観劇は、無趣味なワタクシの楽しみのひとつ。
死ぬまでにぜひ見たいと、長年願っていた作品のひとつが「エリザベート」です。
ついに博多座で観劇してきました。ご一緒したのは、佐賀在住のソウルメイトnaoさん。広島と佐賀に住む2人なので、博多座で一緒にお芝居を見るのが、めったに会えない私たちの再会のカタチです。
(公式サイトより)
この作品は、ヨーロッパの王族の破滅を背景に、オーストリア最後の皇后エリーザベトに、黄泉の国の帝王トートーが横恋慕する悲劇的なストーリー。
こういう芝居がかった作品、大好き。大掛かりな舞台装置や衣装で、非現実的な世界にひたるのに最適だもの。
ヨーロッパ一の美貌の皇后と言われたエリーザベトの肖像画を見ると、ふむふむ。なるほど。こりゃ、死神でも恋しちゃうかもね。
お目当ては、黄泉の王トートー閣下役の日本ミュージカル界のプリンス 井上 芳雄です。
彼のことは「なに??知らないとな???井上 芳雄を知らなきゃ、損するよ」くらいの勢いで、おすすめしたいです。
井上 芳雄のトート役、もう最高でした。歌がうまいだけじゃない、彼の歌からは凄味のようなものが伝わってきました。
お顔はベタな和顔なので、金髪カツラが似合っているか・・・というと、アレなんですが(なにがどうアレなのかは語らず)なんだ、なんだ、この声は!!なんだ、なんだ、この歌は!!と、もう井上 芳雄にしびれました。
やっばりナマ音、ナマ声、ナマ踊り、舞台の上での所作すべて、格別です。
舞台からは、感激という魂の息吹きを受け取ることができます。あぁ~今回も面白かった。これだから観劇はやめられません。