神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

美智子の失業 2

2025年04月02日 21時24分43秒 | 美智子の失業
 私は美智子に同情して自分の店で雇用したのだ、なんとお節介で心優しい男だろうと自己満足している
だが本心は、美智子を自分の懐の中に得た満足感で高揚していた
ところが世の中はところてんの筒のようなもので、一方から入ってくれば、一方からは押し出されてしまうのが常なり。

 私の店は「太陽スーパー」と言うのだが、これまではずっと安定した経営を続けていた
ところが駅前に5つの隣県に展開する大手スーパーチェーンが開店、さらに隣町にはアメリカ方式の激安食料量販店が開店
太陽スーパーの70%程度の価格、肉などは半値近い日もあって、我が店の毎週土曜一割引きセールなどではとても追いつけない
いまや太陽どころか斜陽スーパーになりかけている。

 そんなわけで、この数か月は5人の従業員に対して「こんな売り上げでは半年ごとに一人ずつやめてもらわなければ店は倒産する」などと言い続けてきたのだった
それなのに、ここにきて従業員を一人採用したものだから古参の従業員は穏やかでない
私には面と向かって言うものはいないが、陰では「私たちには辞めさせるようなことを言って、あんな小娘を入れるなんて一体どういうこと?」
「そんなの決まってるじゃない、いつものスケベの病気が再発したんだよ」
なんて言っているのは顔を見ればわかる、というより自分自身がそのように思っているのだ。

 従業員がそのようにいうのも無理はない、この店には50歳以下の従業員は店長にしている45歳の男が一人いるだけで、あとの4人の女子従業員は50から65歳なのだ
まずいことに従業員におべんちゃらを使うこともあって、その時には「若いもんなんか世間知らずで役に立たない、やっぱり皆さんのようなベテランが店のために必要なんだよ」などと言っているものだから、すっかり見透かされて
美智子を雇ったことは言行不一致で非常にまずいのだった
そもそも若い女性は私のスーパーに勤めようなんて思わない、駅前のチェーンスーパーか美容院にでも務めるだろう。

 そんな心配をしているうちに一週間後に美智子は辞めてしまった
古参の従業員のパッシングに負けたのだろうか、それとも太陽スーパーの経営理念ももたない経営にあきれてしまったのだろうか
ともあれ美智子はあっさり辞めてしまった
私は自分の不甲斐なさを思って、おもわず「悔しい!」と叫んだ。









おれボケたかな?(パクリ)

2025年04月02日 09時53分26秒 | どうでもいいこと
  ブログネタがあっという間に消えた
「これは書ける」と思って急いで新規投稿欄を開いたとたんにネタが頭からきれいに跡形もなく消え去った
あまりのあっけなさに唖然として、それをネタに今これを書き出した
最近はブロ友のwadaさんじゃあないが「おれボケたかな」

 私の記事は一小節が浮かんでくると書いてみて、そこから先は指任せの出まかせだ
起承転結もなにもあったもんじゃない、勝手に指がキーボードをたたいていくに任せる
だからしょっちゅう脱線する、思いがけないところにまで進んでいく
散歩道の風景が第三次世界大戦にまで発展することもしばし。

 さっき思いついたネタ、これを書いている間に思い出すかと思ったが、とても思い出しそうもない
あの記事は永遠に消え去ってしまうのかと思うと少し寂しくもある
だが、こんなことはしょっちゅうだ
思いついて部屋に取りに行ったのに、部屋に入ると何を取りに来たか忘れるのはしょっちゅう
仕方ないから、またもとへ戻る、そしてやりかけていたことをやり直すと、そこで不便なことが出てきた(ああ、これが欲しかったんだ)というわけ
昨日は、出かけようとして三回も車と家を往復した、最後には100mほど走ってから財布が入ったカバンを忘れてきたことに気づいてまた戻る羽目に
一番情けないのは車に乗ってから、履いているのが靴ではなくサンダルであることに気づいたとき、これは相当ヤバい
だからたまにスーパーの駐車場で(まさかパジャマのまま出てきていないだろうな)と服装を確認することがある
サザエさん現象、これまじヤバいです。

 

ニルソンNilsson/うわさの男Everybody's Talkin' (1969年)









美智子の失業 1

2025年04月01日 21時39分09秒 | 美智子の失業
 美智子が失業した。

 美智子の会社の社長の大岩は、とかくの黒い噂がある男で賭け事や相場に興味を持ち様々な投資会社に入れ込んでいるらしい
その負債総額はゆうに一億円を超えているという世間の噂だ
ようするに彼は今、頭が狂っているのだ。

 けれども大岩の会社は、この地方では屈指の優良企業で独占企業であるから毎年二割五分という株主配当を配っている
とはいえ社員二十名の地方会社でしかない、配当も資本金は一千万だから二百五十万円でしかないが、この会社の株主はすべて一族親類なのだ、その中で大岩はワンマン社長であり持ち株も四十%で親戚一番だから皆、配当さえもらえれば何も言わない
株主総会だって名前だけで、取締役の連中は経営に関心は無く、ろくに決算書も見ないで認めの判を押す
「決算書は置いていけ」と言う大岩の一喝でみな従うのだった
そんな大岩社長から、理由も知らされず美智子は突然解雇されてしまった
若い美智子は、突然の不幸に泣きじゃくっている。

 私と美智子の関係はと言うと、実は無関係なのだ
ただ私が経営しているスーパーは、大岩の会社と取引関係にある
年間で三千万くらいの取引額だから、大岩の会社の売り上げの1%くらいだ
取引先とすれば上位20位以内には入るだろう
そんな関係で事務員であった美智子とは大岩の会社で結構親しく話すこともよくある。

 実はそれだけではない、私はどうしてなのか美智子のことが好きなのだ
年齢は十五歳くらい美智子の方が若いけれど、なんなんだろう何かが合うのだ
その何かが何なのかわからない
ただ美智子も私に好意を持っているのがわかる気がする、それも普通の好意ではない、恋愛感情とも違う
そんなわけで、私は美智子が可哀そうで(ここで男にならなければ男じゃない)と思って、私のスーパーで美智子を雇うことにした
美智子も知らぬ職場より良いと言って話はすぐに決まった、これで美智子の仕事の心配はとりあえず無くなった。


*昭和59年に書いておいたこれが出てきたので、一部修正して掲載





カタログの品と大地震

2025年04月01日 10時12分12秒 | ニュースネタ
 最近身近な知人の葬式が続いた
普通の知人友人関係の香典は1万円が当地の基準であるが、親戚だと3万円以上
知人友人の場合、香典返しは海苔とかお茶が一般的で、親戚だとおときも付き、引き出物もつく
引き出物はカタログが多い、最近もカタログが二冊溜まって、期限切れが近づいたから申し込むことにした
やはり目が行くのは秋田こまちや、新潟コシヒカリ、米の高騰でどうなんだろうと思ったが、まずは申し込んでみた。

 案の定、「米は発送中止となっています、別の商品をお願いします」と二社とも言ってきた
あっという間に米は2倍に値上がりしたし、不足気味でもあるから在庫があるわけない、無理押しせずに災害用に中国製のヘッドランプと音楽のヘッドホンを注文した
偶然だが、どちらも頭につけて使用するヘッド機械だったことに気づいて苦笑した
最近は南海トラフ地震の脅威を新聞やテレビで目にすることが多くなった
予想通りの被害だと日本のGDPの半分にもなる被害額が想定され、20万人をはるかに超える死者などと煽る
四国全域から九州南部、紀伊半島、東海地方、信州中部まで震度6.、7.8に近い強震だそうだ
北陸でも震度4になるという、こんなのが起きたら日ごろの準備などと言われても、津波の時の逃げ道と当座の現金をもって逃げるくらいしか思いつかない
まして夜の夜中ならひたすら逃げるだけだ
と言うわけでヘッドランプをもらう気になったのだった。



ある晴れた朝突然に(口笛ソロ)  モーリス・ルクレール楽団



日本人投手が5人登板

2025年03月31日 22時05分14秒 | 野球
 この3日間で佐々木、前田、菅野、山本、今永が登板した
1失点勝利の今永以外は、みな同様に2失点で勝利も敗戦もつかなかったのが面白い
出来を比較すれば、7回投げて勝った今永は文句なし、佐々木は東京デビュー同様に安定感がなく、四死球4の乱調ぶりは藤波級で信頼感が一気に失われつつある
初回41球、2回途中で70球を越えて降板になった、見ていたファンさえもだれてしまう長いイニングになった
2死3-2から四球、それでまたリセットでやり直し、ファンは剛速球の三振ショーを見たかったのに150㎞中盤の平凡なフォーシームでは面白くない
ロバーツ監督は次回登板も明言したが、次回も同じだったら「仏の顔も三度まで」はアメリカでも同じだろうか?。

 前田は故障明けの久々救援登板、大谷と対戦となったが四球でバッティングは見られなかった
初球を簡単にホームランされて「あらら」となった、結局2失点だったが、2インニング目は完璧な投球だった、今回は評価は?
菅野は指のアクシデントで降板、初登板だったが期待したファンはがっくりだろう、まだ一戦目だからこちらも何とも言えない
特別悪いわけでもない
山本はソロホームラン2本で2失点だったが、責任回5回を投げて10奪三振と自己最多を記録した、今年も行ける感じがする。

 佐々木を見て思うのは全く自信がなく、ひ弱に見えるところだ
投手の多くは「お山の大将」的なのが多い、ふてぶてしい顔つき、打者に観客にも動じない
主審も相手投手には甘く、佐々木には厳しかったように見えた
それは佐々木も感じていたのか表情に現れた、そうなると審判はますます佐々木に厳しくなる
投手はポーカーフェースでなければだめだ、佐々木は常に不安な表情をしていた、ドジャースの各投手の表情を学ぶべきだ
トライネン、バンダ、ベシアなどいずれも無表情で淡々と投げている
山本も表情を変えない
佐々木は高校時代に監督が甲子園出場をかけた決勝に、佐々木を投げさせないで敗れた
監督には佐々木の体や神経がひ弱に見えたのだろう、今後日本球界の宝となる逸材を自分が壊して責任を問われてはたまらないと思ったかもしれない
ガラスの王子だった佐々木は、ロッテでもメジャー確実の佐々木を酷使できなかった、ましてや1試合半連続で完全試合をやってのけた投手だ。

 佐々木はどうしても線が細く見えてしまう、こころも折れそうに見える
もっと経験を積んで実績を上げるしかない、実績が自信につながる
問題はそこまでたどり着けるかだ、本当は日本でもう2年くらい実績を積んでからにすればよいと思ったが
このまま潰れてしまうのか、乗り切るのか? それは本人次第だ。