弓張山地のエビネを探しに行きました。(4月27日)
そろそろ弓張山地のエビネが咲いたのではないかと思い探しに行くことに。
盗掘の心配がありますので弓張山地のどこかとしか紹介しません。
駐車場からすぐにホタルカズラの紫色の花が目に入りました。
この花は、咲いてからの時間で色が変わります。咲き始めは赤紫で、次第にコバルトブルーに変わっていきます。
タニウツギ
コバノガマズミ
ヤマフジはそろそろ咲くかな?
ウマノスズクサ、今年も見ることが出来ました。
いつ見ても変わった色形です。
調べてみると面白い交配をしています。
ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)の花は雌性先熟で、糞や腐肉に似た匂いで小型のハエをおびき寄せ、
花筒の奥の球形の部屋へと誘導する。部屋には柱頭があり、ハエは後戻りができずに、そこに閉じ込められる。
その後、雄しべが花粉を出すと、部屋から脱出できるようになり、花粉を付けたハエは花から出ていく。
自然は~~凄い~~!!
今日のお目当てのエビネ
1箇所目は、まだ蕾でした。後数日で咲きそうです。
2箇所目のものは、咲き出していました。
ここは昨年も見ることが出来た場所で、盗掘に会わず無事に生育しています。
この付近には2箇所あり、全部で13株ほどが密集しています。
種で増えているようです。
植林の中ですので、伐採時が心配です。
今年も無事にエビネを見る事が出来ました。
これからも増えていくことを祈っています。