Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

関西にチョコっとvol.3~オンパレードの国宝・重文

2015-10-15 | 旅のあれこれ

広島ブログ

2日めの朝は、近江八幡の水郷とヴォーリズ建築めぐりをする、というお仲間と別れて、京都に向かいました。
建築好きなのでヴォーリズ設計の建物を観ずに近江八幡を去るのは、心残りでしたが・・・・・それ以上に、私を呼ぶものが京都で待っている。
            
京都国立博物館で始まっ
た特別展「琳派誕生400年記念 京を彩る」琳派400年記念事業の目玉ちゅうの目玉。これを見逃してなるものかっ!!
      

混雑を見越して、早めに着いたつもりが・・・・・見通しが甘かった。
開門30分前には、広い敷地を取り囲む大行列。歩けど歩けど最後尾にたどり着けず。ざっと千人
はいたような。
私の性分なら『あっ、やめた、やめた
』となるところですが・・・・・これほどの琳派展を見るのは、人生に1度きりのチャンスだと思い、じっ~~と待った、待った。よくぞ我慢したもんだ。
おかげでガラスケースにびったり張り付いて、国宝を眺めることが出来ました。

本阿弥 光悦、俵屋 宗達、尾形 光琳、尾形 乾山、酒井 抱一、鈴木 其一と、琳派6大スター勢揃い。
日本史教科書にも載っている『風神・雷神図屏風』は、国宝になっている宗達作品と、それを模写した重文の光琳、抱一の3作品全部が、並べての展示。琳派好きにとっては、卒倒もののゴージャスさ。

      
                 
酒井 抱一「夏秋草図屏風」の色の鮮やかさ、本物のススキよりススキらしい秋草の様子。その風情に、ほぉ~と見入るばかり。この景色、日本人にしか描けない風情では。
「わぁ~、ホンモノが目の前に!!」と感激ひとしおでした。

去年から、この特別展に行きたい、と熱望していたので、その思いが叶った今、当分、美術館に行かなくても良いかな、ぐらいの充足度です。
日本美術の好きな方なら、京都まで足を運んでも、後悔しない内容なので、ぜひ行ってもらいたいなぁ。

もう1周くらいしたいところですが、K子ちゃんと東福寺近くのそば懐石のお店で待ち合わせしているので、博物館を後にしました。アートで胸がいっぱいになっても、お腹は空くのだ。
と、その前に・・・・・小麦星人としては、京都博物館前のハイアットリージェンシーホテルに寄って、パンを購入しました。食べ物に対しては、軸がぶれないオンナです。

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