耐えかねていたところ、山間地の集落を見つけて食べ物を乞う。
されども百姓の中に徳山と原を見知っていたものが居て、たちまち大勢の百姓が竹槍、鎌を携えて取り囲んだ。
「汝らは日頃より、我らを大将の下知と偽って百姓を苦しめたことを忘れたか
そこの女こそ愛妾藤紫であろう、この毒婦めは己の慰みに百姓の夫婦を害した恨み、この場で晴らしてやる、今こそ思い知るが良い」
たちまち百姓らは、それぞれの得物で落ち武者らを打ち据えれば、たちまち六、七人を打ち殺した
徳山と原は藤紫を連れて、這う這うの体で裏山を上って逃げたが
百姓たちは追い上げて追いつき、ついに三人を打ち殺して年月の恨みを晴らしたと喜び勇んで村に帰った。

景虎は諸兵を率いて府内の城に入ると間もなく、府中の屋形に上杉兵庫頭殿をへ参り、太刀と馬を献上すれば、兵庫頭は大いに喜びすぐに当家において長尾の家の家督を継ぐべしと言えども、景虎は、これを固辞して
「某は家督を継ぐために兄晴景を討ったのではありません、晴景は国務を怠り酒色におぼれ長尾の家、越後の国を危うくしたために、諸将が某を旗印として押し立てたまでの事であります
この上、某が長尾家の主となれば、家を横領するために兄に背いて是を討った反逆人と隣国のそしりを受けるは明白であります
すでに目的が果たされたからには、国務を兵庫頭殿にお任せいたします
それよりも優先すべきは、この戦で手柄を立てご苦労した者たちに加恩をお願いいたします」と言うので、兵庫頭もすべてを納得したわけではないが、まずは行賞を行うこととして
まずは青山の城主、山村若狭守の嫡子右京亮を招き、上郡新井の庄、留田、三省、筒井の三か所を賜る
宇佐美駿河守、本庄美作守は毎度粉骨の軍忠を賞して厚く報償を賜い
新発田尾張守、柿崎和泉守、新津彦二郎、直江神五郎、本庄弥太郎繁長、大熊備前守、斉藤下野守、竹俣三河守は軍功甚だ多しとして新地加恩を賜い
奈弥辰蔵は鉄の閂を足で真っ二つにして城門を開け、味方を招き入れた功は古今東西に聞いたこと無しと褒めたたえて恩賞を賜い、更に鐵(くろがね)上野の名を賜う
これを終えて、景虎は栃尾の城に帰還した。

直江神五郎は、この時、山城守兼続と改め、以後この書のいたるところで勇名を輝かせることとなる。






炎天下の鳥

2024年07月26日 12時40分33秒 | 花鳥と昆虫・爬虫類・魚
 暑いのなんの、昼時だし鳥さんも木陰でお休みと思ったが、野鳥観察センターへ足を延ばして行った。
倒れそうなくらい道路からの照り返しあり、「やめとこうか」とくじけそうになるが、それほどの距離でもないし
案の定、鴨が一羽泳いでいる、いつものサギが一羽だけぼ~っと立っている
それしかいない
丸い目、黄色い瞳は「タチウオ」にそっくり

駐車場に戻ったら、なにかスズメ大の変な鳥がうろついていたのでパチリ
なんだこれ?始めて見た 図鑑を見たら顔の黒い模様や大きさ、くちばしが夏の渡りの「さんしょうくい」に似ているが? う~~ん
Googleレンズで見たら「スズメ」スズメって茶色じゃなかったっけ?



Swanne江利チエミ