昨日最大のニュースは衆院選挙と大谷翔平のケガ
大谷は盗塁失敗したとき不用意に手をついて、肩が外れたと言っていた
「ハイ、入りましたよ」で済むとは思えない
少なくともニューヨークの三連戦は大事をとって休養するのではないだろうか
ちょっと下手なスライディングをしてしまったという感じ、一番恐れていたケガをやってしまった
今や野球の大谷、相撲の大の里は、それぞれの業界の看板スター、ケガをしてはいけない存在だ、軽症であることを祈る。
衆院選は自民191(ー56)、立憲148(+50)、維新38(ー5)、国民28(+21)
公明24(ー8)、れいわ9(+6)、共産8(ー2)、参政3(+2)社民1(ー)
諸派3(+3)無所属12(ー10)となった
無所属には自民党から公認を外された平沢、萩生田など自民党籍議員がいるから、これは自民に追加されるだろうから自民は実質195前後か
自民、公明与党は過半数に届かず、政権運営の為、国民民主党に接近が予想される、国民も今は売り手市場で与党に加わるチャンスを得た
立憲は国民は双子のように言っているが、あきらかに国民は与党志向だろう
それにしても大敗と言えども単独政党で見ても自民党は強い、第二党の立憲に45前後(無所属復活含めて)の差をつけている、野党も追いきれていない
そうなると野党連合、与党連合となって国会を支配しようとする
これには無理がある、もともと主義主張が違うから違う政党なのであって、それが一緒になっても細かい部分で少数政党は我慢して自党の主張をしまい込まざるを得ない
例えば原発問題、防衛問題、対米、対ロ、対中でも違いが出てくる
それを連合だからと言って一つの考え方に仲間の政党が全て同じ主張に納めるのはどうかと思う
例えば第一党が政権党になって、国家の代表として政権運営を行い、国会で取り上げられる諸問題は各政党がそれぞれの主義主張を堂々と述べて、国会で採決すべし
野党議員であっても国家運営に立派な主義主張をもち行動力があれば、その専門能力の部署に限り政府の大臣職に迎えるくらいの度量の広さも必要だ
名前だけの大臣になっても知識もなく学ぶ気も無く、国会答弁であたふたして官僚頼みでは国民も吉本新喜劇を見ているようで吹き出してしまう
優れていても所属等が弱体で埋もれてしまう立派な議員もいるだろう
大谷がエンゼルスで埋もれていたのが、ドジャースで花開いたのと同じこと
日本国の中では与党も野党もあるまい、優れた人物は国政に役立てるべきだ
政権与党にもくだらない議員はいくらでもいる、名誉欲だけで何の役にも立たなくても地盤、看板で国会議員になっているのは最悪だ
今回自民党が負けたのは「奢る平家は・・・」に違いないだろう
何をやっても国民は俺たちを選ぶという錯覚が招いた敗北だ
重要問題はテレビで最後まで放送して、国民もこれを真剣に見るべきだ、そして次の投票に生かせばよい
国会は日本人の命と生活が懸かる案件を論争する場である、投票率が50%以下の現状を見れば、政治に興味が無いでは済まないだろう
独裁政権が誕生しても、それは権利放棄した国民が招いたことになる
だが逆に考えれば、政治に関心がある人だけが投票しているともいえる、其の方が投票率に関係なくより濃い一票なのかもしれない
とは言え、政治に関心がある人というのは、それだけの知識を持った人であるし、生活環境もおそらく良い方に属するのではないだろうか
だとすれば、投票しない人には生活困窮者、身体的ハンディを背負った人の割合が多いのではないだろうか(選挙どころではないよ)とか(政治家はどれもろくでなしだ)(金持ちの政治家におれたちの苦境がわかるか)
そんな気持ちで投票しない人もいるだろう
日本の選挙制度は世界の中ではクリーンで立派だと思う、だが弱者を置き去りにしている部分も感じる
例えば、精神障害、知的障碍の人は政治に興味はないかもしれない、だがこうした障害に真剣に取り組んでいる政治家もいるだろう
だとしたら、彼らがそんな議員に投票する仕組みはできないだろうか
難病に苦しむ人々もしかりだし、九州に拉致被害者救出に真剣に取り組んでいる議員が居れば、日本中どこからでもその議員に投票できるシステムにならないだろうか、ふるさと納税のような。
国民の命と生活は国際政治、安全保障といった全体主義的なセーフティと、個人が抱える個人の命のセーフティの二つがある
そして選挙は前者の為の選挙の意味が大きい、どうしても後者の意見は国政に反映しない、後者の意見が選挙を左右するくらいにならないと陽の当らない人たちはいつまでも幸せになれない。
大阪では19区すべて維新が勝利した、しかし隣の兵庫では勝てない
農業県新潟では立憲が5戦5勝のパーフェクト勝利、角栄さんなどの自民党王国がどうしてこうなったのか?
地域によって政党の片寄りが見えている、地域格差を訴える地方議員も出て来た、一極集中を懸念する
例えば首都圏が大災害に見舞われたら日本の機能は停止するだろう、人口密度の高いところゆえ人的被害も膨大なものが予想される
長野県に首都機能移転なんて話もあったが実行されなかった、主要な省庁は全国に平等に振り分けて、人口100万くらいの地方行政都市を10ほど作れば、人口も分散され、田舎も減少するのではないか
例えば旭川、盛岡、長岡、郡山、松本、福井、静岡、松山、熊本、松江など
北海道は広いから函館、帯広、北見あたりにも必要
それに現行の地方大都市にも分署を設けて、主核が機能停止の時には副核が即時機能するようにシステム化すべきだ
もちろん国会機能は東京にそのまま置くが軽量化する、大阪に国会関西を設置
第一副総理を置く
副核には副大臣とサブ的な有能官僚を配置する、これは国土防衛システムも同様にする、もっとも自衛隊は既にそうなっているが。
今のままでは、そのうち富山県、石川県の国会議員は1人、長野県、新潟県の大きな県でも2人なんてことに、そして東京が100人・・どう思いますか
やはり地方分散は必要でしょうね。
我が祖国 (ピーター・ポール&マリー)