昨日は雨の中『新酒の会』のパーティ券をもって友人の事務所まわりをした
友だちや同級生に会うと、必ずと言って良いほど「どこが痛い、どこが悪い」
という話が出てくる
一人目は、私の倍くらいむちゃくちゃ仕事をする奴で、朝は3時頃に起きて
朝風呂で目を覚ましてから、夫婦で仕事を始めるという男だ
これは一昨年の暮れから、無理がたたってヘルニアなんだろう・・とうとう手術
歩くことが出来なくなったのだった、今はゆっくりなら杖無しで歩けるし、商品の
配達も以前の通りやっている、しかし先々月頃から痛み止めの副作用が出て
難儀していたのだが、薬を代えて痛みの復活と引き替えに、副作用は治まった
まさかと思いながら、パー券の購入を聞いてみたら「あっ!いいよ」
まったく気持ちの良い男なのだ
もう一人は年がら年中、パソコンを睨み続けて図面書きをしている社長
以前は、何かにつけて夫婦で飲み歩いていた人だが、もう5年以上前から
外で飲むことがほとんど無くなった
隔年で行っていた海外旅行どころか近くの温泉にも行かないようだ
なんか昔の元気覇気が無くなって寂しいのだが、今回の件を頼んだら
3枚買ってくれた
忙しい人なので遠慮しながら少しだけ話しをしたら、つい最近、無呼吸
症候群である事が判明して、病院で検査の結果、毎晩酸素吸入器を
つけて寝ていると言うことだ
私の父も、亡くなる6年くらい前に無呼吸症候群の疑いで病院に一泊して
検査したのだが、一晩に40回も呼吸停止がおこると聞いて驚いた
そのとき先生の説明では、「呼吸器をつけるのが一般的ですが、呼吸が
止まる度に酸素が送られるので寝ることが出来ないかも知れません」
そして「私は、機械をお勧めできませんね、あなたは昼間でも寝ている
ことが出来る、ご身分ですよね、夜の不足分は昼間取り返せば良いんじゃ
ないですか」
父はこれに納得して機械はつけなかったので、それを彼に言ったら
「ぜんぜん酸素が送られても目が覚める事は無いよ、静かでつけていないと
同じ、ぐっすり眠れていいよ」とのことだった
私も、自分ではわからないが無呼吸の兆候をうっすら感じることがある
それはものすごい恐怖が襲ってくる夢で、マジ心臓が止まりそうになって
目が覚めることがあるからだ、その時は少し長く呼吸が停止しているのでは
と思う
一度だけだが若い頃旅行の相部屋で、相棒が凄いイビキをかく小太りで
それが「が~が~」やっていたのだが、聞いていたら突然イビキが止まって
静かになった、(やれやれ)と思った瞬間、彼はガバッと上半身だけ飛び起きた
そしてものすごい勢いで息を吸った、というか激しい深呼吸「は~は~!」と
生き返ったような息の吸い方だった
人間70歳ともなれば、そうそう100点満点の健康というわけには行かないようだ