何かで、この本がとても人気があると知り、借りてみました。
ワタシはてっきりホラーミステリーものかと思っていたのですが、
なんと、ファンタジーでした(驚)。
いわゆる、普通の女子高生がタイムスリップ(?)してしまい、未知の世界で暮らさなければならない、冒険ものでした。
なんせ、登場してくる場所や人の名前が、全て架空の命名のもとに成り立っているので、読み進めるにも
「で? これって誰だっけ??」とか、
「この名称って、どういう関係だったけか??」とか、
いちいち気になっちゃって…(苛)
でも、確認しないことにゃぁ、物語自体がちんぷんかんぷんになってしまうし…(苛々)
そんなわけで、もぅ途中からは疲れちゃって、惰性で読んでいました…(汗)。
こーゆー空想の世界のストーリーを楽しむには、
もぅ、完全にその世界に浸らないとダメですね…。
あいにく、ワタシは、そーゆー器用な技を持ち合わせていないので、
客観的にしか見られず、イマイチでした。
でも、半ネズミ人間の 楽俊とのエピソードまで
(なんだ…、ほとんど全部じゃん! あれれ…?!)
は、そこそこ楽しめました。
楽俊があまりにも 優しくていい人キャラだったので、
楽俊に出会うまでは、主人公(陽子)が次々と逆境に立たされる展開だったので、
こういう部分は、読んでいて楽しかったです。
こちらの作品は、十二国シリーズなる シリーズ化しているとのことで、その人気ぶりが伺えます。
お好きな方は、きっとハマるんでしょうね。