「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

第一四半期を振り返って

2019年04月01日 | オーディオ談義

今日からいよいよ新年度が始まります。

新しい元号の公表とともに新入生、新社会人、異動による転入者の方々など「新」のもとに一気にフレッシュな感覚に包まれますね。

さて、丁度1年の第一四半期が終わったので、この3か月間の我が家のオーディオを振り返ってみることにしよう。

時系列で上げると散漫になりそうなのでカテゴリーごとに分けてみると、

<SPケーブル>

     

オーディオ仲間に刺激されて長いこと倉庫に眠っていたPADのSPケーブルの復活は実に大きな効果があった。2セット分で計8本となり、すべて端子をバナナプラグに変更してもらったので使いやすくなった。

仲間から「こんなケーブルをなぜ長いこと直し込んでいたんですか?」と訊かれたので「当時はこのケーブルの良さを引き出せるほどシステムが充実していませんでした」と答えた。

道具の評価は周辺環境次第のところがあってなかなか難しい。

<電源ケーブル>

      

同じく倉庫に直し込んでいたPADの電源ケーブル「ドミナス」(4本)も再登場した。それぞれ2台のDAコンバーター、2台のプリアンプに差し込んでいるが効果はSPケーブル以上のものがあったと思い込んでいる(笑)。

<パソコンオーディオの飛躍的な前進>

84Khzが再生できるDAコンバーターの登場は我が家のパソコンオーディオを飛躍的に前進させた。デジタル技術の日進月歩には驚嘆するほかない。

<出力管「SV-300B」>

   

巷では「WE300B」に優るとも劣らない緻密なツクリで音もすこぶるいいという評判なので、「SV300B」(スヴェトラーナ)をオークションで落札したが、ようやくエージングが済み我が家のアンプとの相性も良く魅力全開である。

中高音域の煌びやかさにかけては本家本元の「WE300Bよりも上」というのが正直な感想である。

<AXIOM80を中高音域に使用>

  

前回のブログに記載した通り、ウェストミンスターの中高音域に起用した復刻版の「AXIOM80」(1200ヘルツ~)だが、見事に期待に応えてくれた。 

大概のシステムは3日もするとどうしてもアラが見えてくるのだが、このシステムはそういう気配を微塵も感じさせない。 

これまで20数年にわたってウェストミンスターを弄ってきた。いわば「骨の髄までしゃぶり尽くした」といっても過言ではないが、この音がこれまでのベストである。

重量が100kgを超える大きな箱に裏打ちされた雄大なスケール感に繊細な表現力が加われば「鬼に金棒」で、もろもろの欠点を押しなべて隠してくれるのはありがたい。

いわば箱の大きさは「七難隠す」といったところで、このところジャズの優秀録音を聴きながらその感を深くしている。

ちなみに「(女性の)色の白さは七難隠す」という言葉があるが、その七難とは次のことをさす。

「顔立ちの不味さ」「性格のキツさ」「生活の乱れ」「老いの恐怖」「運の悪さ」「色気のなさ」「みすぼらしさ」

これらの欠点を補って余りあるほどの効果が「肌色の白さ」にあるというわけだが、これらをオーディオに順に当てはめると、

「見てくれやセッティングが拙い」「キンキンして尖った音を出す」「手入れが悪い」「古くて故障しやすい」「オークションでハズレをつかむ」「乾いた音を出す」「貧弱なソフト」

といったところですかね(笑)。
     

 







 

 


 


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