博多座で、井上 芳雄主演の「エリザベート」を観劇し、一緒に見た佐賀在住の友達naoさんと、「良かったね、良かったね」と喜び合ってから、予約していたビストロに向かいました。
マンションの1室にある隠れ家的なビストロ。「酒のめ!フレンチbisとろ たかぎ」という女性シェフが1人で切り盛りしているカウンターだけのお店。店名はホントに「酒のめ」って命令形でした。フツウのマンションのフツウの鉄扉の奥に、こんな感じの広い空間。
博多でおいしいもの食べたいな、と思っていらっしゃる方、ここ絶対におすすめです!!
まずは、1カ月以上寝かせた熟成肉を使ったという「呪われたパテ」を頼んでみたら・・・・こんなに分厚いスライスで出てきました。付け合わせのオリーブの実と大きさを比べてみて。ものすご~い肉肉しい。胡椒が半端なくガツンときて、今まで食べたパテドカンパーニュの中で最強。こんなパテなら、むしろ呪われたい。
パクチー嫌いなら卒倒しそうな、ハーブと砂ぎものサラダ。
砂ぎもどっさりだけど、パクチーもどっさり。スパイシーなドレッシングで、さすが「酒のめ!!」と店名につけるだけのことはある。これが、お酒飲まずにいられるかいっ。
この日一番の感激料理。キャベツと燻製豚の蒸し煮 アメリケーヌソース。
アメリケーヌソースとは????→Wikiによると、エビの殻を炒めて作る赤い色素のソースだって。まさに、これぞアメリケーヌソース。甲殻類の甘みとコクが、これでもかっ!!なくらいにあふれ、どれだけエビの殻を使ったのかしら??これほどのうま味は、ちょっと経験したことない。
そして、きのこのブラウンシチューのパイ包み。この帽子みたいなぱりぱりのパイ皮を、スプーンでブシュと突き破るときの楽しさったら。
中に、きのこドサドサ。文句なくおいしいけど、ここの料理は何でも、パンチが効いた印象的な味で、大盛りなので、2人でシェアするには、満腹過ぎる。
あれこれ食べたいものがいっぱいだったけど、新幹線の時間が迫ってきたので、ここらあたりで、博多の夜をあとにしました。
ここ、またゼッタイ行きたい。