大好きな貫井先生の こちら を、嬉しさと期待感いっぱいでゲットしました。
が、しかし… ・・・( ̄  ̄;) うーん
例えて言うならば、≪線香花火≫ のような作品でしょうか…。
ひとつひとつの章は、ものすご~く良く出来ているのです。
それぞれに、ある見せ場も凝っていて、どんどん引き込まれます。
ここが、いわゆる≪松葉≫ の部分でしょうか。
あ、
その前段の “おーっと、今回はミステリーだ~♪
貫井ミステリー、すごくo(^^o)(o^^)oワクワク ” とたっぷり期待させる出だしは、
まさに ≪牡丹≫ でしたな…。
なにしろ、読者の心をグッと捉えるワザは、貫井先生ならではの力量ですから。
と、途中は本当に、次々に現れる 仁藤俊実の実態が それはそれは見事に露呈して
読みが止まらないーー という感じでした。
が、残りページが少なくなってくるにつれ、各章毎の“ぼかし”の部分が気になり始め…、
ヾ(--;)ぉぃぉぃ このままスルーしちゃうんでしょうか… ?、 いや、まさか・・・
という、悪い予感が。
と、このあたりは ≪柳≫ でしょうかね。
あらららら…
そして、最終章、カスミ=ショウコの位置づけ、
なぜゆえに ???????
ここまで、さんざんイイ調子来てて、そりゃないよ! 貫井センセイ…
と、これが 散り≪菊≫→ ポットン とな。
( ▽|||)
あらまーー
・・・ ひょっとして、続編があるんですかね… ?!