めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?(亀田 潤一郎)

2012-11-11 00:24:38 | 本(普通) か・さ行の作者

すごい  o(*'o'*)o
ワタシが借りたのでさえ、第17刷でした(驚)。 期間にして、半年で。
ワタシもゲットするまでに 半年以上かかってしまった、超話題作の こちら です。

なぁるほど、
長財布 = お札を傷つけないで収納できる。
  ↓
お金をいたわり大事に扱う。
  ↓
そのような気配りをする人は、浪費もしないが ケチではない。
  ↓
身に着ける財布の値段×200倍=将来の年収額に相当。
以上のような事柄の根拠が、大変わかりやすく書かれている内容です。

じ、じゃぁ・・・
例えば、どこかのネットショッピング好き = 楽○市場のリアルタイムランキング好き
な主婦が、たまたまこの本のタイトルだけ知って、
たまたまリアルタイムランキングで、上位に付けていた 1,000円ぽっきりの長財布を
買ったとしよう。
そうすると、亀田センセイの理論によれば、1,000×200倍= ・・・Σ(|||▽||| )
将来的な年収は、… に、にじゅうまん!円ってこと… ?

あわわわわわ…
く、 食っていけません・・・ 我が家… ( ̄[] ̄;)!ホエー!!

それに、二つ折り財布だったら、愛用通勤バッグの内ポケットに入って 実に使い勝手よろし◎のところ、
長財布→ 入らず、 かと言って バッグ in バッグの中も入らないし…(困)
でも、さすがにゴロンとバッグにそのまま突っ込んで、底の方から手探りで取り出すのもなーーー
σ( ̄ヘ ̄)う~む…

これが、いわゆる亀田センセイのお説きになっている
「“安いから買う”のをやめて“欲しいから買う”」 ってこと ?
/(=ω=。)\あちゃ~!!
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微笑む人(貫井 徳郎)

2012-11-09 22:52:36 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

大好きな貫井先生の こちら を、嬉しさと期待感いっぱいでゲットしました。

が、しかし… ・・・( ̄  ̄;) うーん
例えて言うならば、≪線香花火≫ のような作品でしょうか…。

ひとつひとつの章は、ものすご~く良く出来ているのです。
それぞれに、ある見せ場も凝っていて、どんどん引き込まれます。
ここが、いわゆる≪松葉≫ の部分でしょうか。

あ、
その前段の “おーっと、今回はミステリーだ~♪
貫井ミステリー、すごくo(^^o)(o^^)oワクワク ” とたっぷり期待させる出だしは、
まさに ≪牡丹≫ でしたな…。

なにしろ、読者の心をグッと捉えるワザは、貫井先生ならではの力量ですから。

と、途中は本当に、次々に現れる 仁藤俊実の実態が それはそれは見事に露呈して
読みが止まらないーー という感じでした。
が、残りページが少なくなってくるにつれ、各章毎の“ぼかし”の部分が気になり始め…、
ヾ(--;)ぉぃぉぃ このままスルーしちゃうんでしょうか… ?、 いや、まさか・・・
という、悪い予感が。
と、このあたりは ≪柳≫ でしょうかね。
あらららら…

そして、最終章、カスミ=ショウコの位置づけ、
なぜゆえに ???????
ここまで、さんざんイイ調子来てて、そりゃないよ! 貫井センセイ…
と、これが 散り≪菊≫→ ポットン とな。
( ▽|||)

あらまーー
・・・ ひょっとして、続編があるんですかね… ?!
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わたしの彼氏(青山 七恵)

2012-11-07 22:51:18 | 本(普通) あ行の作者

ほぼ同郷なこともあり、ひそかに 青山センセイを応援しております。
ということで 今回は、 こちら

やっぱり、文章がすっきりしていて大変読みやすく、相変わらず“教科書” のようです。
それに、最近の青山作品に対して 思うのは、“ワザ” が効いている…? ような。
それも、随所に。

なんと申したらよいのか、
全体的な関連性を持たせながら、読み手の 冒険心をチョコチョコとくすぐってくるといいますか、
ちょっとした ひねりが効いているようになってきています・・・?!

従来型ですと、まさに“起承転結” の法則に則った きわめてお利口さん的作品! の印象が強かったのですが、
もしや 最近は、変化が生じてします~?!

今回も、鮎太朗が カノジョと別れた しょっぱなから入り、
同級生の 男の友情も きちんと描きつつ、
ここに妖しく絡んでくる 身の回りの3人の姉, 鮎太朗に思いを寄せる同級生女子
など…  (*´エ`*)

ふむふむ。
ま、 好みにもよりますが、
たまたま ワタシは、何というか “すっきり、さっぱり、明快系” のストーリーを こよなく愛するので、
今回のは、イマイチ すっきりしない感が 鼻につくのが否めないよーな気も…。
鮎太朗は ものすごくいい子な反面、ちょっとテンテンと ゆり子姉さんの人間性が ・・・(=ェ=`;)
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あかりの湖畔(青山 七恵)

2012-11-05 22:12:29 | 本(まあまあ) あ行の作者
そーーでした、 そうでした。
これ って、我が家愛読の読売に連載されていた…? んでした。
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
いや~ ・・・
現在連載中の「タミー」は、知っていたんですが・・・。
(た、タイトルだけ…(滝汗)

そんなわけで、書評を こちら や、こちら でも発見。

やたら古風な 表紙にたじろぐものの…
要するに、先祖代々続く 湖畔のカフェを 細々と切り盛りしながら暮らす、
長女の灯子を頭に、悠,花映 の三姉妹の物語でした。
タイトルの「あかり…」は、長女の名前から 取ったのね…。

まぁ、「渡る世間…」っぽい ありがちなホームドラマとでも言いますか、
表紙同様、古風な色彩の ストーリーが進行するので、読んでて “なんだか落ち着く~
∈( ̄o ̄)∋ ホーッ”
という感じです。

そして、改めて 青山センセイのきれいな言葉遣いや、清らかさを感じる 描写は
健在!だと思いました。
結構、好きなんですよね~。

これって、榛名湖がモデルなのかな…?!
青山センセイとは、ほぼ同郷なので、伊香保温泉とか その界隈が思い浮かべながら
読みました。
ロープーウェイがある湖で、下(山の麓)に温泉街… というと、
うん・・・  やっぱり、ほぼ 決まりでしょうか。
あ、
乗ったことはないけど、伊香保自体にも 確かロープウェイがありましたっけか。
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明日の空(貫井 徳郎)

2012-11-03 22:16:44 | 本(普通) た・な・は行の作者

大好きな貫井先生の本、今回は こちら を読みました。

しかし、今回のは、明らかにこれまでの貫井作品とは 違うような・・・?
あれ… ??  あれれれ… ???

サクサクと読み進めながら、一瞬、
(ワタシって、もしや 間違えて児童文学のコーナーから 借りて来ちゃった…??)
と見直したほど。
しかし、舞台は高校~大学という設定からして、やはり ジャンルは、“大人向けの青春小説” のようです。

まぁ、・・・
確かに、そこは 大物作家の貫井作品ですから、
良い人と思われていたヒトが、実は… とか、
1人の男子高校生の秘めた思いが、ここまで1人の少女を守るべく行動を取ることになるとは… とか、
まぁ、それなりに奥深い心情や 関係を伴って、考えさせられたりするようにできています。

うーーーん…
これはこれで、まぁ、爽やか系で良いのですが、
やはり 個人的に、一目も二目も置いていて、他の作家さんとは 一線を超えて
違う思いで 応援している作家さんだけに・・・
今回は、ちょっと… (・´д`・) という感じでしょうか。
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要介護探偵の事件簿(中山 七里)

2012-11-01 23:01:00 | 本(普通) た・な・は行の作者

今回読んだのは、 こちら です。

玄太郎さんの 高齢者離れした 知力と勇気と元気を持ってすれば、
脳出血の後遺症で下半身不随が、なんの障害にもならぬ!(←玄太郎さん風に)
と思えてくるもので・・。

浅見光彦とは だいぶ年齢に大差がありますが、
警察も一目置かざるをえない “名探偵ぶり” は、あっぱれです。

また、今回、最後の話に、あの 岬洋介センセイ が 登場してくるのには、ビックリ!
あらま~
浅見光彦さんに近いのは、岬先生の方でしたね・・。

ということで、岬先生のご登場も相成って、ワタシとしては 最後の「要介護探偵最後の挨拶」
が、いちばん気に入りました。

・・・が…
一体、なに?  なにぃ~???
最後の終わり方は…???
玄太郎さん…?  (´;д;`)
ええええええ…? ま、 まさか・・・?!
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