大相撲大阪場所番付を予想して見て、協会が発表したのと比べてみた
意外だったのは先場所同点準優勝で大関昇進した琴ノ若より、2勝しか挙げられず、今場所カド番の貴景勝の方が番付が上だったこと。
負け越したのに西張り出し大関から、東張出大関に昇進した・・なぜ?
考えてみたら、番付のバランスとりのため先場所は東張出大関をあえて空位にして貴景勝を西にまわしたのだった、本当は先場所は東張出大関だったんだ、納得
驚いたのは北青鵬が十両の番付として残っていたこと、編成会議より先に引退と思っていたが、番付はいくらか前に出来ていたのか?
それとわかったのは三役や前頭上位の負け越しは、さほど番付が下がらず、下から上がって来た力士よりも優先されると言うことがわかった。
当然上位は横綱、大関、関脇とあたるから下位での勝ち越しよりは優先されて当たり前だ。
十両10枚目で13勝優勝の尊富士が、一場所で幕内昇進した、西二枚目で8勝の東白龍より優先された、まあ当然と言えば当然、東白龍が9勝なら微妙だった。 これで10枚目に復活した若隆景も今場所13勝以上で優勝すれば一場所で幕内復活の道が開けた。
伯桜鵬も13枚目だが14勝以上で優勝すれば元幕内だから、一場所通過の確率は高い、できれば十両で若隆景と伯桜鵬が14連勝同士で千秋楽に優勝をかけた大一番を見せてくれて、同時入幕というのが理想。
十両一場所通過の24歳尊富士も並みの力士ではない、伯桜鵬、大の里に匹敵する大物力士になりそうだ、また楽しみな力士が増えた。
序の口から始めて8場所連続勝ち越し、序の口、二段目、十両で優勝、8場所目で入幕を決めた大器だ。
モンゴル勢の下風に20年ほど甘えて来た日本勢、ようやく強い日本人力士の芽が噴き出してきた、サラブレッドの一角、王鵬もライバル琴ノ若の大関昇進で目が覚めたか、先場所から相撲内容が変わって来た、まずは精神面から変えていけば大成するだろう。
先場所、上位初挑戦で跳ね返された有望株、豪の山、湘南乃海、熱海富士の今場所リベンジにも注目だ。
琴ノ若は今場所12勝以上上げれば、来場所は横綱獲りに挑戦の場所になる、稀勢の里以来の日本人横綱誕生に期待がかかる、しかも若いから長命横綱となるだろう。
大の里も大関の力は確実にある、もはや平幕では敵なしだ、横綱、三役にいかに勝つかが問題だ、平幕相手なら馬力で一気に行けるが、三役以上や朝乃山のような実力者には今のままでは通用しない
下半身が伸びたところで投げられるパターンが多い、照ノ富士などは大の里が沈んでいても投げ飛ばす怪力だから、まだまだ課題は多い、なんといっても足腰の強化と技術を磨くことが大事だ、霧島、豊昇龍、若元春、朝乃山なども投げがうまい力士だ、これを克服するまでは苦労するだろう。
サッカーも始まった、今年からは2シーズン制になった
新潟だけが唯一、反対したが決定した、その新潟は昨年J1復活を果たしてど真ん中の10位をキープした。
そして今シーズン初戦はアウェイで、サガン鳥栖に2-1で勝利、昨シーズン終盤から5勝5分け0敗と、10戦連続負けなしを続けている。
エースの伊藤、三戸が相次いで欧州に引き抜かれて戦力ダウンのはずが、チームワークで勝ち抜いた、なんといっても鉄壁の守護神小島享介の存在が大きい
18チーム中、得点順位は16位と低いが、失点は7位タイと奮闘している
ナイスセーブ連発の小島は日本代表にも追加召集された。
富山、松本、長野はJ3に低迷、松本山雅はJ1経験もあるだけに頑張ってもらいたい。
半年後に迫ったパリ五輪代表も続々決定しているが、私の一番の関心は男女マラソンと女子の1万m、5000mの代表だ。
これは毎度申し上げているが、マラソンはいよいよ男女とも最終レースを3月に迎える。
2月25日は男子マラソンのファイナルレースのラスト2「大阪国際」が開催された、結果は初マラソンの21歳、國學院大學の平林清澄が初マラソン日本新、大学生マラソン新の二つを達成、記録は2.06.18だった、小雨の中のレースでは上出来だ。
しかも2時間4分台のエチオピア選手に競り勝って(4秒差)の堂々たる優勝
パリ代表が決まっている3位小山にも15秒差をつけての勝利、31kmからのスパートは、ついに誰の背中も見ずにゴールに駆け込んだ、日本人1位ではなく、外国人招待、国内招待を抑えての堂々の大会1位だった。
今大会では参加標準記録の2.05.50を破った選手が出なかったのでMGC3位の大迫傑が暫定代表権を握っている。 残るは3月3日の東京マラソンのみ、ここで2.05.50を破った選手の中の一番良い記録の選手が第三代表を得る
誰も2.05.50を破れなかったら大迫傑に決定する。
女子マラソンは3月10日の名古屋ウィメンズが最終決定レースになる
こちらは現在暫定3番手は大阪で日本新記録2.18.59で優勝した前田穂南。
名古屋で2.18.59を破る日本新で優勝した日本選手が第3代表を得るが、日本新が出ない場合は前田が第3代表となる。
1万mは男子27.00.00 女子30.40.00が参加標準記録で、男子は日本記録を大幅に更新しなければだめ、女子も日本記録よりは少し遅いが、なかなか難しい
但しワールドランキングで27位以内に入れば代表権を得ることができる
刻々と順位が動くランキングだが女子の廣中は有望視されている、
プロ野球はMLBが何といってもドジャース加入の大谷、山本に注目だ
NPBも佐々木、村上の復活が気になる、阪神のアレンパはどうなのか
それより興味深いのはイースタンリーグ新加入の新潟と静岡の試合、どこまでやれるのか楽しみだ。