久しぶりにNPO法人の活動のお話。
オット母Bこさんが亡くなり、自由に出ていける様にはなりましたが、まだまだコロナ対策で、医療系のNPO法人の活動は大変です。
幾ら利益を追求しないとはいえ、全くのボランティア活動ではなく、事業として成り立たないといけない訳ですが、どこの業種もそうだと思いますが、コロナの影響は大きいものがあります。
今、会計の〆の時期に入り、来年度の事業の予定、予算も立てなくてはなりませんが、直接体に密着する事業ゆえ、仕事の依頼先が「感染対策が取れないから」とか「感染が心配なので」とか言って、予約取り消しが相次ぐ事態は防ぎようはなく、収入はないが、支出はあると言う状態。
それに加え、NPOの活動に従事している人は一般の医院、病院、施設に従事している人が休日に活動に参加してくれるので、昨年ほどではないものの、万が一自分が保菌者になる事を避けたいと言う事で、活動自身を辞めてしまう人が相次いでいます。
今年度事業開始の時の説明会には約30名の参加者がありましたが、残念ながら先日の活動報告会には10人余りと約3分の1にまで参加者が減ってしまい、参加したのは各リーダーの人ばかりと言うことになってしまいました。
確かにもう3年、コロナ禍で事業が成り立たないような状態で、もしかしたら近年解散と言う事も考えなくてはならないと言う事態になってきました。
一度抜けてしまった人の穴はなかなか埋まらず、報告会最後にはこの事業の一番の中心になっていた人が、
「長年この活動に携わってきましたが、今日を持ちましてこの活動から退きます。」リーダーにだけ告げて去り、更に次の活動の担い手と期待していた人も誰にも(私には伝えてくれましたが)告げずひっそりと引退となりました。
そのひっそり退く人は「よしこさんがいてくれて、優しく指導して下さったので、ここまで頑張れましたが、別の仕事に就くことになりましたので、そっと引退します。ありがとうございました。」
と他の人には告げずに去ってしまいました。
仕方ないと思いながら、ひとつはほっとしている自分と、これからどうするのかと呆然とする自分がいます。
NPOにするのは無理な事だったんじゃないかと、発足当時から思っていたところもあり、当時は反対する意見は全く歯牙にもかけないと言う強硬なやり方で設立してしまったので、活動の見直しのいい時期なのかもしれません。
自分自身の引き際も含め2023年度は再考の年となりそうです。
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