めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

わたしの彼氏(青山 七恵)

2012-11-07 22:51:18 | 本(普通) あ行の作者

ほぼ同郷なこともあり、ひそかに 青山センセイを応援しております。
ということで 今回は、 こちら

やっぱり、文章がすっきりしていて大変読みやすく、相変わらず“教科書” のようです。
それに、最近の青山作品に対して 思うのは、“ワザ” が効いている…? ような。
それも、随所に。

なんと申したらよいのか、
全体的な関連性を持たせながら、読み手の 冒険心をチョコチョコとくすぐってくるといいますか、
ちょっとした ひねりが効いているようになってきています・・・?!

従来型ですと、まさに“起承転結” の法則に則った きわめてお利口さん的作品! の印象が強かったのですが、
もしや 最近は、変化が生じてします~?!

今回も、鮎太朗が カノジョと別れた しょっぱなから入り、
同級生の 男の友情も きちんと描きつつ、
ここに妖しく絡んでくる 身の回りの3人の姉, 鮎太朗に思いを寄せる同級生女子
など…  (*´エ`*)

ふむふむ。
ま、 好みにもよりますが、
たまたま ワタシは、何というか “すっきり、さっぱり、明快系” のストーリーを こよなく愛するので、
今回のは、イマイチ すっきりしない感が 鼻につくのが否めないよーな気も…。
鮎太朗は ものすごくいい子な反面、ちょっとテンテンと ゆり子姉さんの人間性が ・・・(=ェ=`;)
コメント
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