神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

大相撲福岡場所千秋楽 結びの一番で大関同士優勝決戦

2024年11月24日 08時11分59秒 | 大相撲
 14日目、大の里の優勝はなく、すでに琴櫻か豊昇龍のいずれかの優勝が99.99%決まり、相撲は見たいが今さら解説聴く気も無いので、英語チャンネルに切り替えて、英語で聴いてみた。

これが結構面白い、外国人解説者が相撲の流れ通りに相撲用語、力士、親方、行事、地名など、決まり手は全て日本語
当然ちゃあ当然だが、それを英語でサンドウイッチにするから面白い

英語だって難しいことを言ってるわけでなく、私が知っている相撲知識を英語で言ってるだけだから、何となくわかる
何よりも、それを聴いていると仕切り時間が短く思えて、すぐに対戦がはじまる
結局、結びまで全部英語解説で聴いていた。

さて中盤戦が終わったところで最終予想を書いたけれども、まさか13勝同士で正大関(横綱休場で事実上最高位)優勝対決になるとは思わなかった
私の予想では豊昇龍は2番人気、琴櫻は4番人気だった、結局1番人気の阿炎は3着、2-4-1
果たして14勝1敗の好成績優勝はどちらが勝ち得るのか、琴櫻なら念願の初優勝、豊昇龍なら大関では初優勝の2回目
どちらも喉から手が出るほど欲しい優勝だ
この二人、今場所は先場所までの相撲とがらりと変わった
琴櫻は精神面が強くなったように見える、豊昇龍は楽して稼ぐ相撲が鳴りを潜めて、スピードを持って前に出て強烈な投げの相撲になった
二人共、相撲内容は相手を圧倒する完璧なものだった
昨日の豊昇龍が霧島を一気につり出した相撲は圧巻な横綱相撲だった。

それにしても新大関で横綱リーチの大の里の低迷は予想外だった、せめて11勝は欲しかったが、また一桁
これで横綱挑戦はリセットされた
代わって豊昇龍と琴櫻は横綱挑戦の基点を築いた、もっとも二人共9月場所は8勝7敗だから、初場所で連続優勝しても、即横綱昇進は無いだろう
それでも3人の大関が揃って関脇以下に力の差を広げたのは、ようやく番付通りの適材適所が完成しつつあるということだ。

願わくば、二人乃至、三人大関が同時昇進すれば、これほど面白いことは無いだろう
琴櫻、豊昇龍は初場所でリーチをかけてほしいし、大の里には3月場所でリーチと行きたい
そして夏場所に新横綱同時誕生という筋書きがもっとも相撲人気を向上させるだろう、早く責任感で頑張っている満身創痍の照ノ富士を引退させて楽にしてほしいものだ。

関脇候補は多いが、関脇をキープできる力士は少ない、まあ少しおまけして三役をキープとしようか
そんな中で大栄翔は頑張っている、大関になる力はないが関脇として名を残すだろう、前頭筆頭まで下がったが三場所で関脇に返り咲き、通算十場所勤めている
若元春、若隆景、阿炎、隆の勝も関脇をキープできる力がある、霧島はどうなんでしょうかね、もう朝乃山は終わりましたかね
これからの上位期待は上記四人のほかは若手でしょうか、今一つ実力を秘めているのに皮がむけないのは、平戸海、王鵬、熱海富士、と言ったところ
翔猿、宇良は上位の人気力士で盛り上げてくれれば存在感大です
新鋭で期待するのは豪の山、尊富士、阿武剋でしょうか。
湘南の海は、良い体をしているのに精神面が呑気で欲がないんでしょうね
あの体を使わないで、手先だけで相撲をとっているから圧がない、だからせっかくの体が泣いている、大関まで取れそうな体格なんですがね
獅子は十両に落ちるが、腕の長さが弱転になっているから、それを克服すれば根性あるし、また上がってくるでしょう、三役まで行けると思います。

横綱候補は三人も一気に出てきましたが、大関候補となると少し差が開きましたね
阿炎、隆の勝、大栄翔、霧島、翔猿、若隆景、若元春、熱海富士あたりが候補ですが、いずれも物足りない
この中ではケガで幕下から復帰した若隆景、同じく幕下からやり直した阿炎あたりに期待か、若元春もどうかな?
熱海富士に期待していますがね、まだ若いから、これからが楽しみです
同じく期待は尊富士ですが、今場所の様子を見ると熱海富士同様じっくり見た方が良いかなとも思います
豪の山は力をつけて来たが、まだまだでしょう。

大の里は、最後の一押しで失敗することが多い、手を伸ばしたまま走ってしまうきらいがある
豊昇龍のような土俵際に強い力士にはかわされて、自ら墓穴を掘ってしまう
いつも言うが、最後の一押し前に一呼吸余裕をもって腰を落して正面から突けば楽に勝てるんですがね
もっとも一年前はまだ十両でしたからね、強いゆえに期待しすぎかな、来年中でも十分早いんですけどね。






大相撲福岡11月場所 ズバリ優勝予想

2024年11月20日 05時26分53秒 | 大相撲
 ズバリ優勝本命は、阿炎でしょう
二番手は豊昇龍、三番手は若隆景でしょう 四番手に琴櫻
そして大穴は尊富士、終盤戦の組み合わせが優勝の行方を大きく左右します
豊昇龍が単独優勝なら13勝2敗、それ以外なら12勝3敗だろう(豊昇龍が決定戦優勝なら12勝)

ここまでで相撲内容が良いのは、一番は豊昇龍 二番は隆の勝 
三番は尊富士、琴櫻、大の里 次いで阿炎
大関陣は、これからの5日間は強い者同士の対戦が続きつぶし合いの可能性大
ここで抜ければ優勝の芽が花になる
隆の勝と尊富士も内容が良いが、相手は平幕ばかり、これから大関、関脇にぶつけられた時が正念場だが、尊富士は幕尻なので有利
阿炎は大関三役との対戦が終わり、これからは平幕の好成績力士と当たるだろう、尊富士、隆の勝、若隆景戦を制すれば優勝するだろう、これが阿炎を優勝候補ナンバーワンにした理由、優勝経験者でもある
また相撲内容が良いと言えないのは、大関、関脇戦が続いたからで一方的に勝てる相手ではないからだ、その中で泥臭く勝ち抜いたのは強い証拠だ

二番手の豊昇龍は今までとは取り口が全然違って、前に出て完璧な投げで圧倒している、大の里、琴櫻が注目される中で本当の闘争心、モンゴル魂に火がついたらしい。
千秋楽で同点優勝決定戦となれば優勝確率は一番になるだろう、阿炎はもう豊昇龍との対戦は無いので、決定戦にならぬよう勝ち抜いて逃げ切ることが大事だ。

三番手の若隆景は優勝して若元春とともに兄弟関脇を狙っている筈
兄弟の相乗効果は大きい、もともと関脇だったのだからプレッシャーはない
阿炎との対決が逆転のチャンス、これに勝てば優勝の確率もあがる。

尊富士の馬力は健在、はたして上位の誰と対戦するのか、それによってチャンスが出てくる
今場所の相撲を見る限り、三大関には1勝2敗か3敗だと思う
だが大関戦が無ければ優勝のチャンスもある、若手ながらすでに優勝経験があるのだから

大の里はほぼ消えた、今場所は11勝して来場所14勝の優勝で横綱を射止める計画書作り
琴櫻はやはり初優勝がプレッシャー、終盤の取りこぼしが多いのが玉に瑕だ
負ける時はあっけなく負けるのが、精神面の弱さかな。

今日からは、3敗以内同士の取り組みが多くなってつぶし合いが始まるでしょう、もう優勝からは脱落したがキーになる力士は大栄翔
この力士に敗れる力士が脱落していく可能性が高い、そして思いがけない刺客になりそうなのが霧島だ、序盤戦5連敗、中盤戦4勝1敗と調子を上げて来た
これから三大関に当たるだろう。

10日まで3敗以内は10人、1敗は隆の勝、豊昇龍、琴櫻の三人、
2敗が尊富士、阿炎の二人 3敗が6人
豊昇龍と琴櫻は直接対決で、どちらかが負ける

今日の取り組み(太字は3敗以内)
琴桜ー若元春  豊昇龍ー大栄翔  大の里隆の勝  若隆景宝富士
阿炎阿武剋  豪ノ山尊富士  湘南の海ー一山本 

12日目以降の予想取り組み
豊昇龍=隆の勝 大の里 霧島 琴櫻
琴 櫻=霧島 大栄翔 大の里 豊昇龍
大の里=大栄翔 豊昇龍 琴櫻 霧島 

今日から目が離せませんね





大相撲11月場所序盤戦終えて

2024年11月15日 05時38分45秒 | 大相撲
今場所は5日間を終えて全勝3人、1敗が6人と、ここ数場所では好成績力士が多くて見ていても手に汗握る
しかも3人の大関が全勝、1敗でトップ集団に入って連日土俵をにぎわせている
ほかの好成績力士も、平幕でも実力者ばかりで意外な力士がいない、好成績とうぜんな力士ばかりだ
ベテラン隆の勝、阿炎、御嶽海、これからの希望の星、新鋭、阿武剋、豪の山、熱海富士、それに三大関
この中でもっとも内容が良いのは、大関豊昇龍、5日間圧倒的な強さを見せている、今までのような小ズルい相撲はなりを潜めて正攻法で一気に勝っている
大の里、琴櫻に先行されて負けん気の虫に火がついたか
この相撲を続ければ終盤戦での大の里、琴櫻との争いが楽しみになる
三つ巴の新横綱争奪競争が展開されれば大いに盛り上がるだろう
出来れば三人とも横綱昇進してもらいたい。

序盤戦が終わって、私が思う優勝に近いランキング
①豊昇龍 ②阿炎 ③隆の勝、大の里、琴櫻、阿武剋 ⑦御嶽海
⑧熱海富士 ⑨豪の山 ⑩若元春
現状では豊昇龍が一歩前に出ている、相撲内容が抜群だ
次いで阿炎が力強い、大の里をも破った、そのあと4人が並んでいる
大の里、琴櫻は後手に回ったときが危うい、先手を奪えば馬力がすごい
但し豊昇龍には先手で押し込んでも注意だ、強い腰のばねですくい投げ、上手投げなどが待っている、一呼吸置いて腰を落して下から突き上げれば軽量の豊昇龍は浮き上がるだろう
大の里、琴櫻ともに腰高が唯一の泣き所、豊昇龍は相手の呼吸を計る天才だ
合気道的な相撲が特徴
軽量が泣き所で、大型力士に真正面から一気に攻められると呆気ない
さて次回は10日目終了時点で、どう変わるか楽しみ

十両にはまた期待できる力士が浮上してきた
嘉陽(かよう)、藤青雲、安青錦(あおにしき)、生田目(なばため)、欧勝海
嘉陽と欧勝海は大の里、白熊と新潟県の能生中、海洋高での相撲留学の合宿仲間だ
安青錦は、新入幕の獅司と同じウクライナ出身力士だ
かって三羽ガラスと呼んだ大物新人の中で、湘南の海、伯桜鵬が伸び悩んでいる、豪の山は今場所良いスタートをしている。




大相撲新時代 大の里大関になり、名大関貴景勝が引退 炎鵬再始動

2024年09月23日 06時31分33秒 | 大相撲
 この度の大雨災害で甚大な被害に遭われた能登地方、新潟・山形県境の皆様にお見舞い申し上げます。
一刻も早い日常生活への復帰をお祈りいたします。
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 入門当時から大器と注目していた大の里が、予想にたがわず入門9場所(1年半)という新記録で大関を射止めた(のは間違いない)。
この3場所で2度の優勝、優勝した場所の横綱照ノ富士にも勝っているし、通算でも照ノ富士に勝ち越している(霧島、豊昇龍が一度も勝てない照ノ富士に)
もう大関で留まる力士ではない、ケガさえしなければ横綱も来年には射止めるだろう
幕下10枚目付け出しは、数々のアマチュアタイトルを取った証
幕下は15枚目付け出しの伯桜鵬の一場所通過には負けたが、二場所で通過
十両通過も二場所の伯桜鵬にまたも遅れて三場所だった
しかし入幕のあとは11勝、11勝で二場所で三役小結にスピード出世
小結ではいきなり12勝で初優勝、関脇昇進、先場所は彼なりの不調だったが9勝、そして今場所は二度目の優勝で関脇二場所で大関昇進となった。

この間の成績は、幕下10勝4敗 十両で24勝6敗 幕内5場所で57勝18敗という凄さ、ライバル大関琴櫻でさえ6場所で63勝27敗、大の里は5場所で57勝だから、勝率は.760で.700の琴櫻を上回っている
幕内最高優勝2回、敢闘賞3回、殊勲賞2回、技能賞3回
まさに記録ずくめで相撲界の大谷になろうとしているかのようだ
次は最短横綱を狙う
横綱になったら、大鵬、北の湖、白鵬並みの最上級横綱になってもらいたい
因みに入門以来最短での横綱昇進は、同じ石川県出身の輪島で15場所という記録、大の里が5場所以内に横綱を射止めれば、これも新記録となる。
石川県勢が1.2となれば石川県は近年の相撲大国と言えるだろう
余談だが、貴景勝と同じく、椎間板ヘルニアで序の口まで転落した石川県出身の炎鵬は先場所から再出場となり、二場所連続6勝1敗で、来場所は三段目に上がりそうだ。

十両はケガから回復した尊富士が順当に優勝をして、来場所は幕内復帰が期待される、今の相撲界では大の里に続く大型力士期待の星だ
尊富士を破った嘉陽もこれから面白い存在になるかもしれない
大の里、白熊と同じ新潟能生の海洋高校相撲部出身、三人目の入幕が期待される。

貴景勝は残念ながら今場所をもって引退となったが、大の里の台頭を見て責任を果たせたと思う、椎間板ヘルニアで痛みをこらえての出場を続けた

序の口から始まった苦労人の貴景勝は幕内昇進15場所で大関に昇進した
小結、関脇ともに2場所で通過したが、大関昇進2場所で関脇に陥落、しかし関脇で12勝を挙げて特例で大関復帰、4回の幕内最高優勝をして、横綱昇進のチャンスも2回あったが、当時最強のモンゴル勢に阻まれて横綱にはなれなかった。
まだ28歳と言う若さで、霧島、翠富士と同年、若隆景、若元春兄弟よりも若い一番脂がのった年代だが(病気というか怪我と言うか)には勝てなかった
28歳の大関引退は史上2番目に若い大関の引退だそうだ。

以下はちょうど一年前の9月18日の記事です、初めて大の里の名前を出した
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前文略

去年の今頃は大関さえ何年もなり手が無いのではないかと思うほど上位陣は体たらくだった。
だが霧馬山、大栄翔、若元春、豊昇龍がライバル心を燃やして競うようになっていきなり相撲界は動いた。
そして霧馬山、豊昇龍のモンゴル勢二人が相次いで大関昇進、またしても日本人力士は置いて行かれた。
だが今場所は若手の琴ノ若が関脇に昇進してきて、新・関脇トリオが誕生した

ここから新大関が誕生かという期待は?である
それよりも、ここで足踏みしているうちに下から活きの良い日本人力士が次々と追い上げて来た。

私が先々場所から名付けた若手三羽ガラス、湘南乃海、豪ノ山、伯桜鵬は十両から入幕2場所で三役を狙える地位まで上がって来た。
残念ながら一番手と見られていた19歳の伯桜鵬は肩の故障で手術を受けるので、早くても来年の初場所までは休場だ。
おそらく幕下からの再出発となるが、まだ入門して4場所目、しかも若くて強い
20歳のうちに幕内上位まで上がってくるだろう。
お互い東西の5枚目、豪ノ山6勝2敗、湘南乃海5勝3敗と良い前半戦だった。
この3人にとどまらない再入幕21歳なりたての熱海富士も7勝1敗、15枚目だから二桁は間違いない。
「優勝できない男」元大関33歳の高安も7勝1敗この二人が先頭を走っている。

幕内だけ見ていてもだめだ、私は毎日幕下上位から見ているが、十両の下位が面白い。
ここにも新・入幕三羽ガラス同様の新十両クァルテットの強者が入幕を狙っている。
一番が幕下10枚目付け出しでデビューした大の里、入門3場所目で十両昇進でこの活躍、今日まで8戦全勝だ
新十両8連勝は佐藤(大関貴景勝)以来だと言うことだ。
あとの3人も天照鵬(向中野)21歳6勝2敗、朝紅龍(石崎)24歳5勝3敗、高橋24歳4勝4敗、楽しみだ。(*高橋は白熊)

さらにさらに幕下6枚目にも大物がいる、尊富士(たけるふじ)24歳
これは序の口から始まった生粋の相撲取りだ序の口から6場所で幕下6枚目
4戦全勝ですでに勝ち越しを決めた、通算成績も幕下以下と言えど36勝3敗と圧倒的だ
ちょっと輪島を思い出すような筋骨隆々、しかも勝負師の顔だ、来場所新十両は、ほぼ確定だろう。

先場所は思いがけず錦木33歳、北勝富士31歳が優勝まであと一歩という活躍をした。
今場所は、もう引退待ちかと思った元大関の高安33歳が7勝1敗、御嶽海30歳も5勝3敗と最近では健闘している。 遠藤32歳も5勝3敗 正代は良くないが時々優勝争いの力士を食うから目が離せない。

若手にも大型力士が控えている、まだ粗削りなので稽古をたっぷりして、相撲を覚えれば活躍できる惜しい力士たち
北青鵬21歳204cm、関脇琴ノ若25歳、金峰山26歳、琴勝峰24歳あたりだ

大相撲の戦国時代はまだまだ続きそうだ、豊昇龍も大関二場所目がカド番になりそうなピンチだ、3勝5敗 大関霧島、貴景勝は共にカド番で、5勝3敗
9日目から大関、関脇、小結同士の上位のつぶし合いが始まる。

今後1年6場所、大関を狙える期待の星は目白押し
その中で横綱になれるのは今後3年以内で1~2人だろう
現在の大関は下からの追い上げで3人とも横綱にはなれないだろう
上記にあげた若手で横綱まで手に入れられそうな力士は現在の番付では、湘南乃海、琴ノ若、大の里、伯桜鵬、尊富士、豪ノ山、熱海富士の中からではないだろうか。 天照鵬も化ける可能性はある
特に期待するのは湘南乃海、琴ノ若、大の里、伯桜鵬、尊富士
最初に幕内優勝そして大関になるのは誰だろうか。

北青鵬も相撲の基本を宮城野親方(白鵬)から学び獲れれば横綱の目はある。
当然、ここに名が無くてもモンゴル力士の強烈なのが出てくる可能性は高い

部屋別で見れば元稀勢の里の二所ノ関部屋、ここには大ノ里が所属
元白鵬の宮城野部屋は伯桜鵬、北青鵬、輝鵬、天照鵬が所属
この理論派の二人の元横綱が新横綱を育てることができるか、楽しみだ。

大相撲も12日目終了、優勝争いが面白くなった

2024年09月20日 08時00分23秒 | 大相撲
 一昨日の夜半から朝までの大雨は1時間当たり50ミリを越えたそうだ
それまでの2か月合計で50ミリは降っていないから、久しぶりの大雨に危機感よりも安堵した。

この頃は夕食当番の頻度があがったような気がする
週に二回は作っているような・・・だけど料理を作るのは好きだから、むしろ出番があって喜んでいる
三人分だが、だいたい16時から17時の1時間以内に作り上げる、なぜなら夕食を作る時間帯は大相撲の後半戦の時間とダブるからだ

今夜も当番、しばらく刺身類を食べていなかったので、久しぶりに「海鮮丼」
スーパーで魚を買い集めて、ふくらぎ、まぐろ、サーモン、タイ、甘えびの5点盛り、一人前の材料費は米別で750円(税込み)で上がった
みそ汁はメギスのつみれ汁に、甘えびの頭と卵を入れた


大葉と穂紫蘇は今年から我が家で栽培したもの
因みに昼は明太チャーハンを作った(自分の分だけ)

さて大相撲、何と大の里が負けてしまった、11連勝でストップ
まずいことに大関経験者の曲者の霧島と高安が1差で追っている
残る三日間は豊昇龍、琴櫻、高安とあたる可能性が大きい
一方で、霧島と高安がつぶし合う一番もありそうな気配、こうなると大の里が有利になる、ただ豊昇龍には三戦全敗という過去の成績がある、今日のように足が伸び切れば、毎回と同じく跳ね上げられて投げ飛ばされてしまう
腰を落した、そんきょ姿勢で土俵際を詰めるから万全なのであって、捉まってしまえば、それが出来なくなる
昨日、今日と二日間の立ち合いと詰めが甘くなっているし、バタバタと相手のペースに振り回される悪い姿が出て来た、それは琴櫻にも言えることだ
大の里の脳裏にはやはり大関がちらついているのだろうか
今日は攻め足が遅く、的も大きい琴櫻だから押し込めば勝てる可能性は80%くらいありそうだ、今日で決めてもらいたい、だが脇が甘くなって万歳になれば万事休すだ。
豊昇龍戦は低い姿勢からまわしをとらせず、一気に押し出してもらいたい
スピードが勝負だ、まわしを取らせたら逆転の投げが来る、体を正面に置かなければならない、いずれにしても早い出足、低い姿勢、腰が伸び切らないうちに一気に持って行くしかない、それは10日目までの相撲と言うことだ。
高安は正面から激しく突いてくるから、体力で一気に押し出すのが良いだろう
今の状態を見ると残り三日は2勝1敗だろう
但し、10日目までの一気の速攻で腰を落していけば、3連勝も可能だ、それなら14勝1敗の優勝決定だ
2勝なら高安か霧島のいずれかと優勝決定戦になる可能性が大きいが、14日目か15日目に高安、霧島戦が組まれる可能性もあるから、高安が勝てば、大の里は優勝できるだろう
霧島の3日間は豊昇龍、大栄翔、高安の三人ではないだろうか、高安は大栄翔、大の里、霧島ではないだろうか
大栄翔が優勝の行方を握るカギになりそうだ、大栄翔に敗れた力士が脱落する可能性が高い、今日は高安戦、大の里とは終わっているが霧島とはまだ当たっていない、大の里が3連敗する可能性は極めて低いから、最低ラインは12勝
優勝予想は13勝2敗か、できれば大の里には3連勝で文句なしの14勝1敗で優勝してもらいたいが
以上が優勝予想だ、大の里の優勝確率75%、霧島は50%、高安は25%と見たがどうだろう?
精神力の強い力士が有利になるだろう、それと大の里のハンディ1は大きい。

史上最大の作戦マーチThe Longest Day March/ミッチ・ミラー合唱団Mitch Miller(1962年)

大相撲天地創造 大和の反撃

2024年09月14日 06時31分03秒 | 大相撲
 相撲界は20年にわたってモンゴリアンに支配された
大和最後の王、若貴兄弟が去ったあと、次々と強力無比のモンゴリアンが日本海を渡って相撲界に上陸した
朝青龍、日馬富士、白鵬、鶴竜、不屈の巨人照ノ富士という無敵の五大モンゴリアンが相撲界を支配し、更に怪物逸ノ城、超人玉鷲、千代翔馬、霧島、豊昇龍なども大暴れした。

これらの無敵のモンゴリアンに挑む大和の戦士たち、琴奨菊、豪栄道、高安、貴景勝、朝乃山、正代、御嶽海、
しかし情け容赦ない騎馬民族の血は、心優しい大和の戦士を凌駕した
次々と大和の戦士はモンゴリアンの前に倒れて行ったのである
そんな中に一筋の光、稀勢の里が現れた
稀勢の里は高安と共に孤軍奮闘、モンゴリアンの軍団に攻め入って一矢を報いたが、力尽きて短い栄光は閉じて、再びモンゴリアンが支配する相撲界に戻った。

もはや相撲界はモンゴリアン同士が血を血で洗う世界と化して、大和の影はどこにも見えなくなった
誇り高き大和の偉業を継承する種すら見えぬ有様となった
そんなモンゴリアン支配の相撲界にも変化が起きて来た、朝青龍が突然相撲界を去ってモンゴルに帰った
日馬富士も去った、照ノ富士は横綱を目の前にして大けがを負って姿を消した
白鵬と鶴竜の二代巨人がそれでも相撲界を支えた、逸ノ城も大きな存在感があったが自滅して去った
鶴竜にも限界が訪れた、そして去り、相撲界は白鵬がただ一人で支配した
今が大和の復活の時と大和の戦士たちは勇み立ったが、白鵬ただ一人にすべてが打ち砕かれた、更に新たなモンゴリアンの豊昇龍、霧島が成長して大和の戦士を圧迫した

だが大和の伝説横綱、大鵬に匹敵する白鵬にも限界が訪れた
大和復活の時であった、しかしまだ大和の戦士は小粒であった、そこに地の底から復活した照ノ富士がものすごい勢いで横綱に上り詰めた
モンゴリアンの系統が最高位に着いたのを見て白鵬は安心して去った
今度は照ノ富士という巨大な王が相撲界を支配した、勢いづいたかに見えた大和の戦士はまだまだ力不足の上に、力が拮抗しているので互いにつぶし合い、毎場所ヒーローが変わる事態に
今場所良くても、来場所は負け越すといったことが続き、その間に豊昇龍、霧島のモンゴリアンが大関を射止めた
またしても相撲界は三人のモンゴリアンに支配されてしまった
だが、無敵の照ノ富士は無理がたたり、病気もケガも悪化して休みがちになった、豊昇龍、霧島は過去の五代モンゴリアンに比べると小粒であった、しかし大和にはこの二人にさえ匹敵する者がいないのだ

天地創造、日本がまだ日本でなかった神代、日本の辺りは漆黒の泥海で大地も何も見えなかった
天の神様はその泥海を杓でかき回して、引き上げた、そのしずくが泥海に落ちて今の日本列島の島々を作った
大和の始まりである

令和という時代がやって来た、五代モンゴリアンの大嵐を知らない大和世代が芽吹いてきた
それもものすごい勢いで成長し始めた、彼らはモンゴリアンの怖さを知らずに相撲界に現れた
未だ照ノ富士は横綱としているけれど、瀕死の身である、一年に一度だけエネルギーが充填されると出てきて大暴れするが、一場所でまた力尽きてしまう
そんな照ノ富士だが未だ貴景勝、霧島、豊昇龍らが勝てない
ところが、隆の勝、大の里など力をつけた大和戦士が照ノ富士を二度三度傷つけた
令和の大和戦士が20数年のモンゴリアンの呪縛を解こうとしている
それも二人や三人ではない、昭和の大横綱の血を引く孫戦士も出て来た
琴桜、王鵬が力をつけている、傷ついた照ノ富士、抵抗する霧島、豊昇龍を恐れていない
そこに大の里、平戸海、隆の勝、熱海富士など若き戦士が加わる
十両にも尊富士がケガを克服して蘇った、まもなく三役に上がってくるだろう

若い世代は、最初からモンゴリアンの呪縛が無い
少しも怖れていない、最初から気持ちで圧倒していくからひるまない
平成時代に多くの大和大関が五代モンゴリアンの前に立ちすくんだが、今の若い大和戦士にはそれが無い、満タンのエネルギーでぶつかって倒していく

令和の大和戦士を引っ張り、近い将来横綱に就くのは、ケガさえなければ琴櫻、大の里は間違いない
琴櫻は体が大きくなり、重くなった、落ち着きも出て慌てない、顔もふてぶてしくなった
大の里は相撲の基本通りにとっている、しかも体が大きくて馬力がある
一気に相手を土俵際に持って行き、残す時間を与えない
まだ粗さがあるが、来年には琴桜と大の里は横綱となって、栃若時代、柏鵬時代のように琴大時代を築くのは間違いないだろう
そして、そこに尊富士も加わる大和戦国時代が来るのではないだろうか
さらにさらに、敗勢になるとあっさりあきらめる王鵬だが、今場所は粘って盛り返して勝つ場面も出て来た、今後自覚が出て稽古に励み琴櫻のように精神面が強くなれば大鵬の血は蘇るかもしれない、頑張れ王鵬、今場所少しばかり、そんな姿が見られたので嬉しい。

世界は日の出を待っている
Kenichi Sonoda & Dixie Kings - THE WORLD IS WATING FOR THE SUNRISE




大相撲秋場所

2024年09月11日 21時53分28秒 | 大相撲
 今日は我が家の畑に設置した温度計は、昼過ぎに37度を記録した
とても外仕事なんかできない。

 まだ4日目が終わったばかりで、今の成績が千秋楽まで繁栄するわけではないが、見つけた傾向だけ記しておこう。
現在4連勝は大関琴櫻、関脇大の里、関脇霧島、前頭正代の上位4人だけ、これまでの場所とは違って、番付通りの成績である
上位に力のある力士が集まり始めたと言うことであろう
新進気鋭の新小結平戸海も3勝1敗だし、三役が安定している
そんな中で大関豊昇龍と小結大栄翔、前頭筆頭隆の勝、二枚目の熱海富士、王鵬が1勝3敗苦戦している
前半戦で小結、幕内上位が三役を破るから、先場所まで荒れる場所が続いたが、最初に書いた通り、下にいた強い力士が三役に入って安定した。
このまま、大の里、琴桜には横綱になってもらいたい
貴景勝は大関再挑戦場所だったが、2連敗のあと休場になり、出場が無ければ来場所は幕内の下位にまで落ちる。
毎場所見ていても、体は限界に来ている、まだ28歳と若く、22歳半ばで大関になり6年も大関に定着していたのですね
当時は横綱やライバルに、白鵬、日馬富士、朝青龍、鶴竜、逸ノ城など強力なモンゴル力士が多くいて、なかなか横綱に手が届かなかった
ようやく上が空いたころには、ケガが悪化してきて、今度は病気との戦いになって、大関維持が精いっぱい
そして今は生きのいい若い力士が、大関、関脇に就いて彼らに勝つのも精一杯になってしまった。

豊昇龍も精彩を欠いている、どう見ても横綱に上がる資質が無い、体のばねと反応の良さ、地力と運動神経で大関を維持しているが10勝11勝が限界だ
まだまだ下から若手が押しあがってくれば、大関の地位も危うい
関脇に陥落した霧島だが、今場所はいまのところ良い、先場所も前半が良くて大関復活と思ったら、中盤から崩れてやっと8勝で関脇を守るのが精いっぱいだった。
今場所、中日まで7勝1敗で行ければ、今後再び大関に上がることはできそうだ
霧島の相撲はなにかつかみどころがない、揉みあっているうちに勝ってしまうと言う感じがする
力強さは微塵も感じられないが勝つのは、遠藤に似ている。

大の里を始め、海洋高校(新潟、能生)の若手関取が調子いい
関脇大の里4-0 幕内白熊2-2 十両嘉陽4-0 十両欧勝海3-1 と善戦している。








大相撲名古屋場所 千秋楽 照ノ富士優勝!

2024年07月28日 17時31分56秒 | 大相撲
幕下 から 序の口までは すでに 13日目に 優勝が決まっていた 、後は 十両と 幕内が 千秋楽まで 優勝が もつれている
十両では 白熊と ウクライナの 獅司が 3敗で 並び 、伯桜鵬が 4敗で 続いている そして 千秋楽は 獅司と伯桜鵬が 直接対決 、この3人は 全員 私の推し なので 全員に優勝させたいが そうはいかない
気持ち的には ウクライナ人の 獅司を 優勝 させてウクライナに明るいニュースを届けたい
伯桜鵬は すでに幕内 上位の力を持っている、 獅司と 白熊は 今場所 大いに 力をつけ 相撲の型も 決まったてきた、これからが 期待できる、白熊が 優勝すれば 新入 幕の 可能性も出てきた 
幕内優勝は 照ノ富士 が勝つか 隆の勝が 負ければ10回目の優勝決定
隆の勝が大の里に勝ち、照ノ富士が琴櫻に負ければ優勝決定戦にななる

照ノ富士 は 不思議な横綱だ 今場所を含めて 2年間 12 場所 で 15日間 戦ったのは 3場所だけ そして その3 場所は全部 優勝している (今場所も優勝と仮定して)5場所は 全休だ 残り4場所も 途中休場している

 優勝のほかに 興味深いのは 来場所の 関脇だ 大の里 と阿炎は 関脇 残留が決定している そして 貴 景勝が 大関から 関脇に落ちる 霧島は 今日勝ち越せば 来場所は 4 関脇 になる そこへ東 小結の 大栄翔が9勝、西小結の平戸海が10勝すれば関脇昇進はどうなる? 
過去の 関脇の 一番多かったのが 4人 だという、 5人というのは 過去になかった

大の里は 今日勝てば 2桁 10勝で 十両昇進 以来 6場所 連続で 2桁 を 続けている、今日10勝になれば直近3場所で33勝だ、 来場所 優勝が絡む 12勝以上あげれば 大関 昇進 は かなり 現実的になる だろう

 先場所は 大関 霧島が 関脇に転落決定し 今場所は 大関 貴 景勝は 関脇に 転落することが決まった、 2場所連続で 大関が 転落するのは まさに 新旧交代を 感じる 

さて 十両と 幕内 優勝は誰がなるのだろうか、間もなく十両、そして5時過ぎには幕内優勝も決まる
 今場所を見て 一番 良くなったと思うのは 王鵬 と 平戸 海
 王鵬は 慌てず どっしりと 寄っていく相撲が 何番か 見えた 琴櫻が 関脇で 相撲がどっしりとなった その後 大関昇進に決まった あれに似ている 、この相撲が 身につけば 王鵬も 三役が 見えてくる
大鵬さんの血をひく力士だけに横綱目指して生まれ変わってもらいたい
 豊昇龍は 普段から 言っていた通りで 無理な投げで とうとう 足を痛めて 欠場してしまった 
大の里は 前半で どうなるかと思ったが 中盤から 元に戻って 照ノ富士 を破るなど 強さを 再び 取り戻した 来場所は また楽しみになった。

速報 十両優勝は白熊が12勝3敗
白熊は福島県出身 関脇大の里とは新潟県能生中学、海洋高校、日体大、二所関部屋とずっと一緒
白熊が1年先輩
先場所は大の里が幕内優勝、今場所は白熊が十両優勝と新潟県海洋高校相撲部出身で二所関部屋の力士が活躍。

速報2
なんと隆の勝が大の里を圧倒して勝った。 結びの一番は琴櫻が初めて照ノ富士に勝った
これで優勝決定戦になる、隆の
勝ちが優勝となれば平幕優勝
照ノ富士が優勝なら名古屋場所で初めての優勝になる

大谷2安打3打点 大の里は横綱照ノ富士を破る

2024年07月24日 19時58分15秒 | 大相撲
大谷がタイムリー安打、タイムリー二塁打で3打点、チームの5連勝の演出をした
他は3三振で、いかにも大谷らしい。 ドジャースは今季最多勝ち越し20になった。
大相撲名古屋場所11日目は、10連勝で独走の横綱照ノ富士に、5勝5敗と期待外れの大の里が挑戦、がっぷりから大の里が引き落としで照ノ富士に土をつけた
これで照ノ富士には連勝、土俵に向かって数十枚の座布団が舞い飛んだ波乱となった。
2敗で追っていた大関琴櫻は、大関復帰に後がない霧島にあっけなく破れて3敗
相変わらず照ノ富士とは2差のまま。
残るはあと4日、照ノ富士は自力で3勝すれば文句なしの優勝、霧島は4連勝すれば大関に復帰できる、貴景勝は4連勝すれば大関を維持できる
大の里も4連勝で二桁になり来場所の大関とりに希望がつながる
3人の中で、4連勝で望みをつなげる力士が出るだろうか、互いのつぶし合いがあるから4連勝の可能性は一人に絞られる。

今日の相撲を見れば大の里は心配ない、絶好調10連勝の横綱に勝ったのだから
今場所はやはりけいこ不足と心構えが少し緩んでいたのだろう、優勝の祝い事が何か所かで行われていつもより稽古が出来なかったのでは?
何も考えずに、尊富士のように低い姿勢で一気に突き押しに徹すればまた勝てるだろう、来場所が楽しみになって来た
中学から今日まで、ずっと一緒に戦ってきた十両白熊も単独トップに躍り出た
白熊にも期待したい
また大の里、白熊、嘉陽と同じ海洋高校相撲部出身(中退で角界入り、祖父は元関脇黒姫山=元武隈親方)の幕下黒姫山も6戦全勝で、次の一番に優勝がかかる。

夢見る少女じゃいられない

大相撲のケガが多くなった&勝手に力士ランキング

2024年07月19日 16時52分07秒 | 大相撲
 大相撲名古屋場所も既に序盤の5日間が終わった
またしても復活した(ような)照ノ富士がただ一人全勝で突っ走り、横綱の貫録を見せている。 土俵入りの表情もまるで仁王さんか毘沙門天のような迫力を感じる、また体も張りがあって不調な時のプヨプヨした皺が全く見えない
これを見ても体調は最高に近いと見える。

大関はじめ三役陣が全て3勝2敗以下なのだから、照ノ富士以外はドングリの背比べなのは今場所も変わらない
数場所、群を抜いているかに見えた大の里は3敗、琴櫻も2敗で序盤は期待を裏切ったスタートだ
だがまだ10日あるから二桁には乗れるかもしれない、けれども横綱、大関、関脇の対戦がまだない時点でこれだから、また病み上がりの照ノ富士に優勝をさらわれてしまうのか
照ノ富士の相撲が良すぎる、一気に前に出てあっという間に押し出してしまう、膝も腰もどっしりと落しての寄りだ、大の里がやらなければならない相撲なのだが、今場所の大の里は腰が高すぎる。
優勝パレード、祝賀会などに振り回されてけいこ不足もあったのかもしれない
本番は来場所以降に持ち越しだな・・・でも大関足掛かりの二桁勝利はキープしたい。
照ノ富士は横綱の地位をしっかり利用している、どれだけ休んでも陥落は無いから、こうした一年2場所出場で優勝をさらうことができる
これも横綱になったからできることで、誰もがやれるわけではない、いわば努力に対するご褒美と言える、横綱になるのは500人に一人とか5年に一人とか言われるから容易ではない、平成の31年間では10人、令和になって6年で照ノ富士だけだ。

炎鵬が1年2か月ぶりに土俵に立った
十両3枚目の時に脊髄損傷という命に関わる大けがをして7場所を寝たきりで棒に振った、そして今の地位は、相撲界に入門した力士の卵が最初に与えられる序の口13枚目(東18枚目までしかないので、彼の位置は600人ほどいる全力士の下から10番目である。
それでも腐らず辞めず辛抱して戻った根性には頭が下がる、力士になったばかりの時は序の口。序二段、三段目と各段を全勝優勝の21連勝で通過して4場所目には幕下に上がった実力者だった
身長は相撲界でもっとも低い方の167cm100㎏しかないが、最高位幕内4枚目まで上がり大関や三役力士を翻弄した。

幕下を見ていたら今日は一人が膝を打って車いすで運ばれ、もう一人長内という力士は土俵際で一か八かの逆転を狙ったが、相手力士と共に土俵下にダイレクトで転落、背中から落ちて首のあたりを強打、立ち上がれずストレッチャーで運ばれて、そのまま病院へ向かった、首の痛みを訴えている
場合によっては炎鵬の二の舞になる恐れもあるような危険な落ち方であった
朝乃山の大けがの時を思い出した。
あきらかに体(たい)が無ければあきらめて土俵を割った方が良い、無理して大けがすれば1敗で済むところが相撲人生をダメにする場合も起りうる。
豊昇龍も、こんな危険な場面をたびたび見る、「注意1敗、ケガ一生だ」。

超A級 照ノ富士 体調万全の時は無敵
A級 琴櫻 大の里 次の横綱候補
B級 豊昇龍 霧島 熱海富士 平戸海 湘南乃海 王鵬 阿武剋
   伯桜鵬 尊富士 貴景勝 大関または大関候補 優勝の可能性あり 
C級 大栄翔 若元春 高安 豪の山 翔猿 宇良 琴勝峰 欧勝馬
   玉鷲 若隆景 関脇止まりだが大物食い、優勝もありえる
番外 朝乃山は残念だった、これで大関復帰の目は90%ないだろう
   貴景勝も首が悪く、ここらが限界かもしれない
   正代、御嶽海もたまに沸かせるが、もう気力が失せている


ドリフのズンドコ節