結婚して30年以上たって、双方の父親は亡くなり、母親のみ。そしてそれぞれ介護になり、それまで、本当に義理の付き合いのみ。
家が近いと言う事もあって、とまりにも行かないし。
オットははっきり言って、実家の方の法事など、全くかかわろうとはしませんから。(一応出席はしますけどね)
お盆や、お彼岸などは私一人で行っていました。
一応、うちにもオット父Gオさんという、仏さんも出来、Bこさんの介護が始まり、それまで実家母Yこさんの世話は私に丸投げだったのが、そうも行かなくなり、紆余曲折ありながら、なんとか、弟夫婦もウチと協力して行くと言う事に相成りました。
今まで、殆どうちに弟たちが上がることはなく、玄関先だけの挨拶だったのが、最近は皆でお茶を飲む機会も増えて、弟なんぞ、自分のうちのようにふるまうようになりました。
オットとも今まではお正月に話をするぐらいで、ほとんど付き合いが無かったんですが、先日久しぶりに両方の母親、姉弟に姉(私)オットと、話しをする機会がありました。
と、たぶん、Bこさん、弟をほめるつもりだったのだと思いますが、Yこさんに向かって
「いいじゃんね、お宅は、○○さん(弟の事)が何でもやってくれるから。
うちなんて、なああんにもしちゃあくれないよ!
なんにも、しにゃあしんだよ。
ね、よしこさん。なんにもしないよね!」
と、オットとどを指さして叫んだんです(;一_一)
オットとどは、目を白黒しながら、(言っちゃあ、悪いが、先日見た、本物のトドのロンパリの眼付になっとりました)「そんあことはないじゃんね、かあちゃん。」
なんか…ねえ。
それが、謙遜なんだか、本心なんだか、計りしれず、わたくし、即答できませんでしたわ。
「……」
オット「なあ、やってるよなあ。ちゃんと面倒見てるよな。」
よしこ「そうだね、頑張っているよね。やってないって言われると…かわいそうだと思う…け、ど…。(Bこさんはご不満?なのかねえ)」
ついでに、たぶん、私の事も不満なんだろうなあ…、なんて、思っちまった。
というか、もしかしたら、「トドはよくやってくれるが、よしこさんが…」と思っているんかも…しらんなあ。
この日は、たぶん、Bこさんは、実家母Yこさんの手前、しっかりしているところを見せたいのか、
「お茶の入れ方がどうの…」
「弟の脱いだ靴がそろえてやってない」
「お茶のお代わりがどうの…」
「ねえ、ちょっと、お菓子を持って行ってもらうのに、何もないの?」
という具合で、久しぶりに「シュウトメ」根性丸出しで、弟や母親の前で、なんかね、不愉快でしたわ。
まあ、弟が実態を知るにはいい機会ですが。
ついでに、トドにもね。
今日ほどでなくても、お客さんが見えると、こんなですわよ。
それでも、なんて言ったらいいのかな。弟が、久しぶりに「お姉ちゃん」のよしこに対していてくれて、うれしかったです。今まで、ちょっと、まあ、Y子さんの介護をめぐり、闘争まで行かないまでも、敵対まで行かないまでも、ちょっと、いやな弟になっていたので、以前の様な姉弟に戻れたような気がして、うれしかったです。