こちらの作品、すごい話題になった本だったんですね。
ほら ほら ↓
記事は、こちら。
でもって、ワタシもこの作品を知ったのが、新聞の書評 でした。
タイトルで検索すると、上記の他にも、インタビューや 特集記事が出るわ 出るわ…
なにしろ、太宰治賞ばかりか、三島由紀夫賞との ダブル受賞なんて (驚)!
ごいすーー。
ほほーーーぅ。
太宰先生や三島先生は、このような芥川賞系なのですね…。
好みにもよりますが、ワタシは、山本周五郎賞や江戸川乱歩賞といった、
どちらかと言うと 起承転結がハッキリしている 直木賞系が好みでして ・ ・ ・
(´ε` ;)ウーン…
言ってみれば、芥川賞 = The 文学!
対する 直木賞は、小説's! という感じでしょうか…。
(す、すみません… 偉大な賞を、こんな安直な 一区切りで比喩してしまって…(汗))
ですので、いわゆる「文学」の域で賞賛される こちらの作品、
主役の あみ子は あみ子で まぁ十分、魅力的なんだけど、
このキャラを 文学的に どう表現するか、という観点で読むと、確かに恐ろしく 高レベルの作品なんだろうな、
とは思います。
が、話の展開という意味で言うと、
緩やかに 薄幸調で 進んでいくため、決して おもしろくはない! かな?!
ほんと、本て、好みによって 評価が分かれると思います…。
こーゆー類いの作品をお好みの方というのは、個人的に つくづく尊敬申し上げます。
きっと、ニッポンで言うところの“侘び寂び”を、きちんとご理解される感性をお持ちなんだなぁ~、と。