火曜日から今日までずっと雷と雨、アラレの悪天候が続き、外に出る気持ちが起きないので撮り置きのビデオを見る日々。
いよいよレースは後半3区間に移る
4区は3.6kmと6区では一番短い、そのためこの区間だけは外国人選手の起用が認められる。
全25チームの中で11チームが外国人(ほとんどがケニア、エチオピアのアフリカ勢)を起用。
この短い3.6kmであっても、その差は歴然で常に上位は外国勢に独占されている
外国勢が簡易中間値11分12秒くらいなのに対して、日本選手の中間値11分50秒くらいの差がある。
しかし外国勢11名のうち6名が1位から6位を独占したが積水化学の佐々木梨七が健闘、7位に食い込んで外国選手5名を制した。
佐々木は佐藤が押し上げた1位をキープして5区の大エース新谷仁美にタスキリレーをした、2位にはパナソニックが上がったが積水化学との差は16秒に
3位は日本郵政が39秒差、4位資生堂は3つ上げたが1分11秒の差が
5位にはダイハツが1分18秒、6位は岩谷産業がキープして1分56秒差
優勝争いは上位5チームに絞られてきた。
5区エース区間10km
花の3区に勝るとも劣らぬエースが集う5区、ここを制すれば大接戦でなければ、ほぼ95%以上の確率で優勝が見えてくる、大事な区間。
積水化学新谷、日本郵政鈴木亜由子、資生堂高島由香、ダイハツ松田瑞生
天満屋前田穂南、九電工逸木和香菜とベテランエースが居並ぶ。
いつも5区でなら1分以内の差ならひっくり返す自信があるという積水の新谷だが、優勝した一昨年に続き、またしても1位でタスキを受けて余裕のスタート
後続チームにプレッシャーをかける、しかし2位とは16秒、3位とは39秒と油断はできない。
しかし案ずることはなかった、新谷は淡々と刻んで気が付けば2位ははるか後方になった
そんな後方集団だが5km地点で2位パナソニックは1分6秒、3位日本郵政は1分9秒と積水に差を広げられた。
結局新谷の積水化学がトップで6区にタスキを渡し、新谷は区間2位
健闘したのが4位でタスキを受けた資生堂の高島由香、区間賞の快走で日本郵政とパナソニックを抜いて1分2秒差の2位
3位はパナソニックで1分23秒差、4位は日本郵政1分34秒差、5位は松田のダイハツ1分47秒差、6位に岩谷産業2分44秒差
優勝はアクシデントが無い限り積水化学に決まったが、2位から5位までの表彰台争いが面白い、その差45秒の中に4チーム
もう一つの見どころはクィーンズエイト争い
8位には復活!前田穂南が区間3位の力走で10位から8位に押し上げた天満屋が
9位のルートインホテルズに58秒の差をつけている 10位はルートインに2秒差のユニクロ、11位はユニクロに8秒差で三井住友海上、更に5秒差で九電工
九電工から4秒差でエディオンと大混戦だ。
8位と9位の58秒差は大きい、6.795kmしかない6区ではクィーンズエイトはほぼ決定したと言って良い。
9位以下はまた来年、プリンセス駅伝からやり直さなければならない。
六区は森智香子が区間6位で差を広げた積水化学がリベンジ優勝
2位には区間4位の和田有菜の日本郵政が4位からアップ1分25秒差
3位には三強の一角を食い破ってパナソニックが表彰台を獲得
4位は資生堂が1分34秒差で、5位にはダイハツ、6位第一生命
7位天満屋、8位には創部8年目で初のクィーンズエイトの岩谷産業が入った
8位の岩谷産業とエイトを逃した9位三井住友海上は1分13秒の大差であった。
MGC3位で暫定内定選手(今後のレース次第で入れ替わる可能性あり)の10位エディオンの細田あい選手は区間2位で走り終えた。
このレースを見て1万メートルのランキングは互いに差が無い、新谷仁美、廣中璃梨佳、五島莉乃の3人だと思った。
新谷は10kmの駅伝ロードで廣中に1秒差で勝ち、五島には1秒差で負けた
廣中と五島の直接対決が見たい。