めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

夢違(恩田 陸)

2012-01-13 22:29:44 | 本(うーん…) あ行の作者

おめでとうございます! 第146回 直木賞候補作 ノミネート。
いよいよ、候補作の中で “筆頭”? “本命”? でしょうか…。
恩田先生、これで 直木賞候補へのノミネートも かれこれ 4回目 ですか 。。。

そんなわけで、講談社さんによる 紹介ページ( こちら )にも、思いっきり気合いが…。

でも、本当に好みの問題なのですが、
恩田ワールドって、ワタシとしては ちょっと…(汗) でしょうか…。

今回の作品も、内容として、
夢札を引いて夢解析をするとか、 
結衣子の夢に 現世の人々が集団で入り込み、神隠しに遭うとか、
・ ・ ・
ちょっとな~ …という感じ。
読みやすいのだが、あまり読みたい気が起きない… (´-`)

過去の 大好きな 直木賞作品 と比べると、残念ながら 遠く及ばないかなぁ・・ という 感想でしょうか。
正直なところ。

さて、直木賞の発表は 17日(火)ですか。
もぅ、秒読みってトコですな。
結果は、もう出ているんだろーな。 ((o(゛ε゛)o)) ウズウズ
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カンタ(石田 衣良)

2012-01-11 22:01:28 | 本(うーん…) あ行の作者

うーーーーん…  
概ね石田先生の作品は、大好きなのですが・・・
うぅーーーーん…

今回は、途中までは良かったんですよ!
それこそ、幼稚園時代のカンタと耀司の出会い、
対称的な お互いの母親(麗子さんと恵美さん)とのやり取り、
在原家と土井家の結び付き、
プラス 姫菜。

と、子ども達の成長を純粋に追いかけていたあたりまでは、とっても良かった。
だって、布団の中で 睡魔が訪れるまでの ほんのツナギで読み始めたら、
読書欲の方が勝っちゃいましたもん。
↑の辺りまでは… (汗)

ちなみに、こちらの紹介サイトが、こちら にございました。

そ、… そうなんです…。
なんだか、やがて(後半半分くらい)、大人になった カンタ&耀司&姫菜の3人組が、
ビジネス界に進出する展開を たどるのですが、
これがねぇ・・・ (疑)

うーーーーん …
はたして、本1冊にまとめあげる根拠と意味を成しているのかっていうと… (汗)
よぅ わからんのですよ。

やはり、恵美さんとの別れあたりの美談で、留めてもらいたかった…。
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【映画】 リアル・スティール

2012-01-08 22:40:18 | その他(雑感)

今日は、ダンナの誕生日だったため、観て来ましたとも。
(我が家にとっては、世にも珍しい 奥さまのスポンサーにて♪)
んで、今回観たのは、 こちら ですが ・ ・ ・ (汗) ・ ・ ・

なぜか、ワタクシ、
ZZZzzzzzz (u_u=)クゥゥゥ。o◯ zzzzzzZZZ・・・  ←(爆)
状態に陥ってしまい…(汗)
目覚めたら、 アトム VS ゼウス の戦いの場面だったんです・・ 既に…。

なので、登場人物の関係については、ちんぷんかんぷん ┐('д')┌

どうやら、あの 鼻が上向きの子役が 名演技中…??
と、寝ぼけ頭で想いながら、ふと気付くと、
隣の犬(= 夫) は、泣いてるし 。 。 。
そーこーしているうちに、あっという間に盛り上がって完結してしまいました (驚)。

あわわわわ…
こんなに爆睡したのって、あれ 以来です…  たはーー(汗)。

その後、ディナーをしながら(← 奥さまがスポンサー <( ̄^ ̄)>エヘン )← 極めて稀なケースなので 強調。
トクトクと ダンナから 当該作品の解説をしてもらったのでした…。
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いねむり先生(伊集院 静)

2012-01-07 22:01:06 | 本(うーん…) あ行の作者

タイトルからして、てっきり創作の物語で 学園ものだと思っていました。
しかし、読み始めて程なく、これが大いなる勘違いだったことに気付かされます ・・・。

しかも、(もしや、自叙伝? …てことは、センセイって 一体誰なんだろう…??)
と思いながら読み進めると、  『朝だ!徹夜だ!』
で、出たーーーーぁ!
なんだ なーんだ~
阿佐田哲也センセイだったのですね。

と言っても、ワタシは、阿佐田哲也 = 色川武大 センセイ の作品を読んだことがありません…。
ということで、詳しくは こちらこちら をどうぞ。
ややや…  扱われ方が、代々的 (驚)。
こちら にも、伊集院先生 自らご登場されてます。

そっか~~
やはり、サブロー(= 伊集院先生)は、かつて奥様(夏目雅子さん)を亡くされた時に、
絶望のあまりギャンブルと酒にのめり込んだというのは、事実だったのですね。

そんな時に、出会った いねむり先生とお付き合いを重ねるうちに、精神的に癒され、徐々に本来の健康を取り戻されたのですね。
なーるほど。
いわば、この作品は 自叙伝だったのですね。

ワタクシ、てっきり 「先生」= 教育現場の創作ストーリーかと、勝手に想像しておりましたもので…
ちょ、 ちょっと…(汗)
ギャップが ・・・
(ひぇ~、 スミマセンです!)
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土井徹先生の診療事件簿 (五十嵐 貴久)

2012-01-05 21:52:31 | 本(普通) あ行の作者

にゃはは…
またまた、このパターンですか…。
こちら とか こちら の いわゆる “本職(警察関係者)と素人さんとのタッグ” で事件解決に繋げるパターンですね…。

今回のは、東大を卒業した キャリア警察官の令子さん(← 動物好き)と
動物の話や心がわかる 獣医の土井先生のコンビということで、
短編仕立て = 1件/1話解決のミステリー の中に、動物の特性が盛り込まれています。
ワタシとしては、なかなか面白かったけどな~~。
(少なくとも、前述の 『謎解き…』や『先生と…』 よりも 数段よかった!)

今回、最後の話の終わり方からすると、これは まだまだ続きそうです。
なにしろ、殉職した英雄の警察官だった 令子サンのお父さん
の、後輩でもあり 同じように みんなから愛される素晴らしい交番のお巡りさんが 殺されてしまう

というところで終わり、令子サンが、警察官として本領に目覚め 立ち上がる…?
という結びだったので 。 。

Amazonさんのレビューは、あまり良くないよーですが、
少なくとも こっち (同じく、五十嵐作品)よりは、全然おもしろいです。
次が出たら、また読んでみよーっと ♪




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【映画】 ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル

2012-01-03 23:06:03 | その他(雑感)

観てきましただ~~。
さすが、興業成績ランキング 現在 第1位!
ワタシ達の行った映画館でも、最も席数の多い部屋でしたな。

詳しくは、こちら をどうぞ。

ちなみに、
感想はと申しますと、 。 。 。
うーーーーん…

ワタシは、途中、見事に… (汗) 
(*_ _)zzZ…  (*_ _)zzZ…  (*_ _)zzZ…

ははは…
なにしろ、映画館が ポカポカ暖かくて、うってつけの環境だったもので…。
ほほほほほ。
この年末年始の ぐーたら生活習慣が・・、 透けて見えるようです… (;´▽`A

でも、ダンナも 職場の人の高評価に期待を馳せていた分、がっかり感は 大きかったようで…。

上映時間の長さを、真っ向から 「長いっ!」と感じてしまった、
というところが、ストレートな感想でしょうか…。

さて、いよいよ明日は 2012年の仕事初め。
みなさん、お互いにファイトです (≧∀≦)/ Oh!
コメント (3)
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困ってるひと(大野 更紗)

2012-01-02 23:36:33 | 本(よかった!) あ行の作者

いんや~

明けましてオメデトウございまする 
≦(._.)≧

歳のせいか、(こうして、新年を祝えることは、本当にシアワセだなぁ~~) と、
毎年思うようになった ここ数年来…。
本当にありがたいことだと 神様に感謝しつつ、 どうか本年も ひとつ穏やかに お願いいたします。
( ー人ー)|||~~~ ナムナム

さて、
(2012年の幕明けに書き込むのは、どの本しよう~♪)と、気合いを入れて吟味した結果、
こちら を選びました!
なんせ、予約待ち人数がすごくて、やっとこワタシの番が来ました(涙)…。

まさに年明けに ふさわしい◎ (祝)
なんてったって、去年の幕明けに書き込んだ本 が、2011年の “My Best☆” に輝いたんですからね~。
ふっふっふ…。

とゆーことで、
ほんと、 すごい(更紗ちゃんの文章作成力+構成力+テンポ)テクニックを もってして、
我が家の最寄り駅 → U野 → N本橋 → K西 の 約1時間40分、座れずに立ちんぼだったけど、
全然 苦にならないほど、引き込まれてしまいましたもん。
いやーーー
すごいです。 更紗ちゃん!

ちなみに、読み終わった後、検索したら、
ななな、 ナント! こっち に 全話載ってた… (驚)
でも、本の挿絵が 内容と実にマッチしてて、見る価値アリ(とってもカワイイし。)! なので、書籍の方をお薦めいたします。

前半部分の発病~診断が付かない 病院ジプシーは、検査の痛みと 不安との戦いで、それはそれは壮絶な内容なのですが、
更紗チャンのユーモア交じりの巧みな文章力に、どんどん引き込まれてしまいます。

そして、ようやく診断が付き オアシス(= 大学病院)への居住(!)、
信頼するドクターはじめ病院スタッフとの出会い、
壮絶な治療の過程と 周りの人達の支え…
といった中盤部分においては、入院によって新たに立ちはだかる壁(高額医療費や身体障害者手帳の申請に係る手間などなど)
に対する問題提起が 赤裸々に綴られていて、深く考えさせられます…。

しかし、最後に待っていたのは、更なる深刻で辛い現実
→ それでも生きたい! という更紗ちゃんの真意+決意+前進 。 。 。
という構成 で締めくくられていますが… (続)。

いやーーーーー
とても耳が痛いシーンも出てきました。
そ~ですよね…。
かつて、ワタシも担当だった時、身障手帳の2級と1級の 甚だしい恩恵の差に 唖然としたり、
級の判定の目安に、正直、違和感を感じていましたもの。

うーーーん…
この本は、ぜひ、小○山厚労大臣に ご一読いただきたい!ですな。
(`ハ´)σ タバコ税とか何とか言う前に、もっと目の前のすべき事に心血を注いでくださいな (憤)。

他にも、離れていく友人や 主治医への決定的な不信感+失望…
など、(更紗ちゃん、きっと これを書くのに勇気が要りましたね…)と思うような、
でも、目をそらしてはいけない現実の厳しさとも 向き合って書いていて
読み手の心に深く突き刺さりました…。

他にも まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、(それだけ、この本に書かれている事に考えさせられた。)
キリがないので、更紗ちゃんのご健勝をお祈りしつつ、そろそろこの辺で…。(汗)

最後に、更紗ちゃんの “自立” として大きな証しになった この本誕生の由来なり。
更紗ちゃんがあとがきに書いていますが、病室から 「何か書いてみたい。」とメールを送ったところ、探検に来てくれた プロデューサーの 高野さん との出会いが、刊行のきっかけだったとか。

すごい!
更紗ちゃん、 アナタは ちゃーーんと前進しているよ!
(でも、あんまり無理なさらないでね…。)
以上

いや~    ポリポリ (・・ *)ゞ
年明け早々、こんな 長文&乱文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
それでは、みなさまにとって 素敵な1年になりますように。 (祈)

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