車は順調に兼六園の東側の本多の森に到着した、ここで金沢観光の最初である「石川県歴史博物館」へ
しかしあてにしていた駐車場は月曜にもかかわらず県立美術館前から「駐車場満車」で入れず・・・「これは困ったぞ」少し先の有料でも仕方ないか
とにかく美術館の辺りが人でいっぱいになっている
そして50mほど進み歴史博物館の入り口にきて思った、小雨ながら雨降りだし入場口まで車で行って皆を下ろして自分だけ駐車場から歩けばよいと。
それで入り口まで入って下ろして前方を見たら、本多博物館の煉瓦棟の裏が駐車場ではないかと思って前進
駐車場とも書いてないが、長年の経験で私の旅行嗅覚はかなり自信がある
案の定、どこからか警備員が出てきて何か言いそうだったので、追い返される前に「歴史博物館へ来たが、車はどこに停めればいいんだろう?」
すると高齢らしき警備員は「歴史博物館?・・」じろっと見て「この裏の奥に停めて。 館内でこの紙にスタンプを押してもらって」と紙を手渡した。
やはり言って見るもんだ、聞いてみるもんだ、ラッキーにも20台ほどの空き地で最後の1台分のスペースがあった。
何年か前にも京都の紅葉の名所の国宝級有名寺院でも「ありません」警備員が言うのを食い下がってマイクロバスで境内までいれてもらったことがあった。
特別展「御殿の美」が開催中。 名古屋城、二条城、金沢城などの御殿の襖絵や絵画、書、装飾金具、権力者の手紙などが展示されている。
続いて歴博から徒歩数分の成巽閣へ移動、ここは金沢藩前田家13代藩主の母堂「眞龍院」が住んだ奥方御殿。敷地2000坪、建坪1500坪(現存500坪)
四方にお庭を配してあり、部屋の一つ一つが見事な色彩や建築様式で整えられている。 また使用された歴史的な調度品も展示されている。
ゆっくりと過ごし、本来なら兼六園を通過して金沢城の庭園を見る予定だったが雨ではあきらめるしかなかった。
最後に昼食を食べて帰宅ということになり、兼六園周辺の食事処に入った。
これが大外れで、旅行の最後に気分を害してしまった。
まずは若い女店員のぶっきらぼうで粗雑な対応にびっくり「なんで不機嫌なんだ?」顔を見合わせた、5分ほど玄関で待たされてから案内された。
相変わらずぶっきらぼうの不機嫌面でオーダーをとっていったが「ありがとうございます」も無ければ目も合わせない。
そしてカツカレーの注文、ほかに新規客もないのに料理が出てくるのになんと30~40分かかった。
途中、我慢しきれなくなって呼び出しベルを押しかけたが仲間が止めたので我慢、ようやく出て来たがカレーは美味だから残念だった。
味は悪くないからまずは食べたが、4人にはお茶、箸がついてきたが、最後の私ともう一人にはお茶も箸もつかず、スプーンで食べたがキャベツの千切りなど食べづらくて仕方ない。
仲間は「持ってきてもらえば」というが、私は仏頂面を見るのも嫌だし「またお茶で30分待たされたら、いつ家に着くかわからないからいらない」と断った。
森本インターから乗って一路ふるさと目指す
しかし害した気分も吹き飛ぶ素晴らしい景色に出会った
降ったり止んだり、気を持たせる雨だが途中で凄い虹が現れた
こんなのは人生初めて、まるで虹のトンネルの中に吸い込まれていくよう
しかもW虹で見事な半円が高速道路をまたいでいる
私は運転中で、スマホ写真を撮った仲間から、LINEで送ってもらったがこれをファイル化してブログに乗せる術がわからず掲載できないのが残念。
僅か10分足らずで消えてしまったから、まさにラッキーであった。
このメンバーでの旅行は初めてだったが、すっかり気が合って楽しかった
「また来年もやろうよ」と、もうメンバーは乗り気になっている。