女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

言い訳は成長の妨げ

2010-12-11 | インポート

 前回からの続き・・・

研修で使用するワークブックの内容や研修で話をすることは、自分自身の反省から得た「教訓」がほとんど。小生意気な女子学生だった自分が現在の自分に至るまでの過程で

「あの時こうしとけばよかったなぁ・・・(なんであんなことしたんやろ???)

「なんであの時、あの人の言うこと聞かへんかったんやろ?⇒聞いておけばもっと早く一人前になれたのに

と思うことが起点。残念ながら私は「気づかなかった」いや「気づけなかった」からいっぱい頭をうち、回り道をした。気づかないよりは、気づいたほうがいい。たとえ、時間がかかってでも気づきさえすれば行動を変えられる。行動が変わればその後の人生の選択肢も増える。

でも、気づいた時には遅いことも多い。

大切なものや大切な人を失ってから、「もっと大切にしておけばよかった」「なんで大切にしなかったんだろう」と反省したり後悔したりしても、それらは戻ってこない。手元にある(いる)うちに大切にしなければ意味がない。

だから、女子学生たちの中に当時の自分と同じような思考や態度が見えたときに伝えたい。

「気ぃつけや!!私みたいに回り道するでぇ!!」

特に

「言い訳は成長の妨げ」

と、言い訳についてくる悪しき行動に対する

「逃げるな(自分から・苦手な人や課題から)」

そして何よりその根底にある「女であることに対する甘え」「ビジネス社会には必要ない」ということ

これらを伝えるのが自分の役割だと思う。

さらに・・・

小生意気だった自分が「周りの人の話しを素直に聞かなかった」理由。

「こんなやつの言うこと、なんで聞かなあかんねん

この素直でない気持ち(=本音)が、表面上聞いている振りをして聞き流すという行動につながっていた。

根拠のない自信?驕り?・・・・。自分の未熟さでありそのことが自分の成長を妨げたのは事実。「素直な気持ちを持つこと」がいかに大切か・・・。

ただ、今の自分にとっては

目の前にいる女子学生に「あんたの言うことなんか聞いてもしゃあないわ」ではなく「この人が言うこと(だから)やってみようという気にさせることが大切。

現在の自分が当時の自分に語りかけた時、当時の自分は現在の自分の話を素直に聞けるのだろうか?

いくつになっても自分磨きも実感する今日この頃

 


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