27日は久しぶりに午前から晴れ間が出て温かくなった。
昨日の昼はスパゲッティを作って食べ、その前の昼はラーメンを作って食べ、今日は鍋焼きうどんか、カツ定食か?
たまには外で食べたい気分になった、もう外食は2か月くらいやっていないので散歩も兼ねて外で食べようと思った。
外と言うと、やっぱりラーメンを食べてくなってしまうんだよな
食べる回数は三分の一くらいに減ったけど、やっぱりラーメンはうまい
市内のラーメン店は以前の半分以下になった、そのかわり今風の脂こってりラーメン店が増えて来た。
私のお気に入りは「野菜坦々麺」辛いのが好みだ、そこへ行ってみようか
ところが駐車場は満杯、もう一軒の人気店も同じく並ばないとダメ
いくらうまくても並んでまで食べようとは思わない頑固者だから、結局同級生の食堂に三か月ぶりくらいで行ってみた
駐車場には車が一台止まっているだけ、ガラガラだ、余裕だけど逆に何かあるのかな?という危惧が
それでも勇気を振り絞って入ったら、店内にはお客さんが5人くらいいた
同級生マスターが高校野球を見ていた、「おっす!」と言って入って行ったら「おっ!」
「どうだい体の調子は」と聞いたら、3か月前に入院していたマスターは「だめだ、ガタガタ お前は何か薬飲んでるか?」
「薬って?」「血圧とか」
「ああ、そう言うのはぜんぜん必要ない」「いいなあ、おまえは元気でいいなあ」
とりあえず味噌ラーメン注文、フロントのお姉ちゃんも「ずいぶん来て無かったですよねえ」「うん・・・・・」何も言えない。
マスターもすっかり元気がなくなって少し老いてきた感じ、今までのあくの強さが影を潜めた
今は調理のメインになった韓国系中国人シェフも顔を見せて「久しぶりね」
「ああ久しぶり、行って来たんだって?」「ええ、韓国だけだったけどね、二週間だけ」
「二か月くらい行ってきなよ、マスターを仕事させないとボケちゃうよ」
「そうですね、でも来月いよいよ、お兄ちゃんが帰ってくるから」
マスターの息子は県内では有名な回転ずしチェーンの長をやっていたらしいが、一人暮らしになったマスターを心配して退職して戻ってくるようだ
「息子が帰ってきたら安心してあっちへ行かないように気いつけろよ」
「ふふ だいじょぶだよ」
去年の初めころまでは私も、卵とじうどん+中華丼くらい食べていたが、今は味噌ラーメン(並)で充分になった。
店を出たら、あまりに良い天気なので車を駐車場に置いたまま散歩することに
車が来ない長い直線の住宅街を歩いた、まっすぐな道を歩くのは楽しい
やがて川の土手について、土手を歩いて新幹線の側道を逆方向に戻った
大通りに出て少し行ったら、路地の奥に広告・製本会社の支店長の姿が見えた
寄り道して近づいていったら、ブライダル・マッチングの仕事をしている女史もいて「こんにちは」と挨拶してくれた
起業する時に、私の所に相談に来た初々しい彼女も、今はふてぶてしい市会議員一期目だ、全体の三位当選だから立派なものだ。
でもマッチングの仕事は今の時代少なくなっただろうな。
支店長に引きずられて事務所でコーヒーを呼ばれた、ロールケーキも出してくれた。
この事務所に来たのも半年ぶりくらいかな、いろいろ積もる話があった
「今、なんの仕事してるんですか?」と聞くから、「何もしてないよ」
「ええ・・! 何かすればいいのに」「いやいや、楽を覚えたらもう駄目だね」
「体なまってボケますよ」「だからこうして出てくるんだよ、今更仕事はしたくないね、日夜働いて大金もらうより、貧しくても自由にやれる方がいいね
両方やって見て、絶対楽できる方がいいと思ったよ」
「はあ~、それもそうかも」
30分くらい暇をつぶして、家に帰って来た。