思わず、“本屋大賞4位” につられて即予約。
しかし、こちらの作品 は、複数の文学賞を受賞されているだけに 予約人数=多! で
やっと順番がまわってきました。
内容は、かねてより愛読の こちらの書評 を読むと、よぉ~くわかるようになっております。
互いの章が関連性を持たせながら、主人公の異なる視点をとおして、「虐待」というテーマ
を背負った5編の短編集です。
苦労知らずで小学校教師になったものの、たちまち学級崩壊に至る お坊ちゃま先生。
育児に疲れて ついついわが子に手を挙げる、若いママさん。
それから、ネグレクトの少年、だいちゃんや、
老いて認知症になった母親と、その母からの虐待を受けながら成長した娘。
そして、ワタシが一番気に入ったのが、
一人暮らしの老女と 障害を抱えるひろやくんとの交流を綴った「こんにちは、さようなら」
という構成でした。
まぁ、確かに お上手とは思いましたが、個人的にあまり好みではなかったでしょうか…
残念ながら・・ (  ̄_ ̄)